伊吹山、エビのしっぽが凄かった
- GPS
- 05:24
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:25
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:44 名古屋 発 ↓ JR東海道本線新快速 7:19 大垣 着 7:25 大垣 発 ↓ JR東海道本線 7:50 近江長岡 着 8:25 近江長岡駅 発 ↓ 湖国バス 370円 8:41 伊吹登山口 着 帰り 14:40 伊吹登山口 発 ↓ 湖国バス 370円 14:54 近江長岡駅 着 15:10 近江長岡 発 ↓ JR東海道本線 15:35 大垣 着 15:56 大垣 発 ↓ JR東海道本線新快速 16:28 名古屋 着 ----------------------------------------- 近江長岡駅から伊吹登山口行きの湖国バスは、12/1から4/28までの期間、土日祝日は運休してます |
写真
感想
この日は伊吹山に登ろうと、いろいろ計画を練っていたが、朝目が覚めてもなんだか気分が乗らなかった。
前日まで天気予報を見ていたが、あまりよろしい予報ではない。
『てんくら』での伊吹山のこの日の登山指数は「C」判定。
それでも前日に用意しておいた荷物を背負って、近江長岡へと電車を乗り継ぐ。
夜が明けてきて、車窓から伊吹山の姿も見えてきた。
姿は見えるが・・・なんだか雲がかかっている。
登って果たして楽しめるのかなあ?
近江長岡に到着。
久しぶりに来た近江長岡の駅は、駅前がなんだかすっきりしている。
すっきりし過ぎて、なんだか侘しい。
伊吹登山口に向かうバスも、この駅から出ているのだが、時刻表を見ると冬の期間は土日祝日は運休するそうだ。
かって、伊吹山にスキー場があった時からは考えられないほどの廃れよう。
この日の登山客は自分一人だけのようだ。
冬靴に履き替えバスを待つ。
しまった。ゲーターを準備するの忘れた。
アイゼンをひっかけないように注意しないと・・・
登山口に到着。
三ノ宮神社でお参りし、さっそく歩き出す。
登山口に雪はなし。
石の多い登山道は雪解けで少々ぬかるんでいる。
一合目についても雪はない。
悪いことにここから先の登山道はぬかるみがひどい。
あっという間に靴は泥だらけになった。
二合目についてようやく雪が出てきた。
ただし、雪は踏み固められてつるつる滑る。
転ばないように慎重に歩く。
三合目に近づくにつれ奇麗な雪道に変わってきた。
靴の泥も雪で落ち、歩きやすくなってきた。
ここで伊吹山の全容が露になるのだが、まだまだガスに覆われ山頂は見えない。
三合目の東屋でジャケットとオーバーパンツを身に着け、アイゼンとピッケルに切り替える。
時折、雪が舞う中、五合目を過ぎる。
伊吹山へ直登する大斜面が目前になる。
先行者は2名ほどいるようだ。
彼らに情けない姿は見せられないな。
気を引き締めて登るとしますか。
急斜面を黙々と登る。
先は見えているのに、一気に登るにはしんどくて、なかなか前に進まない。
数歩歩いては立ち止まり、また数歩歩いては来た道を振り返る。
ふと上を見上げれば、空に変化が・・・
ガスが取れてきてないか・・・・
サングラスを外して上を見上げる。
青空だ!
俄然元気が湧いてきた。
山頂部に到着。
うーん、ここは別世界。
風が吹きすさぶ山頂は、氷の世界。
建物・標識に・鹿よけネット・果てや地面にも、あちこちでエビのしっぽが育ちまくり。
樹氷が付いた低木は、小さなもこもこモンスターに変身中。
足の踏み入れていない雪原にはきれいなシュカブラ。
異世界に迷い込んでしまったようだ。
そう、ここは異世界。
冷たい風がびゅうびゅう吹き付け、人間が安穏と居られる世界ではない。
感動を胸に早々とこの世界から退散することにします。
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