霧ヶ峰をたっぷり
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 624m
- 下り
- 626m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:20
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は時間をゆっくりとって霧ヶ峰周回コースを歩きました。
霧ヶ峰自然保護センターに駐車、前の道を横切って登山道へ入ります。(駐車場ではまだ他の車はわずかでしたが道路では数か所で車の誘導をしており、今日はイベントがあったっけ?)
曇り模様ですっきりしない天気の中を暫く黙々と歩きます。途中ではビーナスラインと並行して伸びる箇所を歩く事になりますが、早いうちですから気になる程の車はいませんでした。車山肩から徐々に高度を上げて行き、東側に展望が開けると目の前に蓼科山とそれに続く八ヶ岳のシルエットがくっきり見えて来ます。
頂上のレーダードームからは八ヶ岳の横の富士山から始まって県内の山が一望できます(いちいち挙げられない程ぐるっと見えます)。
今日の登山ではこの車山頂上が最高地点で、これから下ります。車山乗り越し〜殿城山分岐を通り、右に谷あいのスキー場を見ながら草原の中の道を進みます。
雲が切れず気温も低いので時々フリースを着たり脱いだりしながら歩き南の耳〜北の耳と抜けて行きます(10度以下ですね)
(谷川岳の双耳峰も何万年か後には浸食が進んで、こんなかわいい山になっちゃうのかと思わず想像しました)
ゼブラ山で休憩中の千葉県人とちょっと休憩。(歩くのには丁度良い気温だし、花の盛りも過ぎている事もあってここまでのペースはちょっと速めです)
男女倉山の下りではトリカブトの群生があり、思わず写真を・・・霧ヶ峰一帯はトリカブトが多いのか、あちらこちで見ましたが、猛毒があるお蔭で威張り放題といった感じですね。
奥霧小屋からいよいよ八島ヶ原湿原に下りて行きます。鹿の侵入防止柵を開けて歩いて行くと湿原の木道の周りの花も盛りを過ぎ、葉の色も秋色に変わってきていました。
連休ですからこの辺りから観光客が増えてきましたが、それでも夏に比べると静かです。歩くうちに分岐を鷲ヶ峰にとって、今日最後の登りに行きます。
いったん登りきると左ドックに尾根が伸びているので、その先もうちょっと歩きます。
ここからは南西に諏訪湖が良く見えましたが、どんより曇っていてちょっと寒そうでしたね。
ここを下りて湿原をもう半周歩いて御射山ビジターセンターへ。横の沢を渡り諏訪神社に礼拝してから隣の石碑の前で昼食にしました。
ガイドブックでは古来この一帯で多くの武士が集まって巻き狩りをしたとの事、源頼朝なんて人の名前も出ています。今でこそビーナスラインですぐ来れますが、多分山奥であったこんなところが、当時では大イベント会場だったとは不思議な話です。
背丈程ある明るいススキの原っぱを気持ち良く抜けて行き、道路の下をくぐると、今までの草原から落葉松の林になります。少し下って行き沢を渡るから、ここは沢渡なんですね。
対岸の落葉松林をなだらかに上がっていき、ビーナスラインを通るバイクの音がすぐそこに聞えようになると、とうとう道路に出ます。
以前から何度も来ている場所ではありますが、一度はゆっくり周回してみたいと思っていたので念願かない満足しました。
(今回のコースには入れませんでした、蝶々深山を登るのも気持ち良いと思います
。以前娘と二人で、立ち上がる頂上の雲に向かって歩いた夏の日の光景は忘れられません)
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