【過去レコ】妙法ヶ岳 谷汲山華厳寺〜両界山横蔵寺
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 851m
- 下り
- 840m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 根尾川谷汲温泉 https://tanigumionsen.com/ |
写真
感想
谷汲村にある天台宗の名刹,「谷汲山華厳寺」と「両界山横蔵寺」は妙法ヶ岳をはさんで東海自然歩道で結ばれている.横蔵寺は紅葉が美しいことでも知られ,大勢の人が訪れる観光名所だ.
環状線沿いのデニーズでモーニングを食べ,一路,谷汲村へと向かう.両側に土産物屋や飲食店の立ち並ぶ華厳寺の門前町を詰めて行くと,鳥居の脇に駐車スペースがある.ここに車を停め,まずは石段を登って華厳寺本堂に辿り着く.次いで,本道右手から妙法ヶ滝へと通ずる道に入る.ほどなく滝に至るが,枯れており,地面がわずかに濡れている程度.
この先から奥ノ院の間には,番号と巡礼歌が記された石の観音像の祓が随所にあり,33番が奥ノ院となる.番号を順番に増えていくのを励みにして,シグザグに登っていく.奥ノ院の裏手にはパイプで引いた水場があるのでここで小休憩.振り返れば谷汲の街並みも樹間に見ることができる.
ここから山頂まではスギやヒノキの林の中,階段状の登りがずっと続く.やがて,勾配が緩くなり,灌木の道になると妙法ヶ岳山頂だ.決して見晴らしはよくないが,7月に登った冠山の特徴ある山容が見えた.
山頂からはずっとアップダウンを繰り返していく.大きく右に曲がる所で振り向くと,さきほど通ってきた妙法ヶ岳の山頂が垣間見える.単調な道を歩き終え,急な坂を下るといこいの森の分岐に出る.
横蔵寺本堂跡,休憩所,曼荼羅の滝などを見ながら歩いていると,やがて横蔵寺に辿り着く.紅葉を求めて大勢の人が訪れていた.モミジの紅葉は最盛期一歩手前といった感であったが,緑の葉っぱと混じっているのもまた絶妙な美しさだった.寺の山門を出て,バス乗り場を探す.売店のおばさんに尋ねると,この先の駐車場だと教えてくれた.交通整理の女性に聞いたら,あと2時間バスは来ないという・・・どうやら通常通りの路線バスしか走っていないようだ.谷汲山まで歩いたらどれだけかかるか分からないが,かといってとても2時間も時間をつぶすようなところはない.少し行くと,「華厳寺まで7.5km,横蔵寺まで1.5km」の看板.どうやら9kmもあるようだ.道の駅で休憩しつつ,2時間ちょっとで華厳寺まで戻ってくることができた.
帰り道に谷汲温泉でゆっくりした後,『恵那』でうどんとカキフライを食べて家路に着いた.
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