春の南信ツアーExtra:3アルプス展望絶佳の霧訪山(善知鳥峠より中央分水嶺コース往復)
- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 709m
- 下り
- 700m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 4:05
天候 | 午前中:快晴微風、午後:晴れ(雲量やや増) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜大芝山:ほぼ残雪ナシ(上部の鉄塔台地〜大芝山の肩の間、一部区間で落ち葉の下が泥濘んで意外に滑りやすく、下りはスリップ注意) ・大芝山〜北小野新コース合流点ピーク:日陰などに残雪あり、凍結していない時間帯は滑り止めナシで登降可 ・ブナの別れ〜霧訪山頂:登山道の大半に残雪あり、凍結区間も多数;登りは男坂・女坂分岐より先、下りは北小野コース合流点ぐらいまで、軽アイゼンないしチェンスパ使用推奨 |
その他周辺情報 | 中央道・諏訪湖SA内の「ハイウェイ温泉」にて入浴・着替え(大人620円) |
写真
感想
南信ツアー2日目、前日のうちに当初計画の2座(鳳来寺山・茶臼山)を駆け込み踏破したため、この日は現地入り後のヤマレコ記録検索による「ウィンドウショッピング」にて、急遽天気・視界の良さそうな信州中部の3アルプス好展望の山、日本百低山にも名を連ねる霧訪(きりとう)山へ。先月までは積雪豊富なるも、最近になってチェンスパ等使用での残雪期レコが増えてきたため、前日は出番のなかった軽アイゼンをザックに詰め、3つある登山口のうちで距離は最長ながら小生的に最も「そそられる」中央分水嶺コースの入口・国道153号沿いの善知鳥峠に車を置いて、午前10時少し前にいざ出発です。
以降のコース詳細は本文・写真キャプション記載の通り、前衛峰の大芝山やタキアラシノ峰のアップダウンでしっかりシゴかれた上、霧訪山直下のガッツリ凍結した急斜面に軽アイゼン装着を余儀なくされたりして、往路は予想以上に時間を取られ、正午過ぎにようやく山頂到着。そこはさすが展望の山、午後になっても槍穂はじめ北アルプス南部〜後立山の白銀の山々に加え、鉢伏〜美ヶ原〜霧ヶ峰から八ヶ岳に至る中央分水嶺の山々、そして少し雲は増えたものの中ア〜南アの山々と、中央山岳地帯の名だたる名山達が程良い距離でズラリ顔を揃えており、その人気ぶりが改めてよく理解できました。
暫しの控えめなカロリー補給の後、帰路は一転して軽アイゼン様の威力で快調に雪と氷結の小径を下り、アイゼンを外した後も往路の倍速近くのペースで快調に高度を下げて、野生のカモシカ君との思いがけぬ遭遇など楽しみながら、午後2時前に登山口帰着。日曜名(or 迷)物の小仏渋滞を少しでも回避すべく、いつものお楽しみ、日帰り温泉での入浴も中央道・諏訪湖SA「ハイウェイ温泉」にてクィックで済ませ、何とか宵の口に自宅へ帰り着きました。
今回のツアーでは、途中の目的地間の車移動が長かった割に、路面凍結や残雪も殆どなくスムーズに水平移動できた上、ターゲットの山々も最大半日行程の比較的お手軽なコースにて、2日間で3座(都道府県最高峰1、新日本百名山1、日本百低山2)を効率良く踏破できました。加えて、駿河・三河の神君家康公聖地、更にはマイブームの「登れる灯台」1基もゲットできて、満足度の高いツアーとなりました。早いもので、小生も間もなく定年退職を迎えますが、平日・週末や休暇期間などの日程設定を気にすることなく、ベストシーズンに、しかも好天予報を狙ってのツアー・山歩きができることは大いに楽しみです。「毎日が日曜日」の生活にメリハリやモティベーションを失い、“燃え尽き症候群” に陥ることのないよう、マニアックな名山巡りのみならず各所の観光スポットや古城・灯台巡りなども組合せ、時には家族・友人にも声がけしながら、バラエティと魅力に富んだツアーを企画・実行したく思います!
[※2023年3月7日、satonao1記す]
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