燧ケ岳、至仏山 〜 From 大清水 To 鳩待峠 〜

- GPS
- --:--
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,003m
- 下り
- 1,823m
コースタイム
一ノ瀬5:30→6:35三平下(尾瀬沼)6:40→6:55長蔵小屋7:00→10:20燧ケ岳山頂10:35→11:15ナデッ窪道への分岐11:20→13:05沼尻13:20→14:30見晴14:35→15:55至仏山荘
二日目(16日)
至仏山荘6:35→9:00至仏山山頂9:10→11:00鳩待峠
| 天候 | 一日目:くもり後晴れ 二日目:くもり後晴れ(至仏山山頂付近にいた時はガス) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車料金:500円/1日(下山後に大清水休憩所で支払い) ☆大清水→一ノ瀬:低公害車無料試験運行(7月12日〜9月19日) を利用 人数が集まり次第出発する乗り合いタクシーのようなシステムらしいが、15分くらいしても自分以外誰も来なかったため、貸し切りで出発してくれました。 無料 乗車時間:約20分 ☆鳩待峠→戸倉:乗り合いタクシーを利用 片道:930円 乗車時間:約30分 ☆戸倉→大清水:路線バスを利用 片道:610円(降車時に支払い) 乗車時間:(時刻表の時間では)12分 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
【一ノ瀬→尾瀬沼】 よく整備された登山道 【三平下→長英新道】 よく整備された木道 【長英新道】 (特に二合目までは)ぬかるみが気になる箇所が多数あります。降雨直後でもなかったので、今回はズボンや靴の汚れが気になる程度でしたが、雨の際や雨の直後は要注意かもしれません。木道を気楽に歩ける尾瀬のイメージとは程遠い道。標高低い場所には休憩できるような所なし。 【柴安堯∃撕直下】 岩場をよじ登る箇所があります。岩場の経験があればあまり危険な感じはしないと思いますが、観光気分だと怖いかもしれません。 【ナデッ窪道】 「山と高原の地図」に「難路」と記載されていることが納得の道。大きめの岩がごろごろしており、下りは足が短いと苦労する(腰や膝が丈夫でひょいひょい身軽に飛び降りれる場合はそれほど苦労はしないかも)。ぐらつく石、滑る岩や石も多くあり、足元不安定。足掛かりや手掛かりとなる場所が分かりにくい!休憩場所なし。さらに尾瀬沼近くはぬかるみも。 【沼尻(尾瀬沼)→見晴(尾瀬ヶ原)】 木道と登山道が半々。登山道としてみると特に問題ない道。観光気分だと歩きにくい道。 【見晴→山ノ鼻(尾瀬ヶ原)】 よく整備された木道 【山ノ鼻→至仏山】 休憩場所も程よく設置されており、よく整備されていますが…。蛇紋岩はやはり滑りやすい。靴底が濡れていると滑りやすさ倍増ですが、濡れていなくても滑ります。濡れた(露出した)木の根を踏んでしまった時のような感じです。ソールが固い靴のほうが滑りやすいかもしれません。個人的には、「山と高原の地図」に「危険」マークがないことが不思議なくらい神経を使いました。足掛かり、手掛かりはしっかりあるので、ゆっくりと慎重に登れば、幾分安心できます。一方通行なので、すれ違いに気を使い、焦ることもありませんから。 【至仏山→鳩待峠】 小至仏山直下までは滑りやすい蛇紋岩の要注意箇所多少あり(山ノ鼻からのルートよりは気になりませんでした)。 |
| その他周辺情報 | 下山後、少し寄り道して、「花咲の湯」に入りました。 泉質云々に拘る温泉マニア向けのお湯ではありませんが、洗い場も綺麗で、風呂場が広々しているので、登山後に体を流すにはうってつけです。併設のレストランや大広間で食事をすることができるのですが、浴場併設の食堂で出される食事とは思えないほど美味しかったです。デザートとして食べたジェラートも美味しかった。冷水器等で湧水を飲むことができ、これがまた非常に美味しく、清涼飲料水等を飲む気になれないほどでした。 |
写真
一見、登り降りし甲斐のある岩道にも見えますが、この写真だけでは伝えられない嫌らしさがあります。
ナデッ窪道ファン(いるのか!?)や整備されている方には申し訳ないのですが、二度と通りたくない道No.1に輝きました。
蛇紋岩で形成された至仏山は森林限界が低い(←登山道途中にあった説明プレートの受け売り)ため、少し高度を上げると展望が効くようになります。
精神的にきつい道ですが、振り返るとこの様な絶景に癒されます。
感想
リハビリ登山最終回。
「15kgの荷物を背負って、山小屋に一泊してみよう!」
荷物を背負うから、万が一のことを考えて、人がたくさんいるエリアとして尾瀬を選択しました。
とはいえ、ある程度の荷物を背負って登り下りした場合どうなるのかを確認したかったため、尾瀬ヶ原はおまけでその両端にある燧ケ岳と至仏山の登頂をメインとしました。
今回の山行は、スマホを持っていくのを忘れたため、ルートは手書き、コースタイムはメモ書きした参考値です。
今回の山行は十二分に楽しめたかというと微妙です。
まずナデッ窪道。
これは苦行でしかありませんでした。
先週の甲斐駒登山でも痛感したのですが、体が固い今の自分の状態では、足場の確保が難しいため、大きめの岩がごろごろしている下りに時間がかかるのです。
しばらくは岩がごろごろした下山道を使用する際は大幅に時間がかかることを見込んだほうがよさそうです。
もちろん時間がかかるだけでなく、身体的な負担にもなり、精神的にかなり消耗しました。
そして、尾瀬ヶ原は早足で通過してしまったため、尾瀬ヶ原散策を楽しめなかったのも残念でした。
ナデッ窪道での苦戦に加え、燧ケ岳の山頂近辺の渋滞のせいですが(正確には計画が甘かっただけですが)。
それに、天気も快晴予報のはずが、くもりがちでしたし。
と不満タラタラですが、今回の山行は楽しむよりトレーニングと健康診断メインで行ったものなので、結果には満足しています。
ナデッ窪道の下り以外はCT以上で歩くことができ、背骨の異常も感じられませんでしたから。
リハビリ登山もこれで一応無事修了です。
尾瀬(尾瀬ヶ原と尾瀬沼)は雰囲気が良かったので、いつか再訪してゆっくりと楽しみたいです。
今回宿泊した至仏山荘は、風呂もあり、トイレも水洗(でしかもシャワートイレ付)で、さらに今回は宿泊客が少なかったことから個室貸し切りだったため、山小屋というよりペンションのようでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
usofuyu















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する