富士は次回に持ち越しの金時山
- GPS
- 03:54
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 574m
- 下り
- 722m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乙女峠側は残雪あり、下り傾斜では滑りやすい。軽アイゼンは不要。 |
その他周辺情報 | 乙女峠ではトイレ無し。レストハウスは10時30分から営業、利用すればトイレあり。 下山後は仙石原の宿泊施設(マウントビュー箱根)で温泉入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
軽アイゼン
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感想
2月の登山は、2年前の大山、剣山以来である。一昨日に南関東で降雪があり、TVニュースで強羅駅前での積雪を見た。金時山ではどの程度残雪があるかよくわからず、念のため軽アイゼンを持参することとした。
集合は乙女峠10時である。私以外のメンバーは東京からハイウエイバスに乗ってやってくる。横浜在住の私は箱根湯本から路線バスに乗りひと足早く9時30分に乙女峠に着いた。乙女峠のレストハウスの営業は10時30分からで、寒空の中、30分ほど皆の到着を待つこととなり、これはちょっと想定外であった。
乙女峠を10時半少し前に出発。空は不安定で雲がかなりの速度で流れている。乙女峠からは富士は幸運にも臨めた。スタートをして登山道に入る。樹林の下の登山道は雪はなく、安心した。上空が抜けている場所では残雪がシャーベット状で積もっており、多少滑ることはあるが、傾斜がそれほど急ではなく、またアイスバーンにはなっていないので、特に問題なく登ることができた。
30分ほどで乙女峠に着く。ここからの富士は頂上付近は雲に隠れておらず臨むことができた。金時山山頂に着く頃は雲はどうなるのだろう、不安であった。長尾山山頂までは登りが続く。残雪とぬかるみのまじった登山道をできるかぎり泥にまみれないように登っていった。
長尾山からはいったん下り坂になる。勾配は急になり、しかもこのあたりの残雪は多く、とても滑りやすくなっていた。ただしアイスバーンにはなっていないので、軽アイゼンまでは取り出さず、滑りやすい雪面に慎重に足を下ろして進んでいった。山頂手前の急登では、雪面でつるつる滑る箇所がいくつかあったが、幸いロープやつかめられる木枝があり、何とか登っていけた。
正午には山頂に着いたが、強風と若干の降雨により富士は全く臨めず、眼前は白い雲で覆われていた。強風であまりに寒く、外にいられないので、金時茶屋に入り、具たくさんのなめこ汁を注文、おにぎりといっしょに食べる。なめこ汁で冷え切った身体が暖まりまた、茶屋内にはストーブがあり、貴重な暖をとれた。
山頂には40〜50分いたが、天候は変わらずで富士を臨める可能性は薄く、下山を開始する。下山は仙石原へ降りる。下りも残雪でつるつる滑るのかと思っていたが、こちらのルートには残雪はほぼ消えていた。ぬかるんだ土の斜面を降りて行くこととなった。
13時半過ぎに安全に金時登山口まで降りてきた。仙石原に降りてきたのは、もちろんのことであるが温泉につかるためである。ホテルマウントビュー箱根のにごり湯露天風呂で汗を流した。
今回は冬の登山ということで無理はせず手頃なルートで登山を楽しんだ。体力的には、今冬は定期的に走り込みをしているのが功を奏したか、比較的に楽に対応できた。平均心拍数は100bpmで思ったほど高くなく、走り込みの効果はでているように思えた。
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