九重山、天地山
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- GPS
- 04:55
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,428m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどが詳細地図では上級者向けのコースです。「山と高原地図」には載っていないルートですので、GPSは必須。鞘口山から天地山分岐までは一般ルート。 行きはざれた急坂で体力をかなり消耗しました。あとは注意深く目印を追っていきましょう。道はわかりづらくはないです。 |
写真
感想
なかなか気が乗らずに滞っていた多摩百ゲットの山行に行ってまいりました。九竜山と天地山です。どちらも「山と高原地図」には記載がなく、詳細図では青ルート(上級者向き)コース。距離はさほどありませんが、気を引き締めてかかります。
奥多摩駅に着いたのは7:24。朝まだ早いためか、まだそれほど人は多くありません。寒いですしね。駅からも歩けるのですが、なるべく時短で病院前までバス利用。もちろん下りたのは私一人。バス停にベンチがあり、ここでストレッチさせていただきました。寒いのでネックウォーマーだけを外して服はそのままで出発。舗装路の坂を上ったところが慈眼寺。お墓の脇を登って行って登り切ったところから登山道のはじまりです(ちなみにこちらは「楽ルート」で設定のルート。詳細図では山祇神社脇から入るようになっています)。お稲荷さんを過ぎ、3度V字で折り返した後にピンクテープのところを入らなければいけないのに、間違ってまっすぐ行けかけました。すぐに気づき修正。そこから鉄梯子のある林道に出るまでが、ざれた急坂で木の枝も多く、超絶歩きにくい道でした。もしかしたらもっと歩きやすいところがあったのかもしれませんが、地図上はずれていません。
林道に到着し、鉄梯子を登っていよいよ本格的な登山の開始です。九竜山への登りは急登とは聞いていたのですが、ここもざれて滑って歩きにくいです。手も使いながら、木にも助けられながら登っていきました。ただ、目印は多く、踏み跡も比較的はっきりしています。落ち葉で分かりにくいところもありますが、前に人が歩いていたこともあってか、トレースはうっすら見て取れます。30分ほどで黄色い道標に着くと、この辺りから傾斜は緩やかになり、歩きやすくなります。2つ目の道標を過ぎた後の伐採地上からはきれいな眺望も望めます。最初の道標から10分強で九重山山頂です。特に眺望はありません。
ここからの下りで今日初めて人と会い、同じくらいのペースで常に見えるようなところにいらしたので安心感がありました。下りきったコルのところから先は右側が開けて眺望の良い道となります。緩やかに登って江戸小屋山山頂。この山を下ったところから鞘口山を巻くように向かう平坦な道があり、前の人につられてそちらに行きかけましたが、こちらも気づいて修正しました。そこからやや急な坂を登って鞘口山山頂。今日の最高地点です。ここからしばらくは一般道。とても整備された良い道が続きます。大ダワを過ぎ、鋸山との分岐を左に折れてしばらく行くと道標があり、ここが天地山方面への分岐になります。天地山方面への表示はありませんので注意が必要です。
初めしばらくは踏み跡と目印を頼りに、ややざれた急な下りを慎重に下っていきます。こちらも同じくらいのペースの方がいらして、抜きつ抜かれつしていたので安心感がありました。天地山手前のコルから道は登りに転じ、急な岩場を登ります。短いですがハードな登りです。息を切らしながら頂上到着。北西方面にわずかに眺望が得られます。ここから再び下っていきます。途中尾根が二つに分かれるところでは右側の尾根に入ります。道標はないので目印と踏み跡を頼りに行く感じです。山の神を過ぎ、天地山から40分強で林道終点に到着です。と言ってもほぼ林道としての原形をとどめないような荒れた道で車が通れるようなところではありません。ただ、傾斜はないので歩きにくさはありません(夏は薮漕ぎになるところがあるかもしれません)。10分強歩いて犬飼育所を過ぎるときれいな舗装路に出ます。
この日はこのあと「二幸屋」というちょっと変わったカフェに立ち寄りました。地元の方のためのカフェ、という感じでメニューはなく、あるものを出してくれるという感じです。この日は「今日は何にもないのよ〜」と言いながら里芋と、ヤーコンのきんぴら、カブのお漬物、キウイと寒天(テングサから作ったのだそう)を出してくれました。あとからいらした地元の方とも少しお話させていただき、和やかな時間を過ごしました。
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