太郎坊山〜箕作山

2023年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 9.8km
• 登り: 717m
• 下り: 703m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:05

距離 9.8km 登り 717m 下り 717m

8:35 十三仏登山口
9:02 9:06 太郎坊宮 参道入り口
9:14 9:26 夫婦岩
9:42 9:46 太郎坊山
11:00 11:05 清水山(北箕作山）
11:39 11:41 箕作山
11:58 11:59 小脇山
12:07 12:09 岩戸山
12:12 12:20 十三仏
12:38 12:40 十三仏登山口
12:40 ゴール地点

3/5、東近江の太郎坊山〜箕作山あたりを歩いて来ました。元々は愛知県の田原アルプスあたりを考えていましたが、天気が悪そうなので、変更。前日登った日本コバのすぐ近くの山になりました。
行ってみて知ったのですが、この山塊は聖徳太子の時代から信仰の山だったようで、古い由来のある場所が盛りだくさん。岩がゴツゴツした山容も相まって、独特の雰囲気のある山でした。途中に寄り道した瓦屋寺では、ちょうどご本尊がご開帳されていて、聖徳太子が彫ったとされる千手観音像を見ることが出来ました。他にも、聖徳太子が修行した岩窟(十三仏あたり)があったり、戦国時代に六角氏の城(箕作城、小脇山城)があったりと見所沢山でした。
歴史と雰囲気に加えて、所々からの展望も良好。雲が多かったので薄暗かったですが、それでもパノラマビューを楽しめました。

分県登山ガイド滋賀県の山: 17/66
近江の山城70: 1/71
近江百山: 25/101

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/5 8:42

下山口の十三仏の登山口に車を停めてスタート。

3/5 8:44

駐車場入り口に獣避けの柵があるので、開け閉めする必要があります。

3/5 8:45

太郎坊宮入り口まで移動します。

3/5 8:52

GPSに登録しておいたルートに従ったら倒木が非常に多くて怖い竹林に。。。

3/5 9:05

太郎坊山が見えてきました。

3/5 9:11

下から見ても岩がゴツゴツした楽しそうな山です。

3/5 9:11

太郎坊登り口

3/5 9:13

途中にある成願寺

3/5 9:13

成願寺の説明

3/5 9:15

成願寺の脇から鳥居を越えて太郎坊宮に登って行きます。

3/5 9:16

急で長い階段。。。

3/5 9:17

木で出来た鳥居が連続していて迫力あります。

3/5 9:20

太郎坊宮の境内図。由来は聖徳太子の時代に遡る、歴史ある寺のようです。

3/5 9:21

絵馬殿

3/5 9:22

沢山の絵馬が奉納されていました。これは大正時代の物らしく、場面はわかりませんが、新田義貞の文字が見えます。

3/5 9:22

こちらは天狗様

3/5 9:23

裏参道で登ってみました。色々な石像が奉納されています。

3/5 9:23

のぼりが無い方が雰囲気が良いような。。

3/5 9:24

展望が良好。あいにく、雲が厚いです。

3/5 9:24

裏参道に沿って、七福神の石像が奉納されています。

3/5 9:24

岩の間に恵比寿様。

3/5 9:25

一眼成就社

3/5 9:26

割と急な階段が続きます。

3/5 9:27

3/5 9:28

舞台からの展望

3/5 9:28

夫婦岩の説明

3/5 9:28

夫婦岩の間を通ります。悪心ある者は挟まれるそうですが、大丈夫でした(笑)

3/5 9:29

通り過ぎてから振り返って夫婦岩。真ん中の木が写ってしまって、岩の間の隙間が上手く撮れない。

3/5 9:34

ちゃんと境内図を見ていなくて、ハイキングコースの入り口が分からず右往左往しましたが、表参道の御霊水の奥が入り口でした。

3/5 9:35

太郎坊宮の周りもに迫力ある巨岩が。

3/5 9:36

3/5 9:46

太郎坊山には、赤神山という別名があります。

3/5 9:49

山頂あたりも巨岩の上。

3/5 9:51

太郎坊山　登頂

3/5 9:51

良い眺めですが、薄暗い。。

3/5 9:51

太郎坊宮は手前のピークの向こう側。

3/5 9:51

3/5 9:52

3/5 9:54

AR山ナビによると、御在所方面

3/5 9:55

のっぺりしたのが昨日登った日本コバ？

3/5 10:02

箕作山方向に進みます。

3/5 10:04

少し下って瓦屋寺に寄り道します。

3/5 10:08

下って行くとおもむろに現れる、巨大な金の仏像。

3/5 10:08

観音様の眺める風景

3/5 10:08

こちらの石碑も巨大！西澤真蔵という方は、この辺り出身の実業家で、愛知の枝下用水の掘削に尽力した方だそうです。

3/5 10:10

瓦屋寺の説明。聖徳太子によって建立されたといわれているようです。

3/5 10:10

境内図

3/5 10:11

不思議な雰囲気のお寺です。

3/5 10:12

立派な茅葺き屋根の本殿。流石に聖徳太子の時代のままでは無いですが、1600年代に建てられたようです。

3/5 10:13

ちょうどご本尊の千手観音像がご開帳されていました。聖徳太子が彫ったといわれているようです。

3/5 10:14

結構長い期間ご開帳されているようです。

3/5 10:15

こちらは地蔵堂のご本尊。

3/5 10:16

ふらっと寄ったけど、歴史があって、良い雰囲気のお寺でした。

3/5 10:25

登山道に戻って来ました。東近江トレイルというコースがあるようです。今回は南半分あたりをウロウロしています。

3/5 10:27

3/5 10:28

北箕作山に足を延ばします。

3/5 10:34

腰越峠まで急勾配を降ります。戻りはここを登り返すのか。。。

3/5 10:39

鉄塔の下で小休止。北箕作山も急登だなぁ。。。

3/5 10:53

腰越峠に到着

3/5 10:57

やっぱり急登。。。

3/5 11:00

急登急登。

3/5 11:01

山頂手前は露岩も増えてきます。

3/5 11:03

真っ白なキノコ

3/5 11:03

サルノコシカケ系だと思うけど、キノコはよく分からない。

3/5 11:09

北箕作山の山頂到着。鉄塔が立っています。

3/5 11:10

箕作城の説明。六角家の城だったようです。石垣の石は安土城に転用されたとか。

3/5 11:11

後で戻る箕作山方面。

3/5 11:11

琵琶湖方面の眺め。だいぶ青空が広がって来ました。

3/5 11:11

六角氏の本城、観音寺山があったのは向こうの繖山。

3/5 11:12

南側はやはりどんよりしています。

3/5 11:19

箕作山に戻ります。まずは急勾配の下り。

3/5 11:25

腰越峠まで下ったら、急登の登り返しスタート。

3/5 11:36

分かっていたけど、しんどい急登。。

3/5 11:43

急登を登り切って稜線まで戻って来ました。

3/5 11:48

分岐から少し歩いて箕作山山頂。

3/5 11:49

琵琶湖方面

3/5 11:50

南方面

3/5 11:56

あとは下り基調と思ったら、意外と細かなアップダウンがあります。

3/5 12:02

痩せ尾根も。

3/5 12:07

小脇山　通過

3/5 12:08

小脇山からの眺め。晴れていれば。。

3/5 12:10

小脇山にも城があったようです。

3/5 12:11

石垣跡？？

3/5 12:14

ちょっと笹が濃い場所もあり

3/5 12:15

小脇山城周辺の遺構

3/5 12:16

旗振り場があるという岩をよじ登ってみます。

3/5 12:16

旗振り場。さっきの看板にあった矢印があります。

3/5 12:16

旗振り場からの眺めは流石に良好。

3/5 12:17

十三仏あたりはゴツゴツした岩場となっています。

3/5 12:18

3/5 12:19

十三仏に降りる手前の岩場。「界」と彫られているのも、宗教的な何か？

3/5 12:20

髪の毛のある仏像と思ったら、聖徳太子像のようです。

3/5 12:20

岩壁沿いに石仏が並んでいます。

3/5 12:20

これは首の取れた二宮金次郎？

3/5 12:21

3/5 12:21

十三よりもっと石仏の数が多いような。

3/5 12:21

建物を挟んで反対側にも石仏

3/5 12:22

ここの岩窟で聖徳太子が修行をして、十三の石仏を彫ったという言い伝えがあるようです。

3/5 12:22

岩窟に入れそうだけど、ちょっと狭いのでやめておきました。

3/5 12:24

ごっつい岩壁

3/5 12:25

岩を回った所に岩戸神明。祀ってあるのは雪？塩？

3/5 12:26

岩戸神明の脇に落ち葉に埋もれた階段発見。

3/5 12:27

登ってみると、大岩の上に出ました。これは役行者様？

3/5 12:28

奥にある像は多分、聖徳太子。

3/5 12:30

十三仏から下っていく道は石畳の階段で、道端に転々と石仏が続いています。

3/5 12:31

番号が振られている事といい、仏像が基本2体組になっている事といい、以前歩いた淡路島南の沼島で見たのとそっくりな石仏の設置形式です。

3/5 12:33

石段は結構、急です。地元の方がお参りするのも大変そう。

3/5 12:33

石仏は阿弥陀如来だったり、毘沙門天だったりと様々。

3/5 12:41

不思議な雰囲気のある道です。

3/5 12:42

3/5 12:45

石段の麓には、自然の石の形を利用した灯籠がありました。ここまで来れば駐車場はすぐ近く。
太郎坊山も箕作山も、聖徳太子の時代からの信仰の山という事で、趣ある山でした。

撮影機器：

NIKON 1 J5 NIKON CORPORATION

感想

suzuroad

3/5、東近江の太郎坊山〜箕作山あたりを歩いて来ました。元々は愛知県の田原アルプスあたりを考えていましたが、天気が悪そうなので、変更。前日登った日本コバのすぐ近くの山になりました。
行ってみて知ったのですが、この山塊は聖徳太子の時代から信仰の山だったようで、古い由来のある場所が盛りだくさん。岩がゴツゴツした山容も相まって、独特の雰囲気のある山でした。途中に寄り道した瓦屋寺では、ちょうどご本尊がご開帳されていて、聖徳太子が彫ったとされる千手観音像を見ることが出来ました。他にも、聖徳太子が修行した岩窟(十三仏あたり)があったり、戦国時代に六角氏の城(箕作城、小脇山城)があったりと見所沢山でした。
歴史と雰囲気に加えて、所々からの展望も良好。雲が多かったので薄暗かったですが、それでもパノラマビューを楽しめました。

分県登山ガイド滋賀県の山: 17/66
近江の山城70: 1/71
近江百山: 25/101