【多摩100山】大洞山→中沢山→泰光寺山→草戸山→初沢城址(南高尾コース)
- GPS
- 03:38
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 404m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:58
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は、高尾の南に位置する複数の山を登った
大垂水峠から県境に沿って草戸山まで進み、そこから高尾駅に向かって北へ進むルートである
体力に自信のある人は高尾山からぐるーっと回っていくが、僕は大垂水峠からスタートすることにした
大垂水峠は、高尾山口駅から相模湖行きのバスで行ける
しかし当バスは一日3回しか通っておらず、一番早い時間でも10時24分発と少し遅い
仕方なくその時間を選んだのだが、このバスは八王子駅から走っていて、だいたい10分は遅れる
実際着いたのはなんと10時40分だった
バスの中は平日にも関わらず人が多い。みんな登山に行くような格好をしている
甲州街道を10分ほど走って目的のバス停へ着いた
結構な人が大垂水峠へ降り、狭い路肩を列を成して歩く。僕もそれについていく
少し歩くと歩道橋があり、橋を渡っていくと目的登山口があった
橋の反対側には高尾山登山口があり、もう少し北へいくと城山登山口がある
多くの登山客は城山の方へと向かって行った
彼ら登山客を背に僕は登山ルートに入った
【登山口〜大洞山】
山道へ入ると、まず幅の狭い道を登ったり下ったりした。すぐ崖の下には甲州街道があり、高所恐怖症の僕をビビらせるには十分だった
少々急な坂を10分ほど登り続けると、大洞山山頂へ辿り着いた
周りは林になっていて見晴らしは良く無い
【中沢山】
大洞山から中沢山までは緩やかな坂をひたすら下った。少し登り坂があったくらい
途中で高尾山が見えた。目を凝らすと赤い屋根の山小屋も見える
中沢山の山頂は、大洞山よりは視界が開けていた
謎の仏像も置いてあり、視線の先には相模原の町並みが広がっていた
【泰光寺山】
中沢山山頂からは少々アップダウンを繰り返し、標高が徐々に下がって行った
泰光寺山までの途中、視界の開けた場所についた
相模原市津久井の町並みや津久井湖が見え、奥には山々が連なっている
非常に美しい景色に目を奪われたが、残念ながら富士山は雲で隠れていた
【草戸山】
泰光寺山からは、キツめのアップダウンが続く
長い階段もあり、コケないよう恐る恐る降りた
途中でトレイルランナーと何回もすれ違った
草戸山山頂付近になると湖が少し見えた
また津久井湖かなと思ったら、城山湖という別の人工湖だった
草戸山山頂はそこそこ広く、見晴らし台もあった
しかし建て付けが悪いためか立ち入り禁止になっていた
また中央には立派な大木が立っていて、そこに小さなお堂と鳥居も置いてある
この山には何らかの信仰があったようだ
ここで少し休憩していると登山客が現れた
トレイルランナーらしき装備をしていた男は、鳥居の前で一礼し、賽銭箱へ小銭を置き、お堂の前で二礼二拍手一礼。それから見晴らし台の方へと向かうと、おもむろに頭上の丸太を掴んで懸垂を始めた
懸垂男を少し眺めた後、山頂から草戸峠へ向けて歩き出した
【初沢山】
草戸峠もアップダウンが続く
北へ北へと歩いていくと分岐路に着いた
高尾・四辻と書かれた案内板が左側に向いており、一瞬ここかな?と思っていたらアプリはまっすぐの道を示していた
しかしそこは案内板にはない道だった
枯れ木が敷かれていていかにもバリルートっぽい道になっていたので何度もアプリを確認した
やはり初沢に続くちゃんとした道のようなので、予定ルートを辿ることにした
歩いていると、やっぱり整備が行き届いていないようで、地面が枯れ木で埋まっていて薮のような道を手でかき分けながら進んだ
しかもかなり急登のアップダウンもあり、疲労が一気に溜まった
無事帰られるのか若干不安になりつつも、この時点での標高は250m程度で麓の街もよく見える位置にいたので、遭難の心配はなかった
すぐ近くに拓殖大があり、体育会系らしき男の掛け声がよく聞こえた
息も絶え絶えになりながら、アップダウンの道を進むと、ようやく出口についた
そこは公園になっていて、目の前は住宅街がある
久しぶりの舗装道路に感動を覚えつつも歩いていると、安心も束の間。また山が待ち受けていた...
最後の山—初沢城址。15世紀に築城されたらしいが詳細はわかっていないようだ
ここはちょっとしたハイキングコースで、多摩100山には入っていなかった
山を下り、菅原道真の神社を通って少し歩くと高尾山駅に着いた
【最後に】
南高尾ルートは、全体的に標高が低く気軽なハイキングコースに見えがちだが
しっかり縦走ルートなので、アップダウンもあり体力が十分でないととそこそこ厳しいと感じた
景色の良い見晴らし台もあったが、基本的には景色が微妙なので、体力を鍛えるつもりで臨むようなハイキングコースなのだなと思った
トレイルランナーとの遭遇率が異常だったのもそういうことなのだろう
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