ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5187036
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

根石岳 爆風と山荘ランチ

2023年02月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:57
距離
11.7km
登り
917m
下り
900m

コースタイム

日帰り
山行
3:41
休憩
2:16
合計
5:57
7:04
7:05
23
7:28
7:38
42
8:20
8:30
22
8:52
8:56
31
9:27
4
9:31
9:32
8
9:40
9:47
5
9:52
11:24
26
11:50
26
12:16
12:27
15
12:52
ゴール地点
ヤマレコアプリで記録。
根石岳山荘でログを中断し、そのまましばらく下ってしまいました。再開するまでの間は後から追記修正したのでログが変かもしれません。
天候 曇り。気温-3℃〜3℃ほど。暖気が入りまるで春山。稜線は暴風。
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
硫黄岳山荘のインスタ(2/17)によると、桜平駐車場(下)へは4WDと冬タイヤが必要、(中)へは4輪スチールチェーンも必要、(上)は積雪で進入不可とのこと。
雪は少ないので4WDスタッドレスでゲート前まで行けますが、(中)までには結構な急坂もあったのでやはり(下)までが安牌かと思います。
何もないところでスタックしている車も居るので、運転に慣れてない人は特にしっかりご検討を。
コース状況/
危険箇所等
ほぼほぼ歩きやすい樹林帯。雪が少なくトレースもばっちりなのでツボ足でも問題はないと思いますが、夏沢鉱泉からは雪がサラサラもふもふしてくるのでアイゼンのほうが歩きやすいと思います。自分は六本爪を使用しました。
根石岳山荘手前からは有名な風の通り道。山荘あたりは飛ばされて雪がないです。この日も体が持っていかれそうになる爆風でした。
携帯電波au4G(UQmobile)は稜線以外ダメダメ。
その他周辺情報 桜平から茅野市街に下る途中に温泉施設があります。尖石温泉縄文の湯。今回は立ち寄りました。
桜平駐車場(中)。7時で自車のみ。
桜平駐車場(中)。7時で自車のみ。
参考に帰路で撮影した林道。(下)までは雪がないところも多い。そのぶんガタガタしたり。
参考に帰路で撮影した林道。(下)までは雪がないところも多い。そのぶんガタガタしたり。
駐車場(下)(中)間の写真の箇所、朝イチはスタック痕があって橋に乗り上げられませんでした。沢側にもタイヤ跡があるのでままあることなのかも。
駐車場(下)(中)間の写真の箇所、朝イチはスタック痕があって橋に乗り上げられませんでした。沢側にもタイヤ跡があるのでままあることなのかも。
桜平ゲート手前。(中)まで来られる車ならゲートまで来られます。
桜平ゲート手前。(中)まで来られる車ならゲートまで来られます。
右に進むと(上)駐車場。除雪されておらず進入不可。左がゲート(登山道)。
右に進むと(上)駐車場。除雪されておらず進入不可。左がゲート(登山道)。
ゲートから夏沢鉱泉に向けてスタート。
ゲートから夏沢鉱泉に向けてスタート。
夏沢鉱泉に到着。ここまでは山荘の車が通っているので雪面もわりと締まっています。
夏沢鉱泉に到着。ここまでは山荘の車が通っているので雪面もわりと締まっています。
山荘前で6本爪を装着。
山荘前で6本爪を装着。
夏沢鉱泉から先は気持ち雪がフカフカしてきます。
夏沢鉱泉から先は気持ち雪がフカフカしてきます。
閉鎖中のオーレン小屋前で補給と小休止。硫黄岳側に進んだところにトイレありと看板がありました。
閉鎖中のオーレン小屋前で補給と小休止。硫黄岳側に進んだところにトイレありと看板がありました。
小屋の先、箕冠山と夏沢峠への分岐。とりあえず夏沢峠へ。
小屋の先、箕冠山と夏沢峠への分岐。とりあえず夏沢峠へ。
また少し雪深くなります。爪があるほうが歩きやすいです。
また少し雪深くなります。爪があるほうが歩きやすいです。
オーレン小屋方面へは注意看板が。今はトレースばっちりですが。
オーレン小屋方面へは注意看板が。今はトレースばっちりですが。
夏沢峠に到着。迫力ある硫黄岳を見上げる。
1
夏沢峠に到着。迫力ある硫黄岳を見上げる。
東方が開けて見通せます。
東方が開けて見通せます。
箕冠山、根石岳方面へ。
箕冠山、根石岳方面へ。
ここまでと変わらず樹林帯を進みます。まだそれほど風は気になりませんが、轟々と音だけは響いています。
1
ここまでと変わらず樹林帯を進みます。まだそれほど風は気になりませんが、轟々と音だけは響いています。
木々の向こうに根石岳と天狗岳が見えてきました。
1
木々の向こうに根石岳と天狗岳が見えてきました。
箕冠山の分岐点。
箕冠山の分岐点。
視界が開けました。根石岳山荘と根石岳、西天狗岳。雪がないところまで降りると爆風です。
3
視界が開けました。根石岳山荘と根石岳、西天狗岳。雪がないところまで降りると爆風です。
爆風に耐えながら根石岳の山頂へ。とても見晴らしがいいけれど、それどころではない。
1
爆風に耐えながら根石岳の山頂へ。とても見晴らしがいいけれど、それどころではない。
爆風の中、山頂に到着。
4
爆風の中、山頂に到着。
根石岳山頂から東天狗岳。
1
根石岳山頂から東天狗岳。
茅野諏訪方面。全然雪がないですねえ。
茅野諏訪方面。全然雪がないですねえ。
西天狗岳と東天狗岳。先々週は向こうからこちらを(とんでもないとこに小屋があるなあ)と思いながら見ていました。
3
西天狗岳と東天狗岳。先々週は向こうからこちらを(とんでもないとこに小屋があるなあ)と思いながら見ていました。
東天狗岳まで30分とのことですが、強風が常に体当たりをかましてくる中では向かう気になれず。
3
東天狗岳まで30分とのことですが、強風が常に体当たりをかましてくる中では向かう気になれず。
暴風の中を数人が登ってきます。自分は堪らず下山。根石岳山荘へ。
1
暴風の中を数人が登ってきます。自分は堪らず下山。根石岳山荘へ。
根石岳山荘に避難。入り口まで来てようやく風を凌げます。
2
根石岳山荘に避難。入り口まで来てようやく風を凌げます。
山荘内12℃。冬季は週末営業とのこと。こんな場所にお風呂があるのも凄い。
2
山荘内12℃。冬季は週末営業とのこと。こんな場所にお風呂があるのも凄い。
アルコールが充実してます。年季というか歴史すら感じさせる箪笥が素敵。
アルコールが充実してます。年季というか歴史すら感じさせる箪笥が素敵。
テラス席。窓ガラスは爆風をもろに受けてると思われますがびくともしていない。この山荘、強い。
3
テラス席。窓ガラスは爆風をもろに受けてると思われますがびくともしていない。この山荘、強い。
作りたての手作りカレーを頂く。とても美味しかったです。お茶付きなのもうれしい。
4
作りたての手作りカレーを頂く。とても美味しかったです。お茶付きなのもうれしい。
欲張って特製プリンと珈琲も注文。欲張って大正解でした。おじさんも満足。
3
欲張って特製プリンと珈琲も注文。欲張って大正解でした。おじさんも満足。
1時間以上も休憩させてもらい、ようやく出発。相変わらず外は爆風です。
2
1時間以上も休憩させてもらい、ようやく出発。相変わらず外は爆風です。
山荘に拝。お世話になりました。
山荘に拝。お世話になりました。
飛ばされそうになりながら箕冠山へ戻る。写真もブレてます。
飛ばされそうになりながら箕冠山へ戻る。写真もブレてます。
振り返り。ここまで来ればもう安全です。
2
振り返り。ここまで来ればもう安全です。
箕冠山分岐まで少し登り、今度は峠に向かわずオーレン小屋へ下ります。
1
箕冠山分岐まで少し登り、今度は峠に向かわずオーレン小屋へ下ります。
オーレン小屋への下り。こちらにも注意看板がありました。立ち入り禁止には流石に躊躇しますが、今日はトレースばっちりですし特に危険はないのでそのまま下ります。
1
オーレン小屋への下り。こちらにも注意看板がありました。立ち入り禁止には流石に躊躇しますが、今日はトレースばっちりですし特に危険はないのでそのまま下ります。
いい感じに雪がモフモフで下りはあっという間にオーレン小屋に到着。
1
いい感じに雪がモフモフで下りはあっという間にオーレン小屋に到着。
来た道を下る。沢沿いの道。下りはゆとりの歩調。
来た道を下る。沢沿いの道。下りはゆとりの歩調。
夏沢鉱泉に帰着し一服。
夏沢鉱泉に帰着し一服。
締まった雪道を軽快に下る。
締まった雪道を軽快に下る。
桜平ゲートに帰着。
桜平ゲートに帰着。
桜平駐車場(中)に帰着。1台増えていました。
1
桜平駐車場(中)に帰着。1台増えていました。
縄文の湯に立ち寄り入浴。♨に入り着替えてさっぱり。このあと松本のカモシカスポーツに寄ってから帰りました。
1
縄文の湯に立ち寄り入浴。♨に入り着替えてさっぱり。このあと松本のカモシカスポーツに寄ってから帰りました。
おまけのマイニューギア。zpacksの公式サイトで購入したsub-Nero ultra。気になっていた背面パッドのズレはなし。耐久性はまだ不明。使い心地○
1
おまけのマイニューギア。zpacksの公式サイトで購入したsub-Nero ultra。気になっていた背面パッドのズレはなし。耐久性はまだ不明。使い心地○

感想

先々週は天狗岳で八ヶ岳ブルーを満喫できたので、近隣をもう少し歩いてみたくなり、天狗岳より初心者向けな感じの根石岳に行ってみることにしました。

桜平の入り口分岐を起点にして、根石岳から天狗岳、黒百合ヒュッテまで回って戻ることも考えましたが、天気がイマイチだったので、桜平駐車場(中)まで車で行って、短めにピストンすることに。根石岳は予想以上の爆風で、とても天狗岳まで行く気力は保てなかったので結果的には正解でした。

根石岳山荘のある鞍部は風の通り道ということで、強風で有名なことは調べていましたが、この日は一体風速何メートルあったんでしょう。全身が押されるのは勿論、体温があっという間に奪われるので、厳冬期の気温だったらヤバかったと思います。この日は春山のような気温だったので低体温にならず済みました。

昼食は根石岳山荘で頂きました。八ヶ岳の小屋はどこも何かしら魅力的なメニューがありますね。こちらは手作りカレーと根石岳プリンが気になっており、珈琲もプラスして両方注文させてもらいました。
この日のお客さんは少なく、自分ともう1グループのみでした。多分午後には宿泊客で賑やかになるのだと思います。スパイスを炒めるいい香りを嗅ぎながら、カレーが出来上がるまで体を休めさせてもらいました。
カレーは欧風というより日式でしょうか。黄色い色味が家庭のカレーを思わせます。あまり辛くはないですがスパイスが効いておりとても美味しかったです。
プリンは程よい甘さで美味しくペロッと食べ終わってしまいました。カラメルは透明で苦味がなかったです。検索すると普通に黒いときもありますね。煮詰め具合はその時次第?

■自分用装備メモ
上)ドライレイヤーウォーム、ジオラインEXP、ナノエア、フロウラップフーディ、アクロJKT、αハラマキ
下)ドライレイヤーウォーム、ジオラインEXP、ULサーマラップ、ウィンターハイクパンツ、ドライレイヤー五本指、ダーンタフフルクッション、アルパインクルーザー2800(旧モデル)、イワタニ6本爪アイゼン

お腹周りが汗濡れで冷たさを感じました。寒がりなんですが、お腹だけは防御を固めておいてあとは薄着にふってみるか……。

■その他備忘録
硫黄岳山荘グループのHPが改修中で見られず。最近Instagramを登録しておいたのが役立ちました。今はアウトドア関連の情報集めもFacebookとInstagramが必須ですね。体力よりも情報ツールの感覚に自分の老いを感じます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2314人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
天狗岳&硫黄岳(オーレン小屋宿泊) 
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳〜横岳お花畑
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳【信州山のグレーディング18】
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平から東天狗と硫黄岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
夏沢鉱泉本沢温泉往復
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら