川乗山(川乗橋から)
- GPS
- 05:28
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,554m
- 下り
- 1,651m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り:鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで電車。 |
写真
感想
例によって朝から息子が機嫌を損ねて単独行となってしまったため、未踏峰のなかから川乗山を選んで登ることにしました。川乗山に登るにはバスで川乗橋まで行って鳩ノ巣へ下りるのが一番シンプル。そこで鳩ノ巣の町営Pに車を置いてそこから電車で奥多摩まで行くことにしました。
しかし駐車場に着いたときにちょうど9:01発の電車が発車してしまいました。あと5分早ければ、と悔やみましたが時すでに遅し。バスは奥多摩発9:35なので急ぎ移動しなくてはなりません。駅員にタクシー会社の電話番号を聞いて連絡してみたものの奥多摩からの配車になるから15分ほどかかるとのこと。それでは間に合いません。
いっそヒッチハイクでも、と思ったものの鳩ノ巣駅前は車の流れが速く信号もないのでちょっと難しそう。9:20くらいになって氷川の町営Pにとめることを思いつき、再び車に戻って奥多摩へ急ぎました。
9時半前に駐車場に着いたものの満車。係員に相談すると平置きの方に置かせてくれましたが、たまたま細かいお金の持ち合わせがなく1万円を差し出したところお釣りがないとのことで下界の事務所までお釣りをとりに行くことに。
猛ダッシュで駅へ向かい、ギリギリで乗り込むことができましたが超満員で乗れない人続出。きっとあの調子ではすぐに臨時便が出るでしょうからそこまで焦ることはなかったのかもしれませんが、とにかくドタバタしました。
川乗橋で下車し、まずは延々と林道歩き。気温も高くなく沢沿いで涼しいためあまり苦ではありません。ただ、細倉橋からさらに林道を歩かねばならないのはわかっていたこととはいえ残念。地図を見る限りでは本来の登山道は細倉橋から先で沢と併走しており、おそらくこの区間が沢登り的なエリアなのでしょう。
林道歩きが長かったため、山頂までの登山道は比較的短く感じましたが、その後の下りがひたすら長い。最後のほうの分岐で熊野神社を通る道を選んだところ、通らない道より通行量が少なかったのか、草だらけで通りにくいところが結構ありました。だからというわけではないでしょうが、草をかきわけで進んだ先で不覚にも初の滑落を喫してしまいました。
足元が草で見難かったのか気が緩んでいたのか、とにかく足を踏み外してかなりの急傾斜へズズズっとずり落ちてしまいました。斜面に生えているのは直径二センチくらいの棘だらけの植物ばかりで、なんとかそれ以上の滑落を防いではくれたもののそれを足がかりにして上るには心もとないものでした。
必死で植物をつかんだら見事に棘が刺さって血が出てくるわ、体を動かしたらそのまますとんと落ちていきそうだわ、変な体制となってしまい左足がつるわで焦りました。落ち着かねば、と思ったところでちょうど後ろから若者集団がやってきたため、お願いして引きずりあげていただきました。
わりと人通りの多いコースだったこと、途中で滑落が止まったこと等の幸運もありましたが、逆に言うと不運であればどうなっていたかわかりません。事故というのはこうしておきるのか、と身にしみました。助けていただいた方、ありがとうございました。今後はいっそう気をつけたいと思います。
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