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Yamareco

記録ID: 522280
全員に公開
ハイキング
近畿

・シビレ山〜丹生山〜帝釈山 勝雄不動滝から縦走(神戸市)

2014年10月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
yamaya その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
14.9km
登り
729m
下り
735m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆所要時間 6時間10分  ●歩行距離 15.0Km  ▲総上昇量 786m

 09:20 不動滝駐車場
 09:40 勝雄不動滝
 10:50 シビレ山(しびれやま)△465m
 11:20 朝日山「献轡咼貉魁覆靴咾譴笋沺泡512.74m」
 11:40 丹生山(たんじょうさん)△515m〜(昼食)12:10
 12:50 帝釈山「仰觴畛魁覆燭い靴磴ざん)△585.91m」
 13:45 岩谷峠
 14:15 東奥山三角点「固鮹(しらや)△358.84m」
 14:45 里山管理道
 15:30 不動滝駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●乗用車
・国道428号の淡河本町交差点から県道の南2km程にある長桁橋を渡る。
◎駐車場 
・農道を淡河川沿いに南下した終点に、数台の駐車場がある。
コース状況/
危険箇所等
▲山行概要≪核心部≫
・丹生山塊を5年ぶりに歩きましたが、不動滝上部の鎖場が崩壊して
 登り難くなっています。
・この北ルートは通過者が少なく道標等も皆無ですが、巡視路までの
 分岐はほとんどありません。
・シビレ山付近から一般縦走路になり立派な道標が現れますが、歴史
 のある山域なので分岐も多くて気が抜けません。
・岩谷峠まで、展望地の少ない灌木の中の単調な縦走路を標識に案内
 されます。
・下山は峠から国道を歩きましたが、交通量が多いので途中から里山
 防災林の管理道に入りました。
詳細図(クリック➡詳細ページ➡拡大)
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詳細図(クリック➡詳細ページ➡拡大)
勝雄不動滝の駐車場から出発します
2014年10月01日 09:15撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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勝雄不動滝の駐車場から出発します
禅正大神が祀られている石仏群
2014年10月01日 09:20撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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禅正大神が祀られている石仏群
静かな佇まいの参道
2014年10月01日 09:23撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/1 9:23
静かな佇まいの参道
勝雄不動滝(2段・落差15m)
2014年10月02日 07:57撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/2 7:57
勝雄不動滝(2段・落差15m)
滝の上段に近づいてみました
2014年10月02日 07:58撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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滝の上段に近づいてみました
祠に祀られている不動明王
2014年10月01日 09:34撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/1 9:34
祠に祀られている不動明王
役行者石仏
2014年10月01日 09:35撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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役行者石仏
不動滝を辞して登山道へ向かう
2014年10月01日 09:37撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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不動滝を辞して登山道へ向かう
足場の悪い難関の鎖場を頑張る
2014年10月01日 09:42撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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足場の悪い難関の鎖場を頑張る
「コウヤボウキ」
2014年10月01日 09:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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「コウヤボウキ」
少し高度を上げると、淡河川と勝雄の集落が眼下に広がる
2014年10月02日 07:30撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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少し高度を上げると、淡河川と勝雄の集落が眼下に広がる
ザレ場に出ました
2014年10月02日 07:27撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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ザレ場に出ました
ザレた斜面はスリップに注意して慎重に渡る
2014年10月02日 07:28撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/2 7:28
ザレた斜面はスリップに注意して慎重に渡る
緊張を強いられる山域です
2014年10月02日 08:06撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/2 8:06
緊張を強いられる山域です
雌岡山・雄岡山が少し霞んでいます
2014年10月02日 07:48撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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雌岡山・雄岡山が少し霞んでいます
沢筋の杣道に残る大きな炭焼窯
2014年10月01日 10:07撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 10:07
沢筋の杣道に残る大きな炭焼窯
崩壊個所を慎重に通過します
2014年10月01日 10:17撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 10:17
崩壊個所を慎重に通過します
灌木に囲まれた「シビレ山△465m」
2014年10月01日 10:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 10:41
灌木に囲まれた「シビレ山△465m」
薮の中の朝日山山頂にポツンと埋まる四等三角点「点名:シビレ山」
2014年10月01日 11:13撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 11:13
薮の中の朝日山山頂にポツンと埋まる四等三角点「点名:シビレ山」
朝日山の四等三角点標石「古戚勝Д轡咼貉晦512.74m」
2014年10月01日 11:13撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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朝日山の四等三角点標石「古戚勝Д轡咼貉晦512.74m」
山中に残る古い参道丁石標「丹生山明要寺奥の院?」
2014年10月01日 11:22撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/1 11:22
山中に残る古い参道丁石標「丹生山明要寺奥の院?」
丹生神社に到着
2014年10月01日 11:38撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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丹生神社に到着
神社の本殿
2014年10月01日 11:40撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 11:40
神社の本殿
丹生神社の境内から六甲山系を望む
2014年10月02日 08:23撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/2 8:23
丹生神社の境内から六甲山系を望む
丹生神社の拝殿前で一休み
2014年10月01日 11:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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丹生神社の拝殿前で一休み
「カリガネソウ」
2014年10月02日 07:55撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/2 7:55
「カリガネソウ」
往路の分岐から帝釈山へ向かいます
2014年10月01日 12:17撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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往路の分岐から帝釈山へ向かいます
丹生山明要寺の奥の院「梵帝釈天」が祀られている帝釈山の砦跡に到着
2014年10月01日 12:47撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 12:47
丹生山明要寺の奥の院「梵帝釈天」が祀られている帝釈山の砦跡に到着
二等三角点標石「凝戚勝帝釈山△585.91m」
2014年10月01日 12:49撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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二等三角点標石「凝戚勝帝釈山△585.91m」
休憩しながら下山ルートを確認
2014年10月01日 12:51撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 12:51
休憩しながら下山ルートを確認
山頂から遠く左寄りに菊水山を望む
2014年10月02日 07:41撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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山頂から遠く左寄りに菊水山を望む
国道428号線沿いの薮に50mほど分け入り、四等三角点を探し出す
2014年10月01日 14:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 14:08
国道428号線沿いの薮に50mほど分け入り、四等三角点を探し出す
「古戚勝白谷△358.84m」地番は東奥山
2014年10月01日 14:08撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
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10/1 14:08
「古戚勝白谷△358.84m」地番は東奥山
国道を下って行くと勝雄の集落が見えてきました
2014年10月02日 07:55撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/2 7:55
国道を下って行くと勝雄の集落が見えてきました
山麓から周回尾根が一望できます
2014年10月02日 07:56撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/2 7:56
山麓から周回尾根が一望できます
国道脇から「道の駅淡河」へ抜ける管理道沿いにある皿池の静かな景観
2014年10月01日 14:43撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/1 14:43
国道脇から「道の駅淡河」へ抜ける管理道沿いにある皿池の静かな景観
長閑な風景の山裾を巡って駐車地へ急ぎます
2014年10月02日 07:42撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/2 7:42
長閑な風景の山裾を巡って駐車地へ急ぎます
勝雄不動滝の駐車場へ戻ってきました
2014年10月01日 15:26撮影 by  COOLPIX P6000, NIKON
10/1 15:26
勝雄不動滝の駐車場へ戻ってきました
撮影機器:

感想

【感想・コメント】
・天候に恵まれ、仲間4人で有名な勝雄不動滝に立ち寄り、スリル満点
 の鎖場を突破してマイナーな北ルートへ踏み込みました。
・ルート上には、滝・鎖場・ザレ場・沢道・縦走路・歴史探訪の要所が
 あり、変化に富んだロングコースが楽しめ、充実した山行が満喫でき
 ました。

【地元情報・トピックス】
・勝雄不動滝では、毎月第四日曜日に護摩供養があり、駐車場が混雑
 します。

【植生・動物】
・猪の罠が設置されています。今年は10月末まで。

【、ッ粟源灰瓮癲
・山名ルビ(たんじょうさん・にぶやま・にうやま)
・山頂の丹生神社
 丹は、水銀と硫黄が化合した赤土で、このあたりで水銀鉱業を担って
 いた「丹生氏(うにし)」の氏神。
・山頂は丹生山城跡。(埋蔵文化財調査)
・衝原から山頂への参道に「丹生越え(にぶごえ)」の名が残る。

【□ツ觴畛灰瓮癲
・山名ルビ(たいしゃくさん・たいしゃくざん)
・山頂に、丹生山明要寺奥の院の「梵帝釈天」を安置したのが山名の
 由来。
・頂で帝釈山砦(たいしゃくさんとりで)が発掘。(埋蔵文化財調査)

【▲シビレ山メモ】
・この山域には「水銀中毒」と思われる山地名がある。
・シブレ山も同様かも知れない。


❒山行詳細記録

★09:20【不動滝駐車場】
・農道最奥の高木に囲まれた誰も居ない広場で入山支度を整えて、
 流れに沿って出発。
 禅正大神が祀られている石仏群に挨拶をして参道を上がって行くと、
 小さな禊場の滝が現れる。
★09:40【勝雄不動滝】
・静かな佇まいの参道をジグザグに上がると、二段の落差15mの勝雄不動
 滝が姿を現したが、水量が少なく迫力が無い。
 滝の上段に近づいてみると、不動明王や役行者の石仏が祀られていた。
・滝を辞して背後の急坂を攀じ登るが、崩壊が進み足場が悪く、鎖場の
 途切れた危険な箇所もあり、スリル満点。
・やがて展望の良い砂場のようなザレた平地に出ると、景色が一変して
 大展望となり、思わず歓声がある。
 シダを分けて山道を辿ると沢沿いの道となり、立派な石組の大きな
 炭焼窯に出合う。
・やがて高圧線巡視路との分岐に出たが、同じような道なので方向を
 定めないと迷いやすい。
★10:50【シビレ山】(しびれやま)△465m
・小さな標識を確認しながら、最初の分岐は左に進み、次の分岐は右に
 登ると、灌木に囲まれたシビレ山に到着したが展望が無いのですぐ下る。
★11:20【朝日山】「献轡咼貉魁覆靴咾譴笋沺泡512.74m」
・境界杭に沿って灌木の薄い藪を分けて高みに出ると、展望の無い狭い
 切り開きに四等三角点があった。
★11:40【丹生山】(たんじょうさん)△515m〜(昼食)12:10
・植林帯を通り、帝釈山への縦走路を左に見送って舗装道になると、
 丹生神社の広い境内に着く。切り開きから六甲山系の菊水山方面が
 良く見える。
・神社を探索し前殿に座り込んで、弁当を広げ賑やかなお昼にする。
★12:50【帝釈山】「仰觴畛魁覆燭い靴磴ざん)△94.59m」
・灌木に囲まれた単調な縦走路を辿ると、展望が急に開けて帝釈山砦に
 着いた。
・山頂には、丹生山明要寺の奥の院「梵帝釈天」が祀られ神聖な雰囲気
 漂い、正面には六甲山系や淡路への明石架橋が見渡せる。
★13:45【岩谷峠】
・少し荒れた縦走路を辿って岩谷峠へ下ると、出口付近で旧道との登路
 が錯綜し、ややこしいので国道に出る。
★14:15【東奥山三角点「固鮹】(しらや)△358.84m」
・地形図にある国道脇の三角点を探しにイバラの杣道に踏み込み、50m
 ほど進むと茂みの中に、四等三角点が埋まっていた。
 傍らには三角点マニアの手製の小さなプレートがあり、思わず感心する。
★14:45【里山管理道】
・交通量の多い国道を避けて、途中の標識から里山防災林整備の管理道
 へ入る。
★15:30【不動滝駐車場】
・途中で仲間を「道の駅 淡河(おうご)」へ向かわせ、一人で集落の
 田圃道を抜けて駐車場へ急ぎ、車を回収してみんなの待つ「道の駅」
 で合流した。


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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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