記録ID: 5136366
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アルパインクライミング
関東
大円地山荘裏から雪の奥久慈岩稜へ(バリエーションルート)
2023年01月29日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:26
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 796m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルートは地図には乗っていないバリエーションルートです。森林限界以下の低山でアルパインクライミングに分類するのはおこがましくもあるのですが、アイゼンの前爪とピッケルで前進したこと。一応岩と雪(と若干の氷)のミックスルートだったこと、無雪期だと土が滑って前進が難しかっただろうということで、アルパインクライミングに分類しました。 今回のルートは途中までテープマークがあるのですが、この道はおそらく小草越に通じる道だと思います。小草越に出る登山道は崩落しているため通行止めになっております。途中まで歩いた感じでは、沢を横切る箇所に大量の倒木などがありました。ただここが崩落箇所かどうかまでは、たまたま自分が雪山装備だったこともあり判りませんでした。 |
写真
装備
備考 | ヘルメット、ザイル30m、ハーネス、エイト環、安全環付きカラビナ3枚、ワイヤーゲートカラビナ3枚、スリング(120cm2本、90cm2本、60cm2本)、ピッケル、ピッケルリーシュ、アイゼン(12本爪)、防寒ゴム手袋(商品名「防寒テムレス」)、雨具(藪こぎ用に着用して行動)、スマホGPS、タオル、目だし帽、ミトン、オーバーグローブ、ヘッドライト、行動食、水、アイゼンケース代わりの手提げ袋とたわし アイゼンを携行するときには最後に雪や泥を落とすためのたわしも必ず携行します。 今回ゲーターを持つことを忘れたことを、下山してから思い出しました。そういえばゴーグルも持たなかったことに気がつきました。だめですね。 |
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感想
前日の雪山ハイクで、大円地山荘辺りからすうっと奥久慈岩稜へ伸びている白いラインが目に入り、いてもたってもいられなくなり翌日挑戦してみたのだが、見事にルートを間違えてしまった。
さらに途中から現れた踏み跡はどうやら小草越への(今は通行止めになっている)ルートらしいということで、踏み跡からそれて表縦走路の稜線を目指した。
無雪期のつぼ足だったら、薄い土つきを通過できなかったかもしれないが、アイゼンをつけていたの、地面が程よく凍っていてくれたおかげで、岩や氷にアイゼンの葉がうまくかんでくれて、岩交じりのかなりの急登を進むことができた。
途中潅木に覆われた岩棚を張って通過したときもあったが、這うとアイゼンが利かないので帰って緊張した。
後半、登山道に合流するだろうというところで何度も(文字通り)壁にぶち当たり、おしまいのほうは、登れる壁は我慢するから登れない壁で進退窮まることだけは勘弁してほしいと祈りながら登っていった。
最後に昨日歩いた白い登山道が目に入ったときには歓声が上がってしまった。
追伸:
筆者が雪山ハイクで見た白いラインは、櫛が峰に続くラインであることが後日わかった。
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