五色ヶ原（バスツアー）

2010年09月18日(土) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:23

12:43 スタート地点
12:44 13:10 出合小屋
13:16 しらみず橋
13:23 シラベ沢口
14:31 14:40 シラビソ小屋
15:05 澄池
15:42 雄池
16:09 八汐峠
16:52 横手滝展望場
16:54 布引滝展望場
17:06 ゴール地点（出合小屋）

休憩時間は後で記録したので不明。多分もう少し休憩はあったと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

五色ヶ原は現在ガイド付きツアーでしかいけません。このときはキンツーバスツアーで行きました。

コース状況／危険箇所等

カモシカコースとシラビソコースがあり。カモシカはシラビソを経験していないとだめだと言われました。

その他周辺情報

この日は朴の木平の温泉に寄りました。

写真

9/18 8:26

金ぴか信様の前からバスは出発。

9/18 8:36

車内でドトールコーヒーのモーニングセットで軽く朝食。
友人とは次のバス乗り場で待ち合わせ。

9/18 10:37

東海北陸自動車道にのり、バスツアーの定番、ひるがのSAで休憩中。

9/18 10:38

今日はなんとか白山が臨めました。

9/18 11:54

飛騨大鍾乳洞で休憩＆お弁当積み込み＆五色ヶ原専用のバスに乗り換えます。
帰ってきた金塊がちょこっとだけ見たかった、、。

9/18 12:43

人気のバスツアーのようです。

9/18 12:43

悪路をゆられること30分。
車内で本を読むのはやめませう。絶対よいまーす。

スタート地点に到着。奇麗な小川がお出迎え。

9/18 12:44

スタート地点は岩魚見小屋。

途中にもいくつか小屋がありますが、全部奇麗な水洗トイレ完備。ただし、今年からバスツアーが始まりものすごい人が増えたことにより、バイオトイレの処理能力が追いつかないそうで、使用済みの紙はゴミ箱に捨ててくださいとのことでした。韓国方式ですね。

9/18 12:46

お弁当を食べて出発。

9/18 13:06

11時30分すぎぐらいにスタート。
では、秘境の森へいってきまーす！！

9/18 13:07

深い森の中に入ります。
今年から新設された、約4、4キロに設定したショートコース、標高1600m地点から、森の中へズンズン進みます。

9/18 13:10

笹魚。魚みたいなのでこの名がついたとか。

9/18 13:13

今年から始まったこの4時間コース、どうもバスツアーのようなものでしか開催しないらしい。個人で行こうと思ったらやっぱり7時間コースしかないのかな？と思います。

9/18 13:13

クマイザサ

9/18 13:14

ゴゼンタチバナ
食べられるのかしら？

9/18 13:16

五色ヶ原入り口の辺り、昔は鉱山があり、ちょっとした集落だったとか。映画館などの娯楽施設もあったらしいです。今のこの秘境ぶりを見ると、信じられない感じ。

9/18 13:16

紅葉の時期もそれはそれは美しいそうで、、。

9/18 13:16

10分ほどで、白水橋通過。

9/18 13:19

野の花ゴマナ

9/18 13:21

何かがすんでいそうな、大きなアイゼンカツラ

9/18 13:21

このカツラの葉っぱ、すごく甘くてフルーティな香りがします。びっくり！

9/18 13:23

生命力を感じる。

9/18 13:23

丸太でできた橋が沢山あります。基本的には歩きやすい道。登山靴なら問題ないと思います。

9/18 13:23

スタートから20分ほどで、シラベ沢口。
標高1640m

9/18 13:24

ツバメオモト

9/18 13:26

クレソン。
これをパスタに入れて食べたいよー。

9/18 13:27

折れた木。

9/18 13:27

今日の行程、岩魚見小屋から出会い小屋までの五色ヶ原一番の人気スポットを凝縮して体感できるコースです♪

9/18 13:27

中でも、こけむした風景は五色ヶ原の人気スポットです。

9/18 13:27

もののけの世界。

9/18 13:29

以前訪れた青森秋田の十和田のあたりを思い出しました。

9/18 13:29

北アルプス乗鞍岳の北西山麓に広がる五色ヶ原。
中部山岳国立公園の南端にあたる約3000ヘクタール！の広大な森林地帯です。
大きすぎて想像できん。

9/18 13:30

アブトサンカヨウ

9/18 13:30

コケムシっぷりが素晴らしい。

9/18 13:36

この橋なども皆さんで手作りされたのですよね、、素晴らしいです。人間の入山をいつでも中止できるように、架けてある橋などは木の丸太で自然にすぐ返せるものなんだって！

9/18 13:37

トリカブト

9/18 13:37

怪しげな魅力。

9/18 13:39

渓流が美しい。ずっと見ていても飽きない風景。奥入瀬渓谷も真っ青。

9/18 13:39

写真に残すと素敵すぎるショットばかり。

9/18 13:42

絶対、何か住んでいるよね、、

9/18 13:45

案内人さんに何度も絶景スポットを紹介され、そのたびに全員シャッタータイム。10人の団体が無言でパチリパチリ。

9/18 13:46

このあたりはずっと下りがつづき、楽チンハイキングで爽快に歩きます。

9/18 13:51

水が綺麗なのはもちろんだけど、緑もすごく映えています。

9/18 13:54

ユキザサ

9/18 14:02

五色ヶ原ではその自然を永続的に守るため、入山はガイド付きで人数制限をしています。

とっていいのは写真だけー残して良いのは思い出だけー

9/18 14:04

シラベ沢口から1300mほど下り、シラビソ小屋をめざしております。

9/18 14:07

原始的な世界に取り残された気分。

9/18 14:10

水が綺麗なので、イワナがいます。

9/18 14:13

マイタケ。

9/18 14:15

9/18 14:15

紅茸

9/18 14:18

何の動物がすんでいるのかなー。
ほとんど人の入らない五色ヶ原。動物たちにとっては住みやすい場所でしょうね。

9/18 14:20

トウレツ。＝木が縦に割れてしまうこと。

9/18 14:25

本流へと続くこけむした渓流と岩陰を流れるせせらぎを眺めながら思うことは、、

あと2日休みがあるゥ〜ラッキ！
三連休がありがたい♪

9/18 14:31

出発から1時間半ほど経過。
標高1490mのシラビソ小屋へ到着。

小休止＆お手洗いをすませましょう。
こちらのお手洗いの利用は岩魚見小屋と同様。お手洗いは女子2個、男子3個あります。

9/18 14:42

9/18 15:02

9/18 15:05

小屋から30分ほどで澄池へ到着。

最近の猛暑＆水不足で残念ながら干上がっております。

9/18 15:05

9/18 15:08

9/18 15:09

9/18 15:10

9/18 15:18

そこから200mほどの濁池も干上がっていました。
今年って本当に暑かったのね、、。

9/18 15:21

朝はピーカンだったのにこの辺りから曇りがちであまり展望は臨めず。山の天気は本当に変わりやすいです。

9/18 15:25

ミドリユキザサ

9/18 15:30

また笹魚。

9/18 15:30

9/18 15:31

9/18 15:38

9/18 15:39

更に奥に進みます。今度はちゃんと水のある池が見えてきたよー。

9/18 15:41

キバナツリブネ

9/18 15:42

少し足元がぬかるみがちなところもありますが、基本的には整備された安全な登山道。

9/18 15:42

池だー。

9/18 15:42

3時過ぎ、雄池に到着〜。

9/18 15:43

標高1430mの池です。
ちなみに雌池もありますが、一日コースじゃないと巡れません。

9/18 15:44

池周りをするコース。
一番大きな池だけに、水面の広がりが心地よく、池巡りにふさわしい風景を満喫できます。

9/18 15:44

少し先を歩いている先発隊の姿が、池にくっきりと。雨の日はカラフルな合羽が映ってなかなか奇麗な風景らしい。

9/18 15:49

遠くに三角山が。

9/18 16:03

9/18 16:03

オオカメノキ

9/18 16:09

9/18 16:11

9/18 16:14

9/18 16:24

クマさんがひっかいた木の幹〜

9/18 16:25

下界は猛暑続きですが、そこかしこに秋の気配も感じます。

9/18 16:36

雄池を後にすると、ダケカンバ林、ブナ林と続きます。

9/18 16:37

清流を一口いただけるみたい♪ほっと一息できそうです。

雄池から1キロほど歩いて、、なんだか急にパワーがみなぎってきたみたい！？

9/18 16:37

何故に？

9/18 16:38

おお！
パワースポットがあったからなのね！

9/18 16:38

9/18 16:39

9/18 16:40

滝のすぐ横を通ります。

9/18 16:40

9/18 16:40

9/18 16:43

9/18 16:44

9/18 16:44

この辺りは足元も悪いし、注意が必要。高所恐怖症の人はちょっとだけ頑張って！

9/18 16:45

9/18 16:45

ものすごい水量と轟音、道は転げそうな下り。一気に緊張感が高まります。といいつつも、友人の勇姿を激写したりなんかして。
ロープも階段もあるから全然問題ないですよ。

9/18 16:46

うわー吸い込まれそうー。この滝つぼで泳いだら、夏は気持ちよさそー

9/18 16:46

すごい階段を下るのね。大丈夫、大丈夫。落ち着いて。

9/18 16:47

9/18 16:50

道はスリル満点だけど、左や右の滝の絶景が怖さを忘れさせてくれます。

9/18 16:50

滝が3つ続きます。
標高1370m地点の横手滝、標高1360m地点の桜根滝、標高1360mの布引滝。

9/18 16:51

見ごたえのある滝でしたよ。

9/18 16:51

時速何キロ？すごい激流。

9/18 16:51

9/18 16:52

すごい水量で迫力満点の横手滝。写真では迫力を表せないのがもどかしい。

9/18 16:52

最後の滝の連続はクライマックスにふさわしいものでした。

9/18 16:52

丸木の吊り橋で渡る激流は、桜根滝となって滝壺へ吸い込まれていきます。

9/18 16:53

滝のクライマックスは布引滝。ショートコースのパンフレットの表紙にもなっていました。

9/18 16:53

疲れて歩いて、、最後に滝の三連発とは。何て魅力的なコースなんでしょう♪最後に魅せてくれるわー。

9/18 16:53

9/18 16:54

扇を開いたような落水模様が秀麗で、まさに滝風景の傑作です。

9/18 16:58

9/18 17:01

9/18 17:02

登り返して平金鉱山の石組みの発電施設跡まで来れば、起点の出会い小屋はすぐそこ。

あと少しよ！がんばるのよ！

9/18 17:06

4時半、標高1410mの出会い小屋到着。
お疲れさまでした〜。
みんな満足そう。

9/18 17:06

ゴール地点では冷たく冷やしたトマトのサービスが。
丸ごとかぶりついて召し上がれ〜。
くたびれた体に、超おいしートマト丸かじりでした。

9/18 17:10

9/18 17:10

コース案内の看板。

シラビソエリア一日コースもそれなりにそそられるけど、ショートコースが見所満載だったので、このエリアはまあ満足。
次は別のルート、カモシカコースを体験してみたいです。

9/18 17:11

帰りも専用のバスで30分ゆられて帰ります。
ここで案内人さんと、手を振って別れます。
お世話になりました。
次はカモシカコースでお会いしましょう。それまでお元気でね！

9/18 18:10

9/18 18:44

9/18 18:44

疲れた山歩きの後は、温泉で汗を流します。朴の木平併設のにゅうかわ温泉へ。
一気に団体（笑）が入り、芋洗いの状態だったものの、気持ちよく湯船でリラックスできました。

朴の木は秋桜祭り真っ最中。ちょっと暗くなっちゃったけど、奇麗です。

9/18 18:59

朴ノ木平の温泉でさっぱりと。ちょびっとコスモスが残っていました。

9/18 19:00

去年朴の木の秋桜祭りに来てから、もう1年たつんだなあ。
奇麗な秋桜を眺めながら、時の流れの早さにシミジミ。

今年もここの秋桜に出会えて良かった♪

9/18 20:30

帰りのひるがのSAで、、飛騨に来たなら当然飛騨牛の串焼きは食べなくちゃね！

すごく美味しい串焼きで幸せでした★

超疲れたけど念願の五色ヶ原を歩けて大満足の一日。
有料ガイドが必須の五色ヶ原ですが、安全に自然を満喫できます。
自然好きの皆様、是非一度五色ヶ原を訪れてみてください↓
http://www.hida.jp/goshiki/
（ただし、ショートコースは記載がないので、各旅行会社のHPなどを検索してみてください）

撮影機器：

COOLPIX L18 NIKON

装備

個人装備

コンパス 飲料 ティッシュ タオル 携帯電話 非常食 カメラ 車

感想

sa-yakan

水と樹林に恵まれた乗鞍北西麓の別天地といわれている五色ヶ原に一度いってみたかったのですが、完全予約制でガイド付き。調べていたときには8000円〜一万円ぐらいの金額設定だったためなかなかハードルが高いと感じていたところ、バスツアーがあることを発見。行きたいといってくれた友人と一緒に行って来ました。
岐阜バスで駅から出発し、各務原のあたりで友人が乗り込み、しゅぱーつ。おなじみのひるがのSAに立ち寄ったり、金塊が盗まれて話題（笑）のドライブインへ寄ったりでお昼頃登山口に到着。一度乗り換えた乗り合いバスはかなり乗り心地が良く（笑）文句たらたらのお客さんもいましたね〜
出合小屋でお弁当をいただき、いよいよハイキング開始。想像通りシラビソ、こけむし岩、もののけの世界、滝など自然満喫でたっぷり楽しめました。
今回はツアーだったとはいえ、個人ではいけないのでなかなかハードルが高かったのですが、マイナスイオンをたっぷり堪能できて、行って良かったです！温泉に立ち寄りつつ、帰途につきました。

最後に、、今回のバスツアーのおねいさんは、あんまりガイドうまくなかった（笑）