神室山・天狗森・小又山(根ノ崎沢から周回)
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- GPS
- 09:32
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,411m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
両方の登山口に登山ポストがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神室山への上りは、一合目から最初が急だがあとはそれほどでもない。 主稜線は、なだらかで歩きやすい。 越途からの下りで、とくに一合目から登山口までが急でロープがあるが滑りやすく注意を要する。 山と高原地図では「根ノ先沢」だが、現地表記は「根ノ崎沢」 |
写真
感想
神室山には1975.7と2009.8と2009.9の3回登った。
最初の時は、高校登山部引率で台山尾根から登り避難小屋で泊まって、天狗森・小又山を越えて砂利押沢を下った。2回目と3回目は、有屋口からの往復だった。
最上町の根ノ崎沢からの道が2000年にでき、日帰りで周回できるということで計画したのだったが、大又沢の橋が増水で渡れず断念したことがある。それ以来気にかかっていたが今回歩くことにした。
朝早く出発したいので、前日の夕食後に山形を出て、最上町の「白川渓流公園キャンプ場」で車中泊する。無料のキャンプ場でトイレや炊事棟があり、キャンプの人も車2台分いるようだ。もう蚊やアブはいなくなり快適に泊まれた。
朝明るくなってから朝食を済ませ出発。林道を小又山登山口まで入る。ここには3台くらい駐車できる。
すぐに大又沢の橋を渡り、林道を10分かからずに「神室山登山口 根ノ崎口」だ。登山ポストに記入して登山道に入る。沢沿いの山腹をトラバースして小さな沢を渡る。渡った所に一合目の標識があり急登が始まる。ブナ林の中を登ると尾根に出てなだらかになったので休憩。すぐ先に二合目標識があった。緩急をくり返しながら登り852峰に出ると三合目で視界も開けてきた。この辺は十里長峰というらしい。いくつかのコブを上下しながら登り続ける。左にこれから行く天狗森や小又山が見えてくる。1160m峰で県境稜線に出て、展望もよくなる。右側遠くには高松岳が見えるようだが少々雲がかかりはっきりしない。左には神室山から南に延びる縦走路が見える。その縦走路の分岐に着く。荷物を置いて山頂に向かう。山頂下の避難小屋が見え、その奥に鳥海山が雲から頭を出している。神室山に着く。誰もいない山頂で周囲を見渡して休む。
縦走路分岐に戻って行動食を摂り、縦走路に入る。天狗森・小又山は、はるかかなたに思える。最初は急な下りだが、あとは歩きやすく、なだらかに登り下りを繰り返す。天狗森の登りも思ったほど急ではなく、休まずに天狗森に着く。何の標識もないが、右に薮のかぶさる踏み跡があり、10mほど入ると周囲の草が刈られ三角点がある。縦走路に戻り休憩。
神室山から天狗森までよりは、これから小又山までの方が近いはず。なだらかに下り、登り、最後にちょっと急な箇所もあるが小又山に着く。立派な山名標識があり、神室連峰最高峰となっている。さらに南には去年登った火打岳が見える。ここから火打岳までは今後の課題だ。
天狗森を歩いているころに神室山方面に黒い雲がかかり、天候悪化が心配だったが、小又山に出るころに回復してきた。羽蟻がうるさいがのんびり休んでから、下りに入る。急な下りから樹林帯に入るとなだらかにトラバース状に道が付けられ、幅広く刈り払いされている。最後に登りがあって1191mの越途に着く。ここには六合目の標識があり、西ノ又沢コースの分岐になっている。左に入ると急な下りだ。ロープもある。倒木をくぐったりしながら下るとなだらかになり、僅かに登って983峰付近が四合目で休憩。さらに下りが続き、868.7三角点の手前から左にロープで急降すると三合目。尚も急な下りが続き、二合目は判らず一合目に出た。もうすぐだろうとそのまま下るが、急坂でロープが続く。足場も滑りやすく2回ほど滑ってしまう。左下に河原が見えてきてもうすぐと思うが長い。やっと小又山登山口に着く。
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