1839峰 夏尾根ルート
- GPS
- 53:59
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,679m
- 下り
- 2,661m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:00
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:02
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:36
天候 | 1日目快晴 2日目晴れ後雷雨 3日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コイカクの夏尾根はキツイ。 1839まで長い。 |
その他周辺情報 | 風呂は芽室の鳳の舞 食事はインデアン |
写真
感想
山を毎週のように二人で登り始めて2年経ち、ようやく憧れの1839峰に立つことが出来た。山頂に到着時は感動で泣きそうになったが、先客が居たので我慢した。
今までの、困難や怪我、山行を振り返り染み染みとした山頂到着となった。
前日、
自宅にて計画を練っているとき、ふと思いついたのが温かい夕食で簡単に作れる物。レトルト物だった。
いざパッキングすると何時もより重い。
まぁ何とかなるさと、いつもの様に相方のザックには軽い物。
私のザックには重いものでパッキング。27キロ。チーン(笑)
一日目、
上二股までは沢歩きと言うか、のんびり河原歩き。
上二俣でどんだけ必要か見当もつかないので、持っている全てのプラティパス4つに8リッター給水。すんごい重い。
どんだけ急登なのかと思って行ったら、心臓が爆発するくらいの急登だった。
自分自身もそうだが、今度からULしようかと思ったけど登れたからまぁいいや。トレーニングだ。
コイカク山頂は強風でテントが飛んで行きそうなので残念な事に逆向きに。
十勝平野を楽しんだ(笑)
17時位に東京から来た男性が隣に立てて良いかと訪ねて来た。
勿論OKなのだが張れるのかと思ったが、一人用はいけるらしい。
食事&酒盛りしたらサッサと眠くなり、寝ていたが19時30分にチリンチリンと鈴の音がし、目を覚ました。辺は真っ暗で、ここもダメだーと女性の声。
先を行った模様だが、次の日も会っていない。
どこで泊まり、何処へ行ったのだろう??
ペテガリか。それともお化けか。
夜も風が強かった。
二日目、
朝目覚めると、外は満天の星空。
ゆっくりと、日が登る。今日も快晴だ。
風も全くない。登山日和だ。
若干寝坊したので、最後尾だ。
ヤオロマでは、ハイマツは濃いが順目なのでスイスイ行ける。水も凍っており濡れない。氷点下だったんだな。相方の♯0が恨めしく思った。
途中、コイカクから登り一度沢に降り一泊1839に沢から上がった凄い人に会った。清々しい方で、俺の目はハートマークだった。
ヤオロまでの登り、細尾根をクリアし、山頂へ。
大分暖かくなり、後半分。山頂直下にへばりつき感動の山頂。
次の計画を考えている自分がいた。隣で相方は寝ていた。
帰路は、踏ん張りながらヤオロまで行き、ふと北日高の方を見るとガスがかかり雨が降っているのが見えた。
程なく雨がバラバラ降り出し、体を濡らした。
コイカクまでの最後の登りはハイマツが逆目で雨&漕ぎでどんどん疲れが溜まる。
全部の体力を使い果たし、テンバに到着した。
同時位に晴れだした。
濡れた物を乾かし、明日の下山に備え食事&酒盛りした。
18時頃また雨が降り出しボツボツとテントを雨が打ち付け始めた。
明日の渡渉が心配になり、ラジオとスマホを使い調べていたところ、
バチィィィーと目が眩み、直ぐにドーーーン グワァァァン〜と雷が鳴る。
地鳴りの様な音だった。正直、隣の方のテントに落ちたかと思った。
雷は離れて行ったが、雨は強風と共に降り続いた。
明日の渡渉が心配で中々寝れずにいた。
三日目、
昨日の雨が嘘の様に快晴な朝だった。
サッサと準備し、下山。
昨日の雨で道はヌルヌルだ。
滑りながら下山した。
二股に到着したら、増水は無かった。
気が抜けたのか、私は途中コケてしまい、手を負傷。
ヨレヨレになりながら下山。ピョウタンの滝でコーラを飲み回復。
風呂に入って、飯食って預けていた愛猫を迎えに札幌へ。
苫小牧に着いたのは、21時だった。
大変だったけど、思い出になった山行だ。疲れた。
コメント
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困難な道のりを無事に帰還で来てなによりです。
27圈8・・・!?
ガチさんは力持ちですよね〜。
絶対ムリ。てか背中まで持ち上げれません〜
しかし日高の山にいくと強者がたくさんいるものですね〜。
真っ暗になった時間から先に進んだ女性、その後どうなったんでしょうね??
ニュースにならなければいいですが、、、
1839に沢から上がるとか、世の中にはすごい人がいるもんです。
山の上での雷雨、怖いですね
ホント無事でよかった。
PS:
クルマのNo.分かりやすいですね。
これから街でチェックします!
こんにちは。
日高の山奥には凄い人が沢山いました。
日帰りで1839峰登ってしまう方や、ペテガリまで抜けてしまう人。
まだまだヒヨッコな自分を奮い立たせてくれる話を聞かせて戴きました。
夜に到着した女性が気になりますね~
後にも泊まった形跡が無かったので、何処に行ったのでしょうか。
雷ですが、初めての光景でチビりそうになりました(笑)
相方に、大丈夫だ!って言ったら直ぐに寝てました(笑)
ヤーさんがくれたmixiのコメントありがたかったです!
ありがとうございました!
挑戦するとき、言って下さい!
事細かにお知らせします♪
コイカク山頂でお隣さんさせて頂き、ありがとうございました。
8リットルも担ぎ上げたんですね、そりゃ重いですよ。手の負傷、軽いことを祈っています。
教えて頂いた、エサオマントッタベツのカール、宿題リストにさっそく追加しました!
mizelmoさんにもよろしく〜!
コメントありがとうございます!
沢靴を履き替え、片手に登山靴そして片手にポールで出発したのですが、
見事に浮石に足をとられ転んで流血しました(笑)
流石にザックに無理矢理括り付け歩きました
ケガは大丈夫です。
また北海道に来られる際は、知らせて下さい!
エサオマン期待しています。
ありがとうございました
登頂おめでとうございます!
やっぱこの稜線歩きは素敵すぎですね!
空と一帯感、夕陽の美しさ・・・・最高!
目標達成で車のナンバーも次の目標に変更ですかね〜笑
ほんとお疲れさまでした〜
ありがとうございます
hiroさんに聞いた情報のお陰で登頂出来ました
苦しい先には最高の景色が待ってました
車のナンバーは面倒いので変更しませ〜ん(笑)
ありがとうございました!
Gacchiiさんの表現! 最高ですね。
一週間前に登った時のことが、ものすごくリアルに思い出しましたよ。
あの急登、行かなきゃ本当にわかんないですもん
それにしても凄い重さのリュック、後ろにひっくり返らないのか
不思議な気分。私は途中で1L捨てたし。で、帰る時も1L捨てました。
ビールで満足?!?
テンバが満室だったんですね。
そういえば、私達の時はピョウタンの滝のゲートが閉まっていて
8時半に開くのが分からずに、知り合い2パーティが帰ったらしい。
もし行ってたら、満室だったかもです。
来シーズン、エサオマンとカムエク、Gacchiiさんの記録を参考に
行きたいと思ってます。
初めまして、コメントありがとうございます
急登を色んな角度から写真に撮ってもわかりずらい急登(笑)
行かなきゃ解らないですよね
行く前にmarikkaさんのレコを参考にさせて頂きました!
ありがとうございました!
普段からウルトラライトとは無縁でいつも私のザックは日帰りでも重いです。
相方が経験不足なので何時もこうなります(笑)
普段は藪が嫌いですが、藪があってこそ登れた気がします。
全身で笹を掴みながら登りました。
翌日は足の筋肉痛ではなく肩に違和感がありました
本当は頭に張りたかったですが、コイカク山頂も中々良かったです!
次回は頭に泊まりに行きたいと思います。
来シーズン、私もまた訪れたいと思った山域です。
カールでバッタリを期待しています
すごーーーーい大変だったけど、
写真見るとまた登りたいなぁって!笑
お疲れ様でした〜〜〜
確かに1泊で行った貴女は凄い(笑)
でもユックリ山行になると、その分重いですよ 〜
では来年、コイカク頭で鍋パーティー決定!
楽しみにしています
ありがとうございました!
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