車山肩から霧ヶ峰周回
- GPS
- 04:25
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 385m
- 下り
- 387m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:21
天候 | 快晴後晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から車山を経由して反時計回りに周回したが全て積雪の上を歩いた。雪質は全般に柔らかく、凍っているところはなかった。コースは踏み跡が明瞭でラッセルが必要な箇所はなかった。コース外を歩かない限り、今日の時点ではスノーシューよりもつぼ足やつぼ足に滑り止めが適当に思えた。八島湿原の木道は一部露出していた。木道の踏み抜き要注意。 |
写真
感想
車山肩駐車場には8:34に到着。本当は蓼科山が本命だったが出だしが遅く、すずらん峠に到着した時点では路肩を含めてクルマを駐車するスペースがなく諦めざるを得なかった。転進して上記時間に駐車場に至る。こちらはまだ余裕はあったが、午後にはやはりいっぱいになっていた。好天が予想されたので、どこの山も多くのハイカーがいるようだ。支度を済ませ8:45に行動開始。1分歩いてトイレに寄るも既に行列が。1つしか空いていないので、使いたければ待つしかなかった。結局10分ほど待ってようやく行動開始となった。まず最初は車山を目指す。周囲にハイカーの数は多いが、適当にばらけているので混雑した感じはあまりない。緩い斜面を登る。雪面はよく踏み固められていて、ラッセルは不要。かといって滑り止めを使うほどの急傾斜でもないため、2人ともつぼ足のままで歩く。天気は快晴、しかもほぼ無風。青空の下でのんびり歩く。標高が上がると南アルプスや八ヶ岳が見えてきた。本来行く予定だった蓼科山も視界に入る。快晴なのでどの山もよく見える。標高が上がっても風はほとんどなく、フリースとジャケットを着て歩いていると暑くて仕方ない。今日最初で最後のピークと言ってもいい車山には9:34に到着。ハイカーや、スキー場からリフトで上がってきたと思われる人多数。あちこち歩きつつ写真を撮る。テラスは過去に訪問した時はいずれもガスで展望がなかったが、今日はアルプスの山並みなどがよく見えた。ここで終わりにして帰ってもよいくらいだが、終日好天予報なので先まで足を伸ばす。
車山から下り乗越を過ぎて蝶々深山を目指す。暑いので、このあたりでジャケットを脱いでザックにしまう。また、車山周辺に比べると人の数は少ない。車山同様緩い斜面を上がって10:18に蝶々深山に到着、無人。写真だけで特に休まずに先に進む。物見岩まで至り八島湿原を目指すつもりでいたが、途中の小ピークへ通じるトレースがあり、それに従ってしまう。下り始めてこのトレースでは湿原へ至らないことに気付き引き返す。積雪の有無にかかわらず何度か来ている霧ヶ峰なので気付くことができた。少し時間をロスしたが、まだ日は高いので問題なし。10:48に物見岩到着。相変わらず天気快晴でほぼ無風。マットを敷き座って休む。休憩中は誰も周囲にいなかった。ここまでトレースはしっかりあったものの、やはり車山周辺だけで帰る人が多いのかもしれない。休憩後、八島湿原へ向けて下り始める。相変わらずトレースばっちりでラッセルは要らない。雪質は、トレースは硬いが少し外れればサラサラの粉雪状態。もう少し積雪が増せばスキーに来てみたいところだ。
下り切ると八島湿原の末端に至る。木道の上を歩いているが、木道は雪の下で見えなかった。ここまで降りてくるとハイカーは更に少なくて、周囲はほぼ誰もおらず貸し切り状態だった。花の時期の湿原もいいが、一面の雪原になった湿原もいい。反時計回りに歩くと木道が露出している箇所も出てくる。木道上の雪は踏み固まっているが、それを踏み外すと木道から落ちる。踏み抜きはさすがになかったが、湿原を見ながらぼんやり歩いていると落っこちそうになるので要注意だった。湿原を半分ほど歩いたところにベンチがあったので、そこに座って大休止。天気は少し雲が増えてきたものの晴れていて、しかも風はないので寒さはインナーとフリースのみでも感じなかった。休憩中は例によって周囲に誰もおらず。とても静か。
ベンチで休んだあとは木道歩きの続き。人が全然いないのですれ違いや追い越しもなく、自分達のペースで歩ける。前日の登山の筋肉痛が出てしまい、今日はZさんよりもペースが遅い。木道が終わればあとは車山肩へ向けて緩い登りが待っている。登りに備えてZさんはチェーンスパイクを装着する。自分は特に何も使わない。最後の最後まで良く踏まれたトレースを歩く。そして最後の最後まで天気は良く、特に午後になると日照と照り返しのため暑くて仕方ない。1月上旬と言うよりも、3月下旬くらいの残雪期のハイキングのようだった。Zさんに至っては、夏用の帽子を被って日焼け対策をしていたほどだったし、もし持参していれば、自分も同じことをしたと思う。肩まで登り切れば後は駐車場までわずかな距離。これから出発する人を眺めつつ駐車場には13:04に到着。蓼科山から転進してきた霧ヶ峰だったが、天気も展望も良くて、なかなか楽しいハイキングだった。
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