記録ID: 5082427
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
南アルプス、農鳥岳を大門沢ルートから!
2023年01月07日(土) ~
2023年01月08日(日)
TO_NAKAZAWA
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,244m
コースタイム
天候 | 【1月7日】 晴れ 【1月8日】 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6台程度の駐車スペースあり、5:30に到着しましたが6:30の時点で満車になりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは奈良田バス停と大門沢ゲート手前にあり。 奈良田バス停の登山ポストは登山届用紙と鉛筆があります。 奈良田バス停のトイレは冬季でも使用可能。 ・大門沢ゲート〜大門沢登山道入口 舗装路を30分程度歩く、道は綺麗で快適に歩けます。 ・大門沢登山口〜大古森沢 大きな砂防堤手前に着いたら「登山道」の看板に従い右の斜面にそれます。先にある森山橋を渡り看板に従って進み、新しく作られた立派な橋を通って再度川を渡ります。以前までは河原に降りて渡渉していましたが、現在は河原には降りず橋で渡れるようになりました。 (河原は立ち入り禁止) 水槽脇を抜けてスリリングな吊橋を過ぎた以降は川沿いに登山道を進みます。 大古森沢手前の大岩は休憩にちょうどいい。 ・大古森沢〜峠 ジグザグの急登は足場が悪く転倒に注意が必要です。 ピンクテープが豊富なので道迷いの心配はありません。 ドラム缶広場を抜けて斜面のトラバースを進むとチェックポイントの峠に到着します。 ・峠〜大門沢小屋 峠から先は軽いアップダウンがあり、その先を進むと河原に出ます。 水の流れる登山道はアイスバーンになっているのでスリップ注意! 丸田橋をやり過ごすと大門沢小屋に到着します。テント場の先にある水場は使用可能でした。 ・大門沢小屋〜ガレの上端 大門沢小屋以降はテントスペースが限られます。見つけたテント跡地は3箇所のみ。 雪が深くなってきますがしっかりとしたトレースがついています。 ガレはルートが明瞭で道迷いの心配なし。 ・ガレの上端〜大門沢下降点 ガレの上端から森林限界まではトレースがあり問題なし。雪が深かったりトレースが無いとかなり厳しいルートになりそうです。 森林限界から大門沢下降点までは、トレースがいくつかありましたが、どれも夏道をたどっておらず直登に近いルートになっていました。傾斜がキツく今回のルートで最も慎重な行動が必要でした。 ・大門沢下降点〜農鳥岳 強風で稜線上の雪は吹き飛んでいて夏道が所々見えます。 雪がある区間はトレースが吹き飛んでいるのでルートの見極めは慎重に! 山頂手前の岩稜は起状が激しいのでアイゼンワークに気を使いました。 岩稜帯を抜けた先に農鳥岳があります。 大展望ですが山頂は強風で長時間の滞在は厳しいです! |
その他周辺情報 | 奈良田温泉の受付時間に間に合わず、六郷の里つむぎの湯に行きました。 駐車場あり/400円 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
南アルプス"農鳥岳(3026m)"の登頂に成功しました🏔
農鳥岳は天空の縦走路『白峰三山(北岳/間ノ岳/農鳥岳)』の1つで、厳冬期では初めての登頂になりました🙌
最近は膝の調子が悪く、リハビリを繰り返していましたが、なんとか登り切ることができました。
今回の山行で出会ったのは3組だけと、とても静かな山歩きができました。
稜線上は雪が吹き飛ぶほどの爆風でしたが、晴天のおかげで気持ちの良い山行になりました。
山頂は北岳〜荒川岳まで見渡せ、南アルプスの大展望。
3000m級のアルプスの山々に囲まれると自分の小ささが良く分かります!!
厳しい道のりでしたが、素晴らしい登山となりました。
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大門沢小屋下でお話しさせていただいた3人組です。
レコを拝見して、農鳥までの様子がよくわかり、この時期ピークを踏むのは一筋ならではいかないことを実感しました。
また本当に詳しく記載されているので、歩いたばかりの私も、そうだったなー、と楽しく読ませていただきました。
でもこんな詳しい情報が計画前にあったら、ピークゲットも目論んだかもです😊。
歩いた後に他の方のレコを見るのは楽しいですよね!大門沢ルートは、直近の記録が少ないので上部の状況は実際に行ってみて判断することにしていました!
大門沢冬季小屋は広くてとても快適そうでしたね。今度は小屋も利用しながら白峰三山を縦走してみたいです。
楽しくお話しさせていただきありがとうございました!!
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