独鈷山(沢山池↑/西前山↓)
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- GPS
- 05:54
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 836m
- 下り
- 842m
コースタイム
07:31 頂上まであと120分標記
08:14 頂上まであと80分標記
08:21 稜線
08:37 頂上まであと60分標記
09:21 頂上まであと25分標記
09:41 寺屋敷跡分岐
09:57 宮沢登山道分岐
10:00 稜線十字路
10:04 独鈷山 10:39
10:42 稜線十字路(西前山分岐)
10:50 展望台
12:12 登山口(頂上まであと100分)
12:16 獣害防護柵
12:17 虚空蔵堂
13:00 鞍が淵(日本遺産)
13:03 沢山池独鈷山登山口
天候 | 晴れのち曇り(出発時登山口氷点下7℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内−上田菅平ICー沢山池:246km) ■復路:沢山池−林道(産川線)−<塩野神社>−県道82号−<南原>−県道169号−<長瀬>−国道152号−<下長瀬西>−県道81号−<東部湯の丸IC>−上信越自動車道−<藤岡JCT>−関越自動車道−<大泉IC>−東京外環自動車道−<美女木JCT>−都内 (沢山池−東部湯の丸IC−都内:239km) ■駐車場:沢山池の独鈷山登山口周辺には駐車場はありません。林道は登山口までは繋がっていますが、その先は落石により通行止めになっており車止めが設置されています。車止め手前に2台ほど、あとは路駐をすることになりますが、路駐は落石の恐れがあります。150mほど手前の鞍が淵には駐車場がありますが、沢山池の改修工事が行われているので使用できるか不明です。 マップコード:468 860 773*27 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沢山池登山口−稜線 登山口から稜線まで、ほとんど雪はありませんでした。ピンテが豊富で道迷いの心配はありません。登山道は沢筋に沿って登って行き徒渉も何ヶ所かありますが、この時期、水も少なく濡れるような徒渉はありません。稜線が近づくにつれ斜度が増し、稜線直下の急登はつづら折りになります。 ■稜線−独鈷山山頂 沢山池コースの稜線歩きの難易度はそれほど低くありません。狭い岩稜の両サイドは切れ落ちている箇所が多いので注意が必要です。 稜線には大きな岩や超えるのが難しい岩が何箇所かあり、トラバース道が付けられています。この時期限定かもしれませんが、地面はガチガチの凍土で硬く落ち葉ごと滑ります。地面の土が軟らかければ問題はないと思います。一ヶ所、トラバース道が滑って怖くて渡れず、進入禁止のロープを越えて稜線の大岩に這い上りました。 この稜線上には、一ヶ所のみお助けロープがありましたが、普通なら必要と思われる急坂の下りや長いトラバース道にはお助け類はありません。 トラバース道は思ったより手がかりが少ないです。凍土や雪面ではピッケル・アイゼンはもとより、補助ザイルがあると安心です。 ■独鈷山山頂−西前山登山口 西前山コースは利用する人が多いのか、しっかりとした登山道が整備されています。急坂や危険箇所もありますが、供給過剰なほどお助けロープが掛けられており、注意を怠らなければ危険は少ないと思います。 |
写真
感想
今年の1月9日、前日に子檀嶺岳に登った後、独鈷山に登る予定だったが、松本市に用事ができたため、鉢伏山に変更した。
独鈷山には、2018年4月に宮沢口から登ったが、南斜面の登山道だったので、今度は北斜面が主体の沢山池から登り、西前山に下山する計画を立てた。
前回の子檀嶺岳は北斜面にはかなり雪があった。里山とはいえ、独鈷山は標高1266m、子檀嶺岳は1223mと独鈷山が40mほど高い。
ザックにはピッケルとワカンを括り付け、12爪のアイゼンを詰め込んだ。
上田市内を走り抜け、別所温泉から手塚地区に入った。ここまで雪は全くなかった。月齢は新月の前、月は殆ど出ていない。産川の橋を渡り、産川沿いに林道を上がっていく。道路はガタガタ、舗装されているのかダートなのか暗くて判らないが、沢山池まで雪はなかった。
沢山池に着いたのは3時半頃、車の温度計は氷点下7℃を示していた。当初、稜線でご来光を見ようと、5時半頃にはヘッデンで出発しようと考えていたが、月明かりは全くないし、この寒さでは車から出るのも億劫になる。沢沿いの登山道で、稜線直下はかなりの急登。明るくなるまで車で仮眠をすることにした。
7時過ぎ、登山口を入り1時間10分ほどで稜線まで登ってきた。稜線まで登れば後は山頂まで樂かと思いきや、ここからが大変だった。狭い岩稜、切れ落ちた両サイド、滑るトラバース道。雪はないけれど、この寒さで凍土と化した急斜面、お助けロープのない急峻な登り降り、落ち葉が積もり登山道が不明瞭なところもあり、久々に緊張した山行を強いられた。
沢山池コースは、他の西前山コースや宮沢コースと異なり、入る人が少ないのか、あまり整備された登山道という感じがしなかった。
今回は登りも下りも山頂でも、誰一人とスライドすることはなかった。そういえば、里に下りてからも道端や田畑でも人は見かけなかったけど、寒いから皆コタツに潜り込んでいるのかしら。
東信の上田・佐久は長野県でも雪が少ないことで知られているが、1月中旬を過ぎてもこれほどまでに雪が少ないとは思わなかった。
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