晩秋の奥多摩 本仁田山


- GPS
- 05:30
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 910m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 13℃〜10℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートには危険箇所もなく特に問題なし。鳩ノ巣駅下の鳩ノ巣渓谷にある一心亭は温泉がすばらしいです。 |
写真
感想
急坂の連続でへとへと。去年登ったときもそうだったけど。やはり・・・。体力の衰えと気力がねぇ。
ヤマレコでやり取りしてたmelonpanさん!待ち合わせミスはごめんなさい。失態でした。はは(反省足りず・・・。)。偶然に山で道を聞いてもらってよかった!!温泉、呑みともに楽しかったですね。こんどは綿密に?待ち合わせして行きましょうね。
この週末に東京の国立に車で行く用事があり、そこから近い北丹沢か奥多摩に登ろうかと考えていた。書店に奥多摩の地図を求めたが売り切れ。それなら北丹沢かなぁと考えていた金曜日の夜、「9時15分の電車で奥多摩に着き、本仁田山に登る」というメッセージがmijincoさんから届いた。ちょうど良い方角なので「行きます」という返事を出し、念のためヤマレコで本仁田山のレポを数件調べて地図を印刷し、車で出発した。金曜の夜は国立駅そばの駐車場に車を止めて車内泊。
土曜日の朝、国立から電車に乗って9時15分に奥多摩駅に到着。しかし、mijincoさんからの連絡はなく、彼がどんな風貌の人なのか知らず(丹沢大山近くの風呂場で一度会っただけ)、駅前に私を捜しているような人はいない。念のため、次の電車の到着を待ったが彼は現れなかった。
どうしようかと考えたが、せっかく来たんだし、ヤマレコのレポには「道は明瞭で心配なし」と書かれていたので、まぁ何とかなるだろうと思って一人で登山を開始した。このとき、既に午前10時。
登山道入口まではアスファルト道が続き、所々に本仁田山を指し示す道標あり。とは言ってもちゃんとした地図がないので不安になる。基本的に私は臆病なのだ。道のカーブや道の上を横切っていた高圧線を地図と照らし合わせ、この道でいいんだ、間違えたら戻れば大丈夫じゃん、と自分に言い聞かせて進んだ。
乳房観音に立ち寄って登山道を登る。急なジグザグ道がずっと続く。なだらかな場所はほとんど無い。休憩ベンチもない。途中、40名くらいの団体さんの中に紛れ込んでしまい、ペースが遅くなってしまった。しかし、遅いペースのお陰でかなり体力回復できた。
山頂手前100mくらいで最後の尾根に登り詰めた。ここで休憩していた2人組に、下山時、道を尋ねることになるのだが、この時はそんなことは知るよしもない。
山頂には12時ちょうどに到着した。駅から近くて簡単な山だと思っていたが、意外と坂が急で疲れた。お腹も減ったので、早速うどんの準備。今日は関西風の出汁と餃子を買ってきたのだ。うどんは関東より関西の方がずっと美味しいと思う。日陰って寒い山で熱い食事はエネルギーになるなぁ。
下山コースは、山頂から北へ100mほどの分岐から東へ向かってコブタカ山に至り、そこから尾根伝いに鳩ノ巣へ降りる道。よく分からなかったので、山頂にいたグループのリーダーらしき人に道を尋ねた。コブタカ山から、防火林として伐採されて見晴らしがよい尾根を下り、山の神が祭られた場所へ出るのが良いそうだ。その教えに従って下山開始。
コブタカ山までは問題なし。そこから暫く降りたところに、鳩ノ巣方面を示す道標の立つ分岐があった。しかし、持参した1/25000地図のどこ場所なのかわからない。後続のグループに道を尋ね、「多分この辺じゃないかな」という見当を付けてもらって、そのまま尾根伝いの急坂を下ることにした。彼らは道標の示す杉林の方へと別れていった。
フカフカ&サクサクの急坂を降りたところに再び道標が現れた。右に折れると鳩ノ巣方面らしい。ここを右折し、紅葉が少し残る林を抜けると、薄暗い杉林となった。このとき、私はもっと北側にいると思っていたので、尾根を外れて南側へ降りるのはおかしいと思った。先ほどの分岐の先に尾根伝いの道が続いていたのではないだろうか? 不安になったので、一度分岐まで戻ることにした。
杉林の入口まで戻ったところで、2人組が降りてきたので呼び止めて現在地や道を尋ねた。「こっちの道で間違いないだろう」とのこと。前述のように私はもっと北にいると思っていたので腑に落ちなかったが、鳩ノ巣に行けることは間違いないので、彼らの後に続くことにした。
彼らの速い下山スピードに戸惑いながらも林道終点の広場に到着した。ここに「山の神」を奉る祠があった。尾根から外れたはずなのに、地図通りの道を歩いてきたのか?まだ腑に落ちない。ま、詳細なルート確認は帰ってからにしよう。
広場の地図看板の前にて、先導してくれた2人組と話す。
「ちゃんと地図を読めるようになったほうがいいよ。いつも一人で山に行くの?」
「単独行が多いですが、今日はネットで知り合った人と一緒に来るはずで駅で待ち合わせたのに、その人が来なかったのです。昨夜『本仁田山へ行く』というメールをもらって来たのに。」
「ひどいやっちゃなー。その相手がどんな人か知らないの?」
「丹沢の大山から下山後、風呂の脱衣所で忘れ物をしたところを声を掛けたので、男性だと言うことは分かっています。」
「えっ、それって俺のこと?(^^;」
「えっ、あなたがmijincoさん?(^^; 私、melonpanですが。」
話を聞くと、昨夜のメールは待ち合わせの連絡ではなく、「9時15分に奥多摩駅着で本仁田山へ行くけど、出会う機会があるといいね」程度の連絡で、私からの返事を読んでいないから私が来ることも知らなかったそうで。紛らわしいよ〜!
すっかり悪者となったmijincoさん、そして連れのtakashi712さんと一緒に鳩ノ巣へ下山し、一っ風呂浴び、奥多摩へ戻って飲み屋で一杯…のはずがビール2杯、日本酒は…何杯飲んだのだろう?途中から記憶がない。気づいたら立川の駅に着いていたので、中央線の国立駅で降り、駐車場に止めてあった車でビバークした。
事前の下調べ、地図の携帯、読図能力、二日酔い予防、そして同行予定者との密な連絡が大切だと学んだ山行となりました。(^^;
今回、本仁田山は初めて登りましたが、忘れられない山行の一つとなりました。
登り初めの急坂のきつさもありましたが、ヤマレコを介して面白い出会いを経験した事です。melompanさんには本当に申し訳ありませんでしたが、これも何かの縁かも!今後とも宜しくです。うちのリーダーをお許し下さいね。m(_ _)m
(by takashi712)
これめちゃくちゃ美味そうですね。
鍋も具材も全て担いで行ったのですか?
belltakuさん
コメントありがとうございます。
鍋も具材も持って行きました。
多少重くはなりますが、美味しいうどんを作りたい気持ちが私を奮い立たせました。
その甲斐あってとても美味しく仕上がりましたよ。
melonpanさん、mijincoさん、takashi712さん、こんばんは。
最初、この記録見て、「ププッ♪」と思わず笑っちゃいました。
(すみません
melonpanさん、すっごい早とちりですよ。
mijincoさんも、超ファジーなメッセージ出してますね。
なんだかお二人とも、なかなか良いコンビじゃないですかぁ
山での会話なんかも、もうお腹かかえて笑っちゃいました〜。
(またまた、すみませ〜ん。 m(_ _)m )
次は皆さんで最初からつるんで登られるように期待しております。
w-koboriさん
私はファジーな表現から真意を汲み取るのが苦手なのです。
到着時間まで書いてあったからてっきり待ち合わせするのかと…。
返事がないからおかしいなとは思ったんですけど。
途中で引き返して声を掛けて良かったです。
気持ち良い温泉とお酒も楽しめましたし。
立川のカプセルホテルにビバークすることもなく。
次は冬山? 装備を調えないと
melonさんが正しいねぇ。どうも北の尾根行ってたね。おそらく。右に示す道標を一本見過ごしたのかもしれんなぁ。659mピークへ進みの防火帯の尾根をたどり山の神へ下りていったと思われますね。ちょいと遠回りか。コンパス確認した時も途中で並行して道がついてたので気がつかなかったんやね。また今度確認しにいくかなぁ。へへ。しんどいか〜。
ガイド本を確認したら「途中で防火帯と分れ、右へ林の中の道となるため道標を見落とさないように注意しよう」とあった。いい加減でゴメン!
mijincoさん
修正されたルートで正しいと思います。
下山路で最後に右折した分岐(杉林前の分岐)は、川苔山への道とぶつかったところと考えると納得できます。右折後はやや南に降りて山の神の広場に至ったので。
「途中で防火帯と分れ、右へ林の中の道となるため道標」も鳩ノ巣駅を指し示していて、そこから直進して上記の分岐からも鳩ノ巣へ行けるので、紛らわしいですね。ちゃんとした地図や案内図があればどうってことないんでしょうけど。
今回の参考は準備不足だったなぁと反省しています。
mijincoさんとtakashi712さんに会えて助かりました。
mijincoさん、melonpanさん、takashi712さん、こんばんは。
私は確か、昨年11月末に川苔山に行きましたが、
もう少し葉っぱが残っていたような・・。
今年は昨年より落葉が早いと感じます。
それにしても、最後に出会えて良かったですね。
そして山の後のお酒、
さぞ美味しかったでしょうね
w-koboriさんのコメと同じですが、
次回は最初から同行ですね!
manabu
manabuさん、sumikoさん
川苔山レポ拝見しました。紅葉が綺麗だったんですね。
山の中の紅葉は、ごく一部をのぞき、もう終わっていました。
でも、葉が落ちた後の寒々しい風景も、これはこれで風情があります。
山の後のお酒は美味しかったですが、飲み過ぎてしまい、
途中から美味しさはおろか、自分の存在さえも分からなくなってしまいました。
帰れなくなったらどーなっていたんでしょうね。
装備のないステビバは避けたいものです。
次回は奥多摩の更に奥の方へ行こうかと話をしています。
んが、奥多摩は遠い〜。
コメントありがとうございます。秋も深まりました〜。悔いがないよう?本年締め山行いきましょね。呑み過ぎんよに。
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