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Yamareco

記録ID: 5227205
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

七ツ石山ー石尾根ー奥多摩駅

2023年03月02日(木) ~ 2023年03月03日(金)
情報量の目安: S
都道府県 東京都 山梨県
 - 拍手
Octanma その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:46
距離
23.4km
登り
1,997m
下り
2,002m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:28
休憩
0:47
合計
5:15
距離 8.8km 登り 1,416m 下り 362m
9:30
32
10:07
99
11:46
30
12:16
61
13:17
13:23
3
13:26
13:44
3
13:51
13:57
16
14:13
14:29
11
14:40
14:41
2
2日目
山行
5:51
休憩
1:28
合計
7:19
距離 14.5km 登り 581m 下り 1,645m
7:05
7:10
30
7:40
7:45
29
8:14
8:16
20
8:40
9:07
28
9:35
9:42
18
10:00
22
10:22
10:29
8
10:37
10:43
12
10:55
37
11:32
12
11:44
12:03
5
12:08
30
12:38
12:45
15
13:00
23
13:23
11
13:34
21
14:00
ゴール地点
石尾根は防火帯の設置で広々としており、いくつかのピークもあって飽きませんし、眺めの良いところも多いです。少し長大な尾根歩きは日帰りには厳しいのかもしれませんが、大変気持ちの良い尾根歩きができました。
天候 初日:晴のち曇り 午後より気温は真冬並みになった。夕方山小屋付近で風花が舞ったが夜間は晴れて澄み切った月と星が見られた。
2日目:晴 遠くに雲は認められたが、よく晴れた。気温は非常に低く、後半部分で夜間に降ったらしい霰が道に残っていた。
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山口:西東京バス鴨沢バス停。
下山口:奥多摩駅近くに下山。
コース状況/
危険箇所等
全体的によく整備された道が続きますが、ところどころ少し急な傾斜も。後半道が日陰になっているところで、ところどころ氷結した道が現れ、一部でチェーンスパイクを使用。
その他周辺情報 奥多摩駅の2階の「PORT Okutama」で電車待ちの間に地ビールを頂きました。
林道から登山道に入ります。このころは春まっさかりのような気温で汗だくになって登りました。
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林道から登山道に入ります。このころは春まっさかりのような気温で汗だくになって登りました。
富士見ターンという標識。道がここでヘアピン状に曲がっています。後ろに富士が見えるはずですが、曇ってきて見えません。
富士見ターンという標識。道がここでヘアピン状に曲がっています。後ろに富士が見えるはずですが、曇ってきて見えません。
七つ石小屋にチェックインした後、荷物を軽くして、七つ石山頂上に行ってみました。風が強く真冬並みの寒さになってきました。頂上直下に七つ石神社の祠があります。後ろの覆いかぶさっているような大きな岩が御神体なのでしょうか?
七つ石小屋にチェックインした後、荷物を軽くして、七つ石山頂上に行ってみました。風が強く真冬並みの寒さになってきました。頂上直下に七つ石神社の祠があります。後ろの覆いかぶさっているような大きな岩が御神体なのでしょうか?
そしてその後ろに大きな岩が並んでいます。これが「七つ石」なのでしょうね。
そしてその後ろに大きな岩が並んでいます。これが「七つ石」なのでしょうね。
石尾根の上部。雲取山まで続いています。
石尾根の上部。雲取山まで続いています。
雲取山の左手に見えるのは、三石山と、飛龍山でしょうか。
雲取山の左手に見えるのは、三石山と、飛龍山でしょうか。
夕方、小屋から見た富士。Kさん撮影
夕方、小屋から見た富士。Kさん撮影
富士はストーブの傍から見られるのでした。外は零度前後です。Kさん撮影
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富士はストーブの傍から見られるのでした。外は零度前後です。Kさん撮影
しばらくして日没です。夕陽は雲が多くて見えませんでした。
しばらくして日没です。夕陽は雲が多くて見えませんでした。
小屋のテントサイト側より。小屋では夜湯たんぽを入れてくれましたが、寒くてなかなか寝付きが良くありませんでした。一旦布団にもぐりこんでしまうと面倒になるのですが、ついに決心してダウンジャケットを着こみ、ジッパーを引き上げて目だけを出す形にすると、そこからは湯たんぽの威力発揮。スゥ―っと眠りにつきました。
小屋のテントサイト側より。小屋では夜湯たんぽを入れてくれましたが、寒くてなかなか寝付きが良くありませんでした。一旦布団にもぐりこんでしまうと面倒になるのですが、ついに決心してダウンジャケットを着こみ、ジッパーを引き上げて目だけを出す形にすると、そこからは湯たんぽの威力発揮。スゥ―っと眠りにつきました。
翌日、K氏に起こされて5時過ぎに起きましたが、山小屋でこんなにぐっすり寝られたのは久しぶりでした。朝食を採って荷物整理などをしていると、そろそろ日の出です。
翌日、K氏に起こされて5時過ぎに起きましたが、山小屋でこんなにぐっすり寝られたのは久しぶりでした。朝食を採って荷物整理などをしていると、そろそろ日の出です。
6:30ごろ小屋を出て東に向けて出発。やがて千本つつじという尾根の分岐点にきました。ここで、ほぼ九十度左に曲がり、北東に向かいます。写真の木の左下になだらかな登山道が続いているのが見えています。
6:30ごろ小屋を出て東に向けて出発。やがて千本つつじという尾根の分岐点にきました。ここで、ほぼ九十度左に曲がり、北東に向かいます。写真の木の左下になだらかな登山道が続いているのが見えています。
南東を見ると、むしろこちらの方面の尾根道の方が、歩いて来た道から続いているように見えました。迷い込まないように要注意です。
太陽の下に輝く一本の線が見えますが、奥多摩湖にしては遠すぎるのではないかと思います。とすると、雲が光っているのでしょうか。それとも海が見えているのでしょうか?
南東を見ると、むしろこちらの方面の尾根道の方が、歩いて来た道から続いているように見えました。迷い込まないように要注意です。
太陽の下に輝く一本の線が見えますが、奥多摩湖にしては遠すぎるのではないかと思います。とすると、雲が光っているのでしょうか。それとも海が見えているのでしょうか?
最初に高丸山に向かいますが、小屋で教えてもらったように、巻道とのクロス地点にはロープが張って通行止めになっていました。
最初に高丸山に向かいますが、小屋で教えてもらったように、巻道とのクロス地点にはロープが張って通行止めになっていました。
高丸山頂を目指します。
高丸山頂を目指します。
石尾根は幅広く防火帯が設けてあるので、明るく気持ちの良い尾根歩きになります。
石尾根は幅広く防火帯が設けてあるので、明るく気持ちの良い尾根歩きになります。
高丸山頂上です。木の間から富士が見えているはずですが、雲に隠れています。
高丸山頂上です。木の間から富士が見えているはずですが、雲に隠れています。
緩やかな尾根道が続きます。融けきらない雪が残っています。気温はたぶん氷点下。
緩やかな尾根道が続きます。融けきらない雪が残っています。気温はたぶん氷点下。
牧場のような雰囲気。気持ちがいいですね〜。
牧場のような雰囲気。気持ちがいいですね〜。
Kさん、速いな〜。ちょっと写真を撮ってると、いつの間にか置いてけぼり。
Kさん、速いな〜。ちょっと写真を撮ってると、いつの間にか置いてけぼり。
行く手に動物が・・・。シカが2匹道を横切っているようです。
行く手に動物が・・・。シカが2匹道を横切っているようです。
そのまま進んでも逃げる気配がありません。子供を連れたお母さんでしょうか。
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そのまま進んでも逃げる気配がありません。子供を連れたお母さんでしょうか。
お母さんは、こちらをジッと見つめています。そのまま行き過ぎます。
別の場所で10匹程度の集団にも会いましたが、その時は写真を撮る間もなく逃げられました。
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お母さんは、こちらをジッと見つめています。そのまま行き過ぎます。
別の場所で10匹程度の集団にも会いましたが、その時は写真を撮る間もなく逃げられました。
日陰名栗山です。
日陰名栗山です。
鷹ノ巣山避難小屋です。適当に写真をとったら傾いてしまいましたが、片流れ屋根の綺麗な小屋です。中に入ってみると暖かくてホッとしたのですが、内部の温度計を見るとー4℃でした。こちらで小休止。おやつタイムとしました。
鷹ノ巣山避難小屋です。適当に写真をとったら傾いてしまいましたが、片流れ屋根の綺麗な小屋です。中に入ってみると暖かくてホッとしたのですが、内部の温度計を見るとー4℃でした。こちらで小休止。おやつタイムとしました。
直に鷹ノ巣山頂上です。
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直に鷹ノ巣山頂上です。
広々とした広場です。
広々とした広場です。
南のほうには大岳山と御前山が見えます。
南のほうには大岳山と御前山が見えます。
富士も頭を出してくれました。Kさん撮影。
富士も頭を出してくれました。Kさん撮影。
私は無理やり偏光フィルターを付けたコンデジで撮影してみました。ほんの僅かですが、少しクッキリとしている ・・・・と思いたいです。
私は無理やり偏光フィルターを付けたコンデジで撮影してみました。ほんの僅かですが、少しクッキリとしている ・・・・と思いたいです。
城山を過ぎ、さらに行くと道の左に少し小高くなったピークがありました。寄ってみると「涸沢の頭」と書いた小さな標識があるだけでした。しかしそこから下る道は非常に急でした。写真では高度感が出てませんが、先行するKさんを上から眺めている形です。
城山を過ぎ、さらに行くと道の左に少し小高くなったピークがありました。寄ってみると「涸沢の頭」と書いた小さな標識があるだけでした。しかしそこから下る道は非常に急でした。写真では高度感が出てませんが、先行するKさんを上から眺めている形です。
激下りが終わるとなだらかな尾根歩きです。キリンに見えると話題になったことのある木はこちらでしょうか?
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激下りが終わるとなだらかな尾根歩きです。キリンに見えると話題になったことのある木はこちらでしょうか?
少し行くと道は木立の中を通って、凍結しているところが増えてきました。道を覆う落ち葉の量もすごいところがありました。Kさん撮影
少し行くと道は木立の中を通って、凍結しているところが増えてきました。道を覆う落ち葉の量もすごいところがありました。Kさん撮影
凍結の道は10分ほどそのまま歩きましたが、まだまだ続きそうなので、チェーンスパイクをつけることに。足元には前夜降ったらしい霰も散らばっていました。
凍結の道は10分ほどそのまま歩きましたが、まだまだ続きそうなので、チェーンスパイクをつけることに。足元には前夜降ったらしい霰も散らばっていました。
尾根筋から少し南にそれますが、六つ石山頂上によります。ソロのお兄さんの後ろ姿をお借りしました。
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尾根筋から少し南にそれますが、六つ石山頂上によります。ソロのお兄さんの後ろ姿をお借りしました。
六つ石山を過ぎるとほぼ下りの道になって行き、2時近くに林道に出てきました。ここで終わった気になって、ヤマレコのログ記録を止めました。
六つ石山を過ぎるとほぼ下りの道になって行き、2時近くに林道に出てきました。ここで終わった気になって、ヤマレコのログ記録を止めました。
しかし、この後、駅まではまだ20分ほど歩かねばなりませんでした。
しかし、この後、駅まではまだ20分ほど歩かねばなりませんでした。

感想

石尾根は日帰りは無理そうで、なかなか実行に至りませんでしたが、Kさんもまだ行っていないと知り、2人で行くことになりました。
その日の午前中まで、春の真っ盛りのような暖かい日が続いていましたが、天気予報にあった通り、午後から雲が広がり急激な温度低下となりました。山小屋は鄙びた良い小屋ですが、なかなか寒い夜でした。それでも少なくともOctanmaはぐっすり寝ることができました。荷物にダウンジャケットを入れていたのは正解でした。
広くてなだらかな尾根と眺めの良いピークが何回もあり、歩いていて飽きが来ません。とても気持ちの良い山行だったと思います。

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コメント

お疲れ様でした。頑張って登っていますね。
羨ましいです、私ももう少し暖かくなったら近場の山に登ろうと考えています。
夏の北アルプス山行の為に練習しないとと想っているのですが‼️
2023/3/14 18:18
ohukuroさん
コメントありがとうございます。暖かい日が続いてたのに石尾根では滅茶苦茶寒くて参りました。もう少し暖かくなったほうがでかけやすいですよね。でも来月になったら雪の有る内の唐松岳に再挑戦しようとしています。ohukuroさんは雪山は守備範囲外ですか?
2023/3/14 18:57
Octanmaさん
はい‼️ 夏山でさえ大変なのに雪山なんて恐ろしくて無理です😮‍💨
2023/3/14 20:44
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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