四阿屋山 静かなつつじ新道と賑わう山頂
- GPS
- 03:09
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 537m
- 下り
- 542m
コースタイム
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:09
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
つつじ新道の登山口前の駐車スペースに駐車しました。5台ほどというスペースがありますが、休日にも係わらず、他に車両は停まっていませんでした。薬師の湯からのコースとは違って、こちらは静かなコースのようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★全体的に急傾斜が多く、山居分岐の上の岩場は比較的難易度が高いと思いますので、ある程度の経験が求められるコースと思います。標識等は十分にあり、わかりにくいという事は無いと思います。 ◆つつじ新道登山口〜山居分岐 植林地の中を一定の急登で登っていく道でした。高度はどんどん稼いでいく感じですが、遊びもなくひたすら登ります。ある程度登ると右に折れて尾根に登り、尾根を進んで山居分岐に到着。植林地は終り、すぐ先に鎖場が見えています。 ◆山居分岐〜山頂 まずは鎖場。最初の鎖場が難易度が高いと思います。垂直に近い、短い凹角の中を登りますが、スタンスが細かいです。ただし、小さなスタンスは薄いペンキで示されていて、足がうまく乗れば十分に効きますので、これを頼りに登って行きます。ホールドも適当なものがありました。最後は鎖を頼りに一気に登り切りました。 その後、短い登りと鎖場を繰り返しますが、第二、第三の鎖場は、鎖は補助程度で登ることができると思います。 これを過ぎると正面の高みに向けて緩急繰り返しながら登っていきます。この間は痩せ尾根などが出現し、賑わう福寿草園からの道に合流します。合流してから急登をひと登りで狭い山頂です。 ◆山頂〜山居 しばらくは急なつづら折りの道を下っていきます。手すりなどもあります。急坂を下りきると、両神神社奥宮の建物があり、再び植林地に戻ります。あとは緩やかな、階段もある道を下って、福寿草園に到着します。 ◆山居〜山居分岐 植林地の中のトラバース道です。道が細い部分や、崩れやすそうな部分もあり、注意して通過します。小さな谷を回り込み、道がしばらく登りとなって、登りきると山居分岐へと到着します。 ◆山居分岐〜つつじ新道登山口 往きに通過した道です。傾斜はある程度急な植林地の中の道なので、スリップしないようしっかりと降りていきます。 |
その他周辺情報 | 近くの道の駅には、両神温泉薬師の湯があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
地図
コンパス
計画書
カメラ
笛
ガイド地図
チェーンスパイク
ゲーター
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感想
久しぶりの、大勢での山行でした。四阿屋山はちょうど20年前のこの時期以来。最近、こういった復習の機会が多くなっています。あの時は、雨もちらほらという曇った日で、道には雪が多少ついていて、しっとりした日というイメージが残っていますが、不思議と山頂や道中の登山道の景色のイメージが残っていません。そういった天気でしたのでひとけも無く、冷たい雨のどんよりとした日で、下山したあとで薬師の湯に向かいつつ、オオイヌノフグリを見つけて春を感じたという記憶の山行でした。
今日はスタートから青空も出ていました。初めて登るつつじ新道は登山口から急坂が連続します。確実に高度を稼いでいくのですが、薬師堂コースの半分の距離で一気に登ってしまう道ですので、さすがに容赦なく登ります。植林地の中の谷間を黙々と登り、右の尾根に取付いてから左の尾根と合流するあたりが、山居分岐でした。眼前の鎖場を見つつちょっと一息です。
まずは、最も難易度が高いと言う最初の鎖場に取りつきます。凹角を登って行く感じですが、壁の下に立つと垂直に見えて躊躇します。メンバーの皆さんの視線を感じつつとりつつ、思い切ってとりつき、ホールドやスタンスを探します。ちょっと迷いましたが、小さなスタンスがペンキで表示されていて、それを利用すると、意外とスッと立つことができました。少し登ったら出口が近づくので、最後は鎖に頼って一気に這い上がりました。一件落着です。
あとは、鎖に頼るほどではなく、岩場や痩せ尾根を通過し、福寿草園からのコースに合流。こちらはいくつかの団体さんでにぎわっていて、渋滞気味でした。狭い山頂にたどり着き、前のグループと入れ替わりにベンチで小休止。曇って風が冷たくなってきたので、防寒着を着込んで西から北の展望を楽しんでから、下りに入りました。渋滞気味の道を慎重に降りて両神神社奥宮。福寿草園を楽しんだ後、細い道を山居分岐に戻り、急坂を慎重に降りていきました。
さて、お目当ての福寿草はちらほらとですが、けっこう開いていましたので、楽しむことができました。前回来たときはほとんどつぼみで、開いているのは一つ二つだったように記憶していますので、そこは良かったです。曇りがちではありますが、明るい雰囲気で、蝋梅も良かったと思います。大勢の山行で、ペースも自分のいつものペースよりは早いので、息を切らしながらついていきましたが、和気あいあいの山行もまた楽しい一日でした。
いい機会なので、2003年に行った時の様子をメンテナンスしました。今とあまり変わっていない感じです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4545307.html
コメント
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つつじ新道は厳しいですよ〜。
自分も下りルートして使っので、これは初級者には無理かなと思いました。
泥助さんなら全然大丈夫でしょうけど😉
はい、その通りです。
もっと楽勝だと思っていましたが、意外に厳しかったです。下りだとずっと気が抜けないですね。妙義ほどではないですが😓
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