ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5059855
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

由布岳〜恐るべし西峰の岩場〜4年生の冬休みの冒険⑦

2023年01月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:19
距離
7.4km
登り
1,018m
下り
1,011m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
0:52
合計
4:18
9:15
9:15
45
10:00
10:12
3
10:15
10:22
7
10:29
10:31
13
10:44
10:45
5
10:50
10:52
11
11:03
11:06
8
11:14
11:16
11
11:27
11:39
16
11:55
12:04
34
12:38
12:38
10
12:48
12:49
17
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
正面登山口から出発します。
雲がとれるのを待っていたので、今日も出発が遅いです。
2023年01月04日 08:48撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 8:48
正面登山口から出発します。
雲がとれるのを待っていたので、今日も出発が遅いです。
左の飯盛ヶ城も綺麗で、どちらを先にするか迷いながら、下山して振り返る方をとりました。
2023年01月04日 08:50撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 8:50
左の飯盛ヶ城も綺麗で、どちらを先にするか迷いながら、下山して振り返る方をとりました。
しばらくは緩やかな坂道。
2023年01月04日 09:32撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 9:32
しばらくは緩やかな坂道。
樹氷が出てきました。
2023年01月04日 09:56撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 9:56
樹氷が出てきました。
西峰と東峰の分岐であるマタエに到着。
ここまでは難しくありません。
2023年01月04日 10:02撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:02
西峰と東峰の分岐であるマタエに到着。
ここまでは難しくありません。
難関の西峰に挑戦します。
ヘルメットをかぶり、あんパンでパワーをつけていきます。
2023年01月04日 10:13撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
4
1/4 10:13
難関の西峰に挑戦します。
ヘルメットをかぶり、あんパンでパワーをつけていきます。
鎖場をしばらく進み、正面に垂直の壁が現れた。
2023年01月04日 10:17撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:17
鎖場をしばらく進み、正面に垂直の壁が現れた。
凍った岩壁を慎重に進む。
2023年01月04日 10:19撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 10:19
凍った岩壁を慎重に進む。
ここが障子戸と呼ばれる難所か。
落ちたら死ぬ垂直とトラバースの鎖場。
手足が滑ってハッとする。鼓動が高鳴る。
いったん進むのをためらったが、まるを置いて単身先行する。
2023年01月04日 10:25撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:25
ここが障子戸と呼ばれる難所か。
落ちたら死ぬ垂直とトラバースの鎖場。
手足が滑ってハッとする。鼓動が高鳴る。
いったん進むのをためらったが、まるを置いて単身先行する。
緊張しながら登頂。
鎖場以外でも滑ったらそのまま滑落していく箇所もあり。
2023年01月04日 10:30撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:30
緊張しながら登頂。
鎖場以外でも滑ったらそのまま滑落していく箇所もあり。
東峰を見る。
二人とすれ違ったけど、緊張感か顔もこわばっていらした。
2023年01月04日 10:33撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 10:33
東峰を見る。
二人とすれ違ったけど、緊張感か顔もこわばっていらした。
進み方は掴んだ。
まるを呼び、行く意志があるか確認。
行くと。
ならば連れて行ってやろう。
2023年01月04日 10:42撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 10:42
進み方は掴んだ。
まるを呼び、行く意志があるか確認。
行くと。
ならば連れて行ってやろう。
手足の置き方、滑らない方法、滑っても落ちない方法を伝える。
落ち着いて、いつも通りの動きをする。
2023年01月04日 10:50撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:50
手足の置き方、滑らない方法、滑っても落ちない方法を伝える。
落ち着いて、いつも通りの動きをする。
日本二百名山、由布岳登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
やったぞ!
2023年01月04日 10:51撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:51
日本二百名山、由布岳登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
やったぞ!
Σd(°∀°d)オウイエ!
2023年01月04日 10:52撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:52
Σd(°∀°d)オウイエ!
ああ緊張した。
でも下りがある。
マタエに着くまでは気は抜けない。
2023年01月04日 10:53撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:53
ああ緊張した。
でも下りがある。
マタエに着くまでは気は抜けない。
手の水分を拭き、チェーンの脱着を面倒がらないでいく。
2023年01月04日 10:57撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 10:57
手の水分を拭き、チェーンの脱着を面倒がらないでいく。
凍結で滑るとそのまま滑落していく。
助からないだろう。
2023年01月04日 11:01撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:01
凍結で滑るとそのまま滑落していく。
助からないだろう。
この区間も写真を撮っていられる余裕が出てきた。
2023年01月04日 11:04撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:04
この区間も写真を撮っていられる余裕が出てきた。
カバー写真。
一歩一手を確実に。
2023年01月04日 11:07撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:07
カバー写真。
一歩一手を確実に。
有効なホールドが見つからない。
全体重を鎖に預ける。
手が滑ったら切れ落ちた崖に滑落していく。
グローブのグリップと体重のベクトル確認しながら慎重に降りる。
2023年01月04日 11:09撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 11:09
有効なホールドが見つからない。
全体重を鎖に預ける。
手が滑ったら切れ落ちた崖に滑落していく。
グローブのグリップと体重のベクトル確認しながら慎重に降りる。
戻ってきたぞ!
ヤー!
2023年01月04日 11:17撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:17
戻ってきたぞ!
ヤー!
東峰は西峰に比べれば階段のようなもの。
2023年01月04日 11:20撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:20
東峰は西峰に比べれば階段のようなもの。
東峰にも登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
2023年01月04日 11:31撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:31
東峰にも登頂!
Σd(°∀°d)オウイエ!
Σd(°∀°d)オウイエ!
2023年01月04日 11:35撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:35
Σd(°∀°d)オウイエ!
さっきまでいた西峰を振り返る。
稜線はなだらかに見えるけど、
2023年01月04日 11:26撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:26
さっきまでいた西峰を振り返る。
稜線はなだらかに見えるけど、
あそこを抜けて行ったんだね。
2023年01月04日 11:47撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:47
あそこを抜けて行ったんだね。
祖母山系と、
2023年01月04日 11:28撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 11:28
祖母山系と、
くじゅう連山と涌蓋山。
阿蘇山はその向こうで見えない。
2023年01月04日 11:28撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 11:28
くじゅう連山と涌蓋山。
阿蘇山はその向こうで見えない。
明日行く鶴見岳と別府湾。
2023年01月04日 11:33撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
1/4 11:33
明日行く鶴見岳と別府湾。
緊張感が抜けて腹が減ったのであんパンで補給。

さて、下山します。
飯盛ヶ城に寄っていきます。
2023年01月04日 12:25撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 12:25
緊張感が抜けて腹が減ったのであんパンで補給。

さて、下山します。
飯盛ヶ城に寄っていきます。
飯盛ヶ城到着。
2023年01月04日 12:47撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 12:47
飯盛ヶ城到着。
さっき登った由布岳を振り返る。
この時が好きなんですよね。
2023年01月04日 12:48撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 12:48
さっき登った由布岳を振り返る。
この時が好きなんですよね。
山あいを縫うように進むやまなみハイウェイ。
2023年01月04日 12:49撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 12:49
山あいを縫うように進むやまなみハイウェイ。
湯布院の街並み。下山後寄ったら激混みだった。。。
2023年01月04日 12:49撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 12:49
湯布院の街並み。下山後寄ったら激混みだった。。。
2023年01月04日 12:51撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 12:51
麓の草原の道が気持ちいい!
2023年01月04日 12:54撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 12:54
麓の草原の道が気持ちいい!
今日も無事下山。
無事、の意味がいつもより強い登山でした。
草原〜登山道〜ガレ場〜岩場の変化が大きかった。
2023年01月04日 13:10撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 13:10
今日も無事下山。
無事、の意味がいつもより強い登山でした。
草原〜登山道〜ガレ場〜岩場の変化が大きかった。
やまなみハイウェイからの由布岳。
どっしりとかっこいい。
2023年01月04日 13:24撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
1/4 13:24
やまなみハイウェイからの由布岳。
どっしりとかっこいい。
湯布院で昼ごはんと公共浴場に行こうと思ったけど、激混みで超大変。
行こうと思っていた山荘無量塔や亀の井別館の食事処は混みすぎで全然だめ。
何とか見つけた御飯処、昨日も行ったねんりんが空いていた。
ここのとり天は絶品!
2023年01月04日 14:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
2
1/4 14:25
湯布院で昼ごはんと公共浴場に行こうと思ったけど、激混みで超大変。
行こうと思っていた山荘無量塔や亀の井別館の食事処は混みすぎで全然だめ。
何とか見つけた御飯処、昨日も行ったねんりんが空いていた。
ここのとり天は絶品!
穴場の公共温泉に入れて湯布院を後にしました。
2023年01月04日 15:20撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
3
1/4 15:20
穴場の公共温泉に入れて湯布院を後にしました。

感想

今回の冒険で一番の難関とわかっていた由布岳、西峰の岩壁に直面すると、いつもの岩場用グローブが濡れた鎖でツルッといく、チェーンを履いた靴も滑って安定せず、震えた。
しばし進むべきか悩んだ。
鼓動を感じながらも、落ち着いて安全に踏破できる方法を考えて、まずは単身突破した。
怖かったが方法は掴んだ。
まるにも突破はできそうだ。
戻って意志を確認した。
行きたいと。
ならば、連れていってやろう。
手足の置き方、滑らない方法、滑っても落ちない方法を伝えながらサポートする。
落ち着いて、いつも通りの動きをするように。

皇海山の岩場と同じくらいの難易度か、高度感、落ちたら死ぬドキドキ感はこちらの方がヤバいですね。
積雪、凍結していたので危険度が大幅アップだったでしょうか。
もうわかったので、次からは慎重になりながらもサクサク行けそうです。
無事戻って来れてよかった。
今日も最高の登山をありがとうございました。
また行きたいです。

<注意喚起とお願い>
今回は無事行って帰って来れましたが、ここには書いてないことも含めて種々の状況により、進むと判断してのことです。
小学4年生でも突破できた、というキーワードで捉えず、その時々の状況により躊躇せず撤退等ご判断ください。

登り始めは緩やかだったけど、西峰は鎖場が怖かった。
落ちたら絶対死ぬトラバースとか垂直の壁とか、お父さんに行き方を教えてもらったけど、怖かった。
東峰は西峰に比べたら簡単だった。
やまなみハイウェイから見る由布岳もすごく立派だった。
また行って火口を巡りたいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:255人

コメント

山行お疲れ様でした!
そして難関の由布岳登頂おめでとうございます🎉
Σd(°∀°d)オウイエ!
由布岳西峰はその難易度で名高いですが、写真で見てみると本当に恐ろしいポイントですね😅
雪や凍結の影響もありますが、槍の穂先よりも難易度が高そうですね。「有効なホールドが見つからない。全体重を鎖に預ける」の文言だけでゾッとしました😱笑
由布岳の山容はとても立派で、惚れ惚れします?
密かに憧れていた由布岳ですが、お二人のヤマレコを見て行ってみたい!と強く思いました😆
そして飯テロはとり天ですか、美味しくてたんぱく質も取れて最高ですね😁
2023/1/7 16:55
matsushi5657さん
どうとありがとう。
ここは、思ったより難易度は高くて、安全に突破でしるように知恵を出したよ。
ドライでも槍の穂先どころか前穂高岳の岩場より難しいと思うぞ。
一度行ってみるといいよ。
グレーディングDの難しめの印象なので、Cの岩場はサクサク余裕で行けるくらいの技術は欲しいけど。

大分といえばとり天、美味しいぞ!
2023/1/8 22:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 九州・沖縄 [日帰り]
由布岳 正面登り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら