林道の最終除雪地点まで車で入り、そこからスタート。
茶「今度こそ山頂を踏むぜ!」
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林道の最終除雪地点まで車で入り、そこからスタート。
茶「今度こそ山頂を踏むぜ!」
五分ほど林道を歩き、その後右側の斜面に取り付く…はずだったが、斜面に足を踏み入れる場所に迷い、若干右往左往してしまった。
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五分ほど林道を歩き、その後右側の斜面に取り付く…はずだったが、斜面に足を踏み入れる場所に迷い、若干右往左往してしまった。
こいつはのっけからなかなかの急斜面だぜ…。上部には崖のようなものも見えている。本当に登れるのか? でもここを通過した過去ログもあるし…まず行ってみようか。
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こいつはのっけからなかなかの急斜面だぜ…。上部には崖のようなものも見えている。本当に登れるのか? でもここを通過した過去ログもあるし…まず行ってみようか。
雪は固く締まっている。アイゼンの爪がよく効いてサクサク登っていけるのだが、転んだらそのまま滑落しそうなので注意しながら進む。
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雪は固く締まっている。アイゼンの爪がよく効いてサクサク登っていけるのだが、転んだらそのまま滑落しそうなので注意しながら進む。
急斜面はやがて一本の尾根に収斂していく。下の方は崖があったりして通過できる場所が限られていたが、尾根に近づくほど素直でわかりやすい斜面になった。
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急斜面はやがて一本の尾根に収斂していく。下の方は崖があったりして通過できる場所が限られていたが、尾根に近づくほど素直でわかりやすい斜面になった。
明瞭な尾根に乗り上げると樹木の隙間から早池峰山が見えた。ここで一服。
ツ「なかなかハードな登りだったっぺ」
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明瞭な尾根に乗り上げると樹木の隙間から早池峰山が見えた。ここで一服。
ツ「なかなかハードな登りだったっぺ」
尾根に上がると状況は一変。ほとんど平らな緩斜面となる。
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尾根に上がると状況は一変。ほとんど平らな緩斜面となる。
明るい森をゆく。ピンクテープ等は無いが視界が良い時であれば迷う要素はない。
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明るい森をゆく。ピンクテープ等は無いが視界が良い時であれば迷う要素はない。
時々現れる巨木が見事だ。マザーツリーとでも言うのだろうか。まだ若い灌木が多い中で異彩を放っている。
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時々現れる巨木が見事だ。マザーツリーとでも言うのだろうか。まだ若い灌木が多い中で異彩を放っている。
谷を挟んで目指す火石山が見えてきた。山腹に鉄塔巡視路が見えているな。前回はあちらを通って敗退となった。雪が締まった今の時期ならどうだろうか。
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谷を挟んで目指す火石山が見えてきた。山腹に鉄塔巡視路が見えているな。前回はあちらを通って敗退となった。雪が締まった今の時期ならどうだろうか。
984ピークを巻き、北向きの別の尾根に乗り移る。
この尾根は火石山に直に繋がっていくはずだ。
尾根の乗り換え地点のこの場所が少しだけ分かりづらいかなー。
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984ピークを巻き、北向きの別の尾根に乗り移る。
この尾根は火石山に直に繋がっていくはずだ。
尾根の乗り換え地点のこの場所が少しだけ分かりづらいかなー。
東側の眺望が広がってきた。これで正しい方向に進んでいることを確認できた。あとは山頂に向けて進んでいくだけだ。
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東側の眺望が広がってきた。これで正しい方向に進んでいることを確認できた。あとは山頂に向けて進んでいくだけだ。
送電線直下の刈払線に出た。雪が風で飛ばされるのか、早くも地面が露出していて草の匂いが漂ってくる。
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送電線直下の刈払線に出た。雪が風で飛ばされるのか、早くも地面が露出していて草の匂いが漂ってくる。
どこまでも続いているかのような鉄塔巡視路。実際、鉄塔下をたどれば岩神山などに到達できるのではなかろうか。
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どこまでも続いているかのような鉄塔巡視路。実際、鉄塔下をたどれば岩神山などに到達できるのではなかろうか。
沿岸方面にも電気の道は続く。ふと「盛岡〜宮古間 鉄塔巡視路でゆく徒歩旅」などというフレーズが頭に浮かんだが、赤線繋ぎ以外の楽しみを見いだせなかったので、すぐに頭から追い出した。
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沿岸方面にも電気の道は続く。ふと「盛岡〜宮古間 鉄塔巡視路でゆく徒歩旅」などというフレーズが頭に浮かんだが、赤線繋ぎ以外の楽しみを見いだせなかったので、すぐに頭から追い出した。
大迫力の早池峰山北斜面。こっちの方角から見ることがあまりないので新鮮に映る。山頂付近の岩場や、大きくえぐれたアイオン沢などが荒々しく迫力がある。
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大迫力の早池峰山北斜面。こっちの方角から見ることがあまりないので新鮮に映る。山頂付近の岩場や、大きくえぐれたアイオン沢などが荒々しく迫力がある。
ここまで来れば火石山の山頂はすぐそこだ。鉄塔巡視路から先はピンクテープがベタ貼りになっていて山頂へ誘ってくれる。
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ここまで来れば火石山の山頂はすぐそこだ。鉄塔巡視路から先はピンクテープがベタ貼りになっていて山頂へ誘ってくれる。
ピンクテープの先になにやら標識が見えてきた。
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ピンクテープの先になにやら標識が見えてきた。
火石山山頂到着! 二年越しでリベンジを果たした。
ツ「やったどー!」
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火石山山頂到着! 二年越しでリベンジを果たした。
ツ「やったどー!」
山頂からの眺望は樹林帯越しになるが、疎林のため今の季節なら十分に気持ちの良い眺めとなる。
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山頂からの眺望は樹林帯越しになるが、疎林のため今の季節なら十分に気持ちの良い眺めとなる。
北側に見えるのは青松葉山…だろうか。あと一ヶ月ほどすれば残雪期を狙って歩く人で賑わうのだろう。
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北側に見えるのは青松葉山…だろうか。あと一ヶ月ほどすれば残雪期を狙って歩く人で賑わうのだろう。
東側に、明らかに今いる場所より高いポイントがある。
ツ「あっちが山頂じゃないの?」
茶「…行ってみるか」
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東側に、明らかに今いる場所より高いポイントがある。
ツ「あっちが山頂じゃないの?」
茶「…行ってみるか」
果たして、こちらにも山頂標識が設置してあった。どうやら最高点はここで、さっきの標識は三角点を示していたようだ。危ない危ない、最高地点を踏まずに帰るところだった。
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果たして、こちらにも山頂標識が設置してあった。どうやら最高点はここで、さっきの標識は三角点を示していたようだ。危ない危ない、最高地点を踏まずに帰るところだった。
樹木越しではあるが最高点からは東側の眺望が望める。
ツ「ちとしょぼいっぺな」
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樹木越しではあるが最高点からは東側の眺望が望める。
ツ「ちとしょぼいっぺな」
今日は本当に良い天気だ。ほぼ無風で日差しも温かい。山頂付近の気温は流石にマイナスのはずだが立ち止まっても体が冷えることもない。おかげでゆっくり休憩することができた。
ツ「では、下山するっぺ」
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今日は本当に良い天気だ。ほぼ無風で日差しも温かい。山頂付近の気温は流石にマイナスのはずだが立ち止まっても体が冷えることもない。おかげでゆっくり休憩することができた。
ツ「では、下山するっぺ」
再び鉄塔巡視路からの景色。兜明神・岩神山がすぐ近くに見えていて後ろには秋田駒や岩手山。脊梁山脈の山々も穏やかそうだ。秋田駒あたりは混んでいそうだな。
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再び鉄塔巡視路からの景色。兜明神・岩神山がすぐ近くに見えていて後ろには秋田駒や岩手山。脊梁山脈の山々も穏やかそうだ。秋田駒あたりは混んでいそうだな。
往路では気が付かなかったが東側が切れ落ちている。視界が悪い時はこの斜面に迷い込まないように注意すべし。
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往路では気が付かなかったが東側が切れ落ちている。視界が悪い時はこの斜面に迷い込まないように注意すべし。
尾根の乗り換えポイント付近が少し樹木がうるさい感じ。方角を間違わないようにしないと。
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尾根の乗り換えポイント付近が少し樹木がうるさい感じ。方角を間違わないようにしないと。
正しい尾根に乗ってさえしまえば、あとはどんどこ下っていくだけ。雪が腐ってきて踏み抜きが多発。若干腰を痛めた気がする…。
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正しい尾根に乗ってさえしまえば、あとはどんどこ下っていくだけ。雪が腐ってきて踏み抜きが多発。若干腰を痛めた気がする…。
登るのは苦戦した急斜面も下りる時はあっという間。午前中のようにカチカチに締まっていたら怖かったかもしれないが、緩んだ雪が優しく受け止めてくれる。
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登るのは苦戦した急斜面も下りる時はあっという間。午前中のようにカチカチに締まっていたら怖かったかもしれないが、緩んだ雪が優しく受け止めてくれる。
カモシカ先輩の足跡に導かれ林道に出る。山中で姿は見かけなかったが近くをウロウロしていたようだ。
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カモシカ先輩の足跡に導かれ林道に出る。山中で姿は見かけなかったが近くをウロウロしていたようだ。
無事下山。
ツ「お疲れ様でした!」
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無事下山。
ツ「お疲れ様でした!」
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