荒川水系 鴨川遡行、日進2丁目B.S.から源流域へ

2023年02月19日(日) [日帰り]

• GPS: 02:35
• 距離: 10.3km
• 登り: 18m
• 下り: 7m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:35

9:59 スタート地点日進２丁目B.S.
12:28 12:28 鴨川源流域の碑
12:34 桶川駅

天候

曇り時々晴れ。気温≒7℃〜13℃

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】HOME→[徒歩]→日進2丁目B.S.
【復路】JR桶川駅(12:36)⇒HOME

コース状況／危険箇所等

遊歩道と舗装道が半々です。本日の実質的な起点の共栄橋から中橋までの間は遊歩道が有るのですが、「緊急浚渫工事」で令和5年3月30日まで遊歩道が通行止めです。揺木橋〜新弁財橋の間は舗装された歩道で、新弁財橋から鴨川橋（一級河川起点）までは遊歩道。鴨川橋から源流域までは舗装道路です。

その他周辺情報

公衆トイレ、コンビニエンスストアなどは、鴨川を横断する主要幹線道路を傍に入ればたくさんあります。

写真

2/19 13:53

本日の出発地点の「日進2丁目B.S.」

2/19 10:07

日進（南）交差点にかかる歩道橋から国道17号線を望む。相変わらず交通量が多い

2/19 10:10

実質的な遡行起点の「市道 宮原〜指扇線」にかかる共栄橋

2/19 10:13

鴨川右岸の遊歩道を進んで直ぐに工事中の看板が... やむを得ずアスファルト舗装道路に下りて進みます

2/19 10:13

その目の前には上尾市唯一の大学である「聖学院大学」。たしか原田龍二氏の母校だったと思う

2/19 10:22

工事中でも通行止めになっていなかった山ノ下歩道橋から川面を見れば30cm以上ある鯉がウヨウヨ泳いでいる。しかし未だ冬だから亀の連中は冬眠中でしょうか？

2/19 10:24

その対岸には太田道灌所縁の地である「三貫清水の杜」がある。この辺では運が良ければキジやカワセミが見られるが今日はいらっしゃらなかった

2/19 10:36

今日最初にご挨拶に現れたのはオオバン君。こちらは成鳥

2/19 10:36

若者のオオバン

2/19 10:39

おっ！養蜂場がある。規模が小さいから個人の趣味でやられているのかも知れない

2/19 10:59

所々にこんな案内表示板があります

2/19 11:01

ツグミ君はそろそろ樺太やシベリアに帰る準備ですね

2/19 11:10

上尾市民憩いの場である富士見親水公園。春になれば桜と菜の花のコラボが楽しめる場ですね

2/19 11:13

梅の花でしょうか？

2/19 11:32

すずむき橋の袂にあった馬頭観世音。せっかく馬頭が綺麗に彫られているのに建立年や願者名が摩耗して読めない

2/19 11:35

コサギちゃん。結構眼光が鋭いですね〜。餌でも見つけたかな？

2/19 11:36

ボソがボソッと呟くww

2/19 11:39

だそうです。鴨川はこの他にもカラ類混群、メジロ、キジ、ヒヨ、ムク、ブト、コガモ、ヒドリ、カイツブリ、ゴイサギ、ユリカモメ、カワウ、カワラヒワ、ホオジロ等、今まで結構見ました

2/19 11:40

上尾市屈指の名刹である昌福寺を望む。詳しい内容は
http://www.city.ageo.lg.jp/site/iinkai/064110110105.html

2/19 11:42

下水道が整備されていないからあちこちから鴨川に流入しています。埼玉県も頑張って早く都内の仙川や野川みたいにキレイにして下さい

2/19 11:46

チュウサギ。爺さんか婆さん？散歩していたお年寄りのお話では1時間以上も同じ場所で佇んでいるらしい。

2/19 11:50

ハクセキレイはすばしっこいのでブレブレですorz

2/19 11:52

カル君はスタート地点から最後まであちこちで見かけた。まさに野良鴨(シツレイ！)...

2/19 11:55

一級河川起点である鴨川橋で水路幅が変えられている。護岸が�祁織掘璽肇僖ぅ襪任靴辰�りしているのもここまでで、これより上流は多少お粗末な水路となる

2/19 11:56

鴨川橋の袂にある「一級河川起点碑」

2/19 11:57

なのに何故か埼玉県の刻字？

2/19 11:57

一級河川起点より上流では護岸も水路もご覧の通り

2/19 12:01

このステンレス製のフレームは何のオブジェだろう？見渡しても名称や説明文が何も見当たらない

2/19 12:01

同

2/19 12:07

マガモの夫婦。見ていたらかなりイチャついていた。まだそんな季節じゃ無かろうが...

2/19 12:08

御主人様をドアップで

2/19 12:09

開渠終点の「かぶと橋」

2/19 12:09

ほれ！この通りww

2/19 12:10

ご覧の通りかぶと橋から上流は暗渠に

2/19 12:17

暗渠の証拠

2/19 12:18

幅広い暗渠はここまで

2/19 12:19

どうやら暗渠終点の様です。桶川市けやき通りを横断したら急に暗渠の幅が狭くなり、桶川市鴨川1丁目21-20にあるGoogleマップ上の「桶川倉庫2」(写真中央奥の白い壁)が行き止まりの様なので遡行はここまで

2/19 12:27

桶川駅の近くにある「鴨川源流域の碑」。実際の源流域とは結構距離が離れているが、おそらくは地元の要請で街のシンボルとして駅前の一等地に建立したのでしょうねェ...

2/19 12:33

桶川駅でブラタモリならぬブラチャカヤーン終了

2/19 12:57

高崎線で自宅近くの宮原駅まで戻ってから、駅近の鰻屋さんで相変わらずの一人打ち上げ

2/19 13:04

先ず🍺！御通しは鰻肝の煮凝り

2/19 13:19

今日はちょっとケチって並で我慢。でも当然のことながら冷酒(300ml)も頼みましたww

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ85 パナソニック

装備

MYアイテム

chakayaan

重量：-kg

感想

chakayaan

　1月25日に宝登山の蝋梅を鑑賞に行ってから、諸般の事情でなかなかハイキングに行きたくても行けなかったので、荒川水系の鴨川源流域までの散策と探訪に出かけました。スタート地点は自宅近くの「日進2丁目バス停」と決めて午前10時に出発。

　鴨川は桶川市鴨川一丁目に源流域を持ち、上尾市、さいたま市、朝霞市を経て荒川本流に合流する中小河川です。しかし今までに多くの水害をもたらして昭和初期まで、沿岸の農民に塗炭の苦しみを与えて来たのも事実らしいです。

　戦後になっても治水対策が完ぺきではなく、最近になっても大きな台風や豪雨が来るたびに、河川沿岸の住宅に床上浸水などの甚大な被害をもたらして、今だに人の力では治水しきれない侮れない中小河川とも言われています。

　そこで自分の住む町に流れる鴨川と言う河川の源流域を、ブラタモリならぬ私的な探訪をしようと試んだのが今回のウォーキングでした。今回はいつもの低山ハイキングではないので、装備も必要最低限のものに纏めました。

　当初、2時間もあればゴール地点に到着するだろうとタカをくくっていましたが、そこはブラタモリ流の街歩き。ちんたらと野鳥の写真撮影したり、何本も現れる橋梁のデザイン鑑賞したりと、当初思っていたよりも時間がかかりました。

　それでも低山ハイキング・コースとは違って、自然も少なく何度も舗装道路を横断したりしなければならないので、徐々に歩くのに飽きてきましたが、そこは割り切って歩き切った後の御褒美を、心の底から楽しみに頑張って歩き切りました。