冬の装いに戻った三峰山

2023年02月21日(火) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 9.0km
• 登り: 746m
• 下り: 733m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:22
• 合計: 5:24

7:56 三峰山登山口
8:02 8:02 登り尾コース入口
8:35 8:36 三畝山林展望台
9:54 10:22 五本杉避難小屋
10:39 10:40 三畝峠
10:55 11:06 三峰山
11:08 11:13 八丁平
11:25 11:31 三畝峠
11:41 12:04 五本杉避難小屋
12:48 12:54 不動滝
13:11 13:11 登り尾コース入口
13:18 13:19 三峰山登山口
13:20 ゴール地点

天候

曇時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みつえ青少年旅行村入口の駐車場を利用。

写真

みつえ青少年旅行村入口の駐車場から出発。アクセスは宇陀市から国道369号線を辿りましたが、宇陀市から曽爾村へ抜ける栂坂峠手前あたりから路面にも雪があり、今朝は冷え込みが厳しくちょっと嫌な感じでした。

駐車場からしばらく不動川に沿って続く林道を歩き、往路は登尾ルートから登って行きます。比較的緩やかで登りやすい登山道が続きます。

登尾ルートの登山口から30分程登ると、一旦緩やかに下ってトイレのある林道へ出ます。登山口からそのまま林道を上がれば、車でもここまで入れそうです。

展望地から北麓の御杖村神末の集落を望みます。御杖(みつえ)も神末(こうずえ)も、その昔天照大神をお祀りする場所を探して旅をしていた垂仁天皇の皇女・倭姫が、道中御杖村に立ち寄りその候補地の印として杖を残したことからその名が付けられたと云われています。

不動滝ルートとの合流地点にある五本杉避難小屋。少し吹雪いてきたのでしばしここで休憩します。

三畝峠付近まで来ると、三峰山らしい綺麗な霧氷が！

青空こそ望めませんが、ほとんど雪が消えて春山のようになっていた数日前のことを思えば大満足です。

山頂手前にある「木曽御嶽山ビューポイント」。今日はさすがに何も見えませんが…

3年前の2020年2月7日に登った時は、ここから御嶽山(右)と乗鞍岳(左)が望め、しかもなんか山の形が変だなぁ…と思っていたら、上位蜃気楼のおまけつきでした。ここから乗鞍岳まではおよそ220km、通常上位蜃気楼が見られるのは10km程度ということで、この時のように数百kmも先で観測できるのは非常に珍しいそうです。ちなみにそのことを知ったのは帰ってからで、自宅でひとり大興奮でした(笑)。

霧氷で有名な三峰山はいつも多くの登山者で賑わっていますが、この日見かけたのは自分達の他は2組4名の方だけ。おかげでとても静かに霧氷を味わえました。

数日前のみなさんのレポでは完全に雪が解け草原となっていた八丁平。昨日からの寒波で再び一面の雪原に戻ったようです。

風も穏やかで静けさに包まれた八丁平を後に、帰りは五本杉避難小屋から不動滝ルートで下山します。

不動明王が祀られる落差21mの不動滝。前回来たときは滝のそばに氷の芸術作品が見られましたが、今回は春も近いせいか氷結は見られませんでした。

下りてくると少し晴れ間も見えて、随分と緩んだ雪にやはり早春を感じます。思いがけない寒の戻りで今シーズン最後の霧氷に出会えた三峰山でした。

感想

まほろば1839

みなさんのレポで霧氷はおろかほとんど雪がないぁと正直あまり乗り気でなかった三峰山。いざ登って見ると前日からの寒波で一気に冬の装いに戻り、青空こそ望めませんでしたが、今シーズン最後の霧氷に出会え大満足でした。今回も、とりあえず登りたいと折れなかった同僚に感謝です。