森吉山 ホワイトアウトのスキー登山2

2023年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 13.0km
• 登り: 985m
• 下り: 964m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:07

距離 13.0km 登り 985m 下り 980m

6:31 阿仁ゴンドラ山麓駅
7:58 8:11 阿仁ゴンドラ山頂駅
8:41 8:42 石森
9:04 9:08 森吉山阿仁避難小屋
9:49 10:07 森吉山
10:29 森吉山阿仁避難小屋
10:53 10:54 石森
11:23 阿仁ゴンドラ山頂駅
11:38 阿仁ゴンドラ山麓駅

天候

雪

アクセス

・阿仁スキー場に駐車。
・大館能代 18:30 => 羽田 19:50（ANA 724）
・空港バス 羽田空港発 20:25（新横浜行き、900円）

コース状況／危険箇所等

・ピンクテープの竹竿があるのは阿仁避難小屋までで、その先ホワイトアウト時はGPSが必須。ホワイトアウト時も山頂までは行けても阿仁避難小屋までGPSなしで戻ってくるのは困難。

その他周辺情報

・打当温泉 マタギの湯：人が少なく落ち着ける。マタギ資料館は必見。宿泊もできる。600円。

写真

2/25 6:34

まだ駐車場では除雪作業を行っていた。

2/25 6:47

圧雪車が通る。

2/25 7:04

コースの端っこを登らせて頂く。

2/25 8:33

完全に埋もれそうなピンクテープ。

2/25 8:42

埋もれずにしっかりと標識がでていた。

2/25 8:51

一つ先のピンクテープが見えるのでマシな方。

2/25 9:06

阿仁避難小屋。中には入らず。

2/25 9:25

2/25 9:46

一瞬だけ光が差した。ほんの一瞬。

2/25 10:00

山頂です。

2/25 10:04

マイナス8℃。

2/25 10:30

阿仁避難小屋まで戻ってきた。ここからはピンクテープがあるのでちょっと安心。

2/25 12:04

平和なスキー場に帰還。秋田八幡平スキー場に比べてこのスキー場はかなり賑わっていた。駐車場も車でいっぱい。それでも人は少ないが。

2/25 13:19

マタギの湯。いつかここに泊まって別ルートで森吉山に登るのも良い。

当日25日0時から正午あたりまでに10cm以上の降雪あり。森吉山ダムでの当日正午の積雪は65cm。

森吉山ダム同様に、当日25日0時から正午あたりまでに10cm以上の降雪あり。阿仁合での当日正午の積雪は95cm。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

NTS

最終コンビニの近くで車中泊し、翌朝、コンビニに寄って購入したホットカフェオレを飲みながら阿仁スキー場へ向かう。駐車場に着くと1台 のSUVとその隣りにライトを点けたパトカーが停まっていた。パトカーの隣りは避けてSUVの隣りに並べて駐車する。広い駐車場に一番乗りだと、どこにどのように停めるか悩ましい。1台の車を挟んでパトカーが停まっている状況もちょっと悩ましい。

駐車場の除雪作業とゲレンデの圧雪作業が忙しなく行われている。車中で作業をずっと凝視するが、駐車場の除雪作業は一向に終わる気配はない。意を決して雪が降る中6時半に出発。十分明るいので轢かれてしまう心配はないが、呼び止められないかドキドキした。特に問題なくドーザーが動く横を通過し、スキー場のコースを登り始める。途中で圧雪車が前から来たり後ろから追い抜いたりしたが、特に呼び止められず問題なし。こちらから運転手は見えないが、適当なタイミングで会釈したりしてスキー場を登らせてもらっている感謝の意を示す事は忘れない。登山者に優しいスキー場という事前情報の通り、登山者に優しいスキー場である。

スキー場トップには登山者用にロープが空いている箇所があり、いよいよスキー場外へ出る。雪はずっと降っていて視界は50mくらいだろうか。次の竹竿がなんとか見えるか見えないかくらい。帰路にちょとでも竹竿の視認性がよくなるよう、竹竿についた雪を落としながら進む。石森を通過して阿仁避難小屋までは竹竿があったが、阿仁避難小屋から山頂までは竹竿はなく完全にGPS頼りで山頂へ向かう。ほどなくして山頂へ到着。冬型の気圧配置の今日はさすが風雪が強い。写真を撮ったらシールをつけたまま下山する。

石森へ登り返しスキー場方面へもう少し下ったところでシールオフしてスキー場へ滑り込む。頂上リフトから少し上がった樹氷原でようやく人を見かけた。スキー場ではコースに並行する緩やかなノートラックの森の中を滑走する。下地は硬いが楽しい滑走が続く。こんな時間でノートラックなのは不思議なくらい。最後はゲレンデ下部の残りパウダーを頂いて終了。GPS頼りのホワイトアウト山行でした。次は青空の下にスノーモンスターが広がる様子を見たい。