二岐山 〜 山スキー百山2のブナパウの森 〜

2023年01月29日(日) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 5.1km
• 登り: 779m
• 下り: 776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:16

7:38 スタート地点
11:09 11:39 二岐山
13:47 13:47 二岐山林道入口
13:54 ゴール地点

天候

晴れのち曇り。山頂では小雪が舞う
入山時-9℃ / 下山時-7℃（車載温度計）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

橅山荘（休業中）向かいにある除雪スペースに駐車

その他周辺情報

夢の湯（会津高原駅すぐ近く）
500円
http://www.yumenoyu.com

写真

1/29 7:29

橅山荘（休業中）の向かいにある除雪スペースに駐車させていただく

1/29 7:59

今日はベテランとへっぽこ2年生の3名パーティ

1/29 7:59

ではれっつごー
時折青空ものぞくまずまずの天気。
先行者のトレースは無く数日前？のシュプールが数本程度

1/29 8:24

スタートしてすぐに急登にぶち当たり

1/29 8:25

一段上がるためにスキーを外すハメに。もしかすると左に巻けば少しはマイルドだったかも？
斜面には極めて良質な新雪パウダーが20-30cmほど。滑走が楽しみだ

1/29 8:32

お、スゴいな

1/29 8:33

アップで。自然の造形美

1/29 8:51

急な疎林を進む。樹間がやや狭いのが気になる

1/29 9:32

へっぽこも2年目になるとキックターンが上手くなってきた

1/29 9:52

ブナパウの森。いい雰囲気になってきた(^^)
我々だけかと思っていると、地元のソロボーダーの方がスゴい勢いで登っていった。有用な情報を教えていただきありがとうございました

1/29 10:11

この山は多くの区間で急登

1/29 10:12

そして問題はその雪質。大寒波の影響なのか雪に水分がないドライパウダーで、踏み固められず足場が作れないのでハイクアップにかなり苦労する

1/29 13:09

東側の斜面に飛ばされ溜まった雪はフワフワ過ぎて全く固まらない。雪合戦には不適なカンジ

1/29 10:20

ちょっと油断すると雪風呂に沈む

1/29 10:14

まぁとにかく急で且つ踏ん張りが効かない雪質だ。過去トップクラスで登りで苦労した。さながら部活か雪訓か

1/29 10:45

足場もストックも全く決まらずヤブの世話になりっぱなし

1/29 11:01

なんとかかんとか頂上稜線に出て一安心

1/29 11:06

福島県立自然公園

1/29 11:09

そして

1/29 11:10

なんとかとーちゃこ。結構消耗しましたなぁ…
この日入山していたのは新潟のハイカーお二人と地元のソロボーダーと我々のみ。静かな山を楽しめた

1/29 11:23

山頂はあまり広くない

1/29 11:10

ハイカーのお二人は双耳峰の女岳へ進むもヤブが濃すぎたらしく引き返してきた。この後晴れ待ちをしていたが残念ながら叶わずでしたね

1/29 11:36

我々は冷たい風が吹く山頂に長居は無用。直下はヤブい急斜面なのでしばしシールオンのまま高度を下げよう

1/29 11:49

条件が良ければ谷地形の東斜面を滑ろうと思っていたが、雪崩リスク等を考慮し登りルートの滑走を選択。尾根沿いの頂上直下はヤブが濃くいろいろと引っかかる

1/29 12:04

100mほど下げ標高1450mくらいで滑走に適した条件となってきたためシールオフ。ここで積雪180cm

1/29 12:36

さて、いよいよブナパウラン！

1/29 13:27

積雪量がそれほど多くないため地形がやや複雑だがそれはそれで楽しい

1/29 13:27

ベテラン1

1/29 13:27

ベテラン2

1/29 13:28

へっぽこ1
雪がいいので調子こいてる

1/29 13:31

へっぽこ2

1/29 13:34

地図に現れない沢が出現。渡渉する訳にもいかないので沢沿いを左手に下りてきた。いずれにせよ道路にぶつかるのでもーまんたい

1/29 13:46

そして無事げざーん

1/29 13:48

充実の山行となりました。特に登り(^^)

1/29 14:04

新潟のお二人から下界の情報収集

1/29 15:11

ちょっとまわり道してオススメの夢の湯に立ち寄る。源泉掛け流し&お楽しみ付き(^^)

202301290900

近隣の湯本の降雪量は30cmと多くはない

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

juncy55

ベテランUさんのリクエストで南会津の二岐山へ。
山スキーでメジャーな山域は大量降雪直後なので気が進まないが、冬型の影響が小さいと思われるこのエリアはちょうど良いいかも？と意見は一致。
調べたところ発売したばかりの山スキー百山2にも掲載されメジャーになりつつある山のようだ。

写真にも記載したが、雪がドライ過ぎてサラサラと崩れ足場にならず、登れる気が全くしない。標高差800mというスペックでは表せられないキツさに、記憶にないほど登りで苦労した山スキー山行となった。

肝心の滑りについては、ヤブの濃さと樹間の広いエリアがやや少ない気もするが、雪質が最上級で物足りなさは感じさせない山スキー向きのいい山だと感じた。
尚、登頂欲が無けれが頂上直下の急登はスルーしそのままドロップしても良いかも？

滑りよりも登りが印象深いというちょっと変わった山スキー山行だったが、なぜか全員大満足と、変わった趣向を持ち合わせたメンバーと楽しく充実した週末となった。