記録ID: 5052536
全員に公開
山滑走
積丹・ニセコ・羊蹄山
ニセコパウダーパーティー(チセヌプリ、ニトヌプリ)
2022年12月29日(木) ~
2023年01月01日(日)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,192m
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
①湯本温泉−チセニトコル−周辺スキー(First Riding, Buf Buf斜面)−チセニトコル−Ⅽ1 いつものルートでチセニトコルまで。滑走サブザ装備に変更しテン場から「First Riding」へ。CTをすると、前日に生じたであろう融解再凍結の層が60cm付近にやはりあった。c900付近から斜度緩め木濃いめのラインで滑り出すも、風の影響を受けているであろう表層の重い雪がガンガン崩れる。小ノール地形で幅4m×走路10mほどの表層15cm程度を雪崩させてしまったのでそこはもう諦め、木を繋いで下りる。隣の「Buf Buf斜面」にいくもc900付近から上の雪はやはり嫌なかんじ。樹林の濃い緩い斜面ならば…と思いCTするも肘10で線。今日はスキーの日じゃないね、とテン場に戻る。幸先の悪い山行初日。 ②Ⅽ1−周辺スキー(Buf Buf斜面)−Ⅽ1=Ⅽ2 晩に20cmほど積もる。昨日の弱層の様子を見に「Buf Buf斜面」へ。右岸寄りのラインでCTするも例の層は観察できない。疑問が残るが、とりあえずそのラインは大丈夫そうなので滑る。登り返し、スロープの中央でもう1度CTするもやはり顕著な弱層は観察できなかった。少々不安だが雪の安定が進んだと考え、そこも滑る。左岸寄りに移動しもう1本。テン場付近のスロープを滑ろうかとコルに戻っていると、「Buf Buf斜面」の「First Riding」際ぎりぎりのところに白抜け発見。ここがなかなかに楽しくて3本滑る。計6本滑り、クタクタになって帰幕。パウダーパーティー、ついに開幕。 ③Ⅽ2−チセヌプリ−周辺スキー(クッチャンサイコー, Buf Buf斜面)−Ⅽ2=Ⅽ3 日程で一番チャンスがありそうなので「チセ南」や「チセ南東」を滑ることを目標にdepa。コルからチセヌプリの麓を回り込み、尾根に取り付く。徐々に風強まり視界もなくなってくる。c1100付近からはbushもなくなり、条件的にギリギリ。とりあえずピークまで達し、ブロック積んで天気回復待ち。でもこんな強風じゃ雪崩リスク高いところは滑れないね、と結局20分程度で退散。シールを剥がし、ニトヌプリに転進。樹林内の「クッチャンサイコー」は積雪安定していた。顕著な沢筋は地形でていて難しそうなので、横の樹林内斜面を2本。脳汁ドパドパ。テン場入りギリギリまで滑りたかったので、「Buf Buf斜面」に移動し、昨日のトレースを使いサクっと一本。ここでも脳汁垂れ流して、15:00帰幕。“森の中の雪は良い”という言葉が身にしみた一日。 ④Ⅽ3−周辺スキー(カリフラワー,クッチャンサイコー)−チセニトコル−湯本温泉下山 昨日チラッと見えた「カリフラワー」をせっかくの機会だから滑ろうという話になり、朝イチで向かう。左岸尾根を登り、c1000付近からクラストしてきたためCTを行うもウィンドスラブが発達しており、滑走断念。風と低温に体力気力を吸い取られ、樹林内まで逃げ帰る。「クッチャンサイコー」は積雪安定していたため、滑る。しかし一同パウダー慣れしすぎたため、上々の雪質でもいつものように興奮してサル化しない。まったく贅沢な境地である。おのおの無欲のスキーをすると、パーティー内にやり切った感が漂う。明日から天気が悪化することもあり、この日中の下山を決定。チセニトコルまで急いでテント回収しに行き、下山。 |
その他周辺情報 | 雪秩父 |
写真
感想
3年かけて身につけた土鍋米炊き技術を存分に発揮できた良い山行だった
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:495人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する