平標山 ユウガイヒト沢 モナパウ
- GPS
- 04:40
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車地〜平標山】 ・除雪終了地点からトレースあり、ゲート手前からヤカイ沢に入る。 ・雪質はクラストしていたり片栗粉のような感じでややスリッピー。 ・稜線は一部硬く左の灌木帯を使いながら登る。 【平標山〜ユウガイヒト沢】 ・平標山山頂直下はシュカブラ帯。 ・平標沢方面に一ノ肩北東へ高度を落とし過ぎないようにトラバース。 ・尾根に乗れば雪は軟らかくなる。 【ユウガイヒト沢〜二居】 ・E1670からユウガイヒト沢に入る。 ・ユウガイヒト沢上部(1P)もっさりパウ、中間(2P)モナカ、中間(3P)パウパウ、下部(4P)パウ。 ・中間部のヤブは昨年より煩い。下部は密な杉林だが問題なく滑れる。 ・林道は地王堂川橋手前300mからノートレース。ヒールフリーでペタペタ。ラッセルは踝程度。橋の前後は登り。 【二居〜駐車地】 ・二居集落除雪終了地点に車1台デポ。デポ車で駐車地へ戻る。 |
写真
感想
先週、乗鞍でまこっちゃんと遭遇し来週は巻機山へ行こうとなっていたが、諸々の条件を考慮して平標山ユウガイヒト沢に行く事にした。
5時に二居Pで合流し、二居集落除雪終了地点に車を1台デポしてから火打峠に向かう。火打峠の駐車スペースには10台程度駐車車輛あり。準備を済ませ5時40分頃、少し風はあるが元気よくスタート。
別荘地の雪壁は昨年、一昨年よりも低く今シーズンの寡雪を物語っている。除雪終了地点からありがたいトレースがあり頭を使う事なくおしゃべり。所々でGPSを確認して自分達の予定ルートとの差異を確認するのみ。
振り返ると苗場スキー場(筍山)、苗場山がモルっていた。稜線手前の急登を前にE1480でエネ補給。2年前のまこっちゃんは初スプリットで、この先をシールでは登れず担いでいたが今回はシールのみで完登。
稜線に出るとおはようSUN。雪庇の発達は小さいが右に寄り過ぎないように注意。雪面が硬くなってきた所で左の灌木帯に入り、歩き易そうな所を選び高度を上げて行く。尾根が広くなった所で平標山ロックオン。あとは真っすぐ登れば。。。
平標山登頂〜。
山頂に出ると強風だが景色を堪能しパシャパシャ。
ボードのまこっちゃんには一ノ肩のトラバースは辛いかと思い、山頂直下をシール滑走してE1960ポコに登り上げ一ノ肩を目指すかと確認するがトラバースで良いとの事。ではシールを剥いで行きますか。
山頂直下のシュカブラを蹴散らしコルから一段落としてトラバース開始。薄パウとガリで滑り難い。トラバース途中から振り返り見る平標山は荘厳で好きな景色だ。
目指す尾根は雪庇が発達していないので、無理して高高度を維持しなくても取りつける。自分は平標沢源頭E1840、まこっちゃんはE1790位で尾根に取付いた。
尾根芯をやや東にズラした東面は雪が良い。E1670から北西面のユウガイヒト沢へGO〜。
上部1ピッチ目はもっさりパウダーでこれは期待できる思ったが、中間2ピッチ目で表面クラストでモナカ。早くも快適滑走は終わりかと思ったが、中間3ピッチ目からはパウとなり歓喜の滑走。昨年よりヤブが目立つが概ね快適な滑走が出来る。下部の最終4ピッチ目は自分は左岸、まこっちゃんは右岸を滑走したが共にパウ。杉林の中もやや重の雪だがストレスのない滑走だった。
林道に合流するとセンノ沢へのトレースが出てきたのでボブスレー。途中からトレースが無くなりヒールフリーで踝ラッセル。ペタペタ歩き地王堂川橋を渡り少し登ると日白山からのトレースに乗り二居の除雪終了地点。車道を100m程度滑ったら車デポ地に到着。
デポ車で火打峠まで戻り無事下山。駐車車輛は路側帯にも溢れ30台以上。
人気の平標だが遭遇したのは、山頂で後続の登山者2名と二居に下山して日白山から降りてきたスキーヤー1名だけと静かな山行だった。
下山飯を食べながらまこっちゃんと次回はどこに行こうかと悩む。その悩む事も山スキーの楽しみの一つか。。。
お疲れ様でした。
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