栗ヶ岳(御前岳撤退スキー)
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- GPS
- 07:43
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,351m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年は雪が少ない。天生山地は元々雪が多くない。ということで、少し早いかもと思いつつ、行くしかない!になりました。 森茂峠への林道は長いです。大きく3箇所ほど雪切れが起きていましたが、林道を巻きつつ、スキーが有効に使えました。林道の積雪量は多いところで60cmくらいでしょうか。3月下旬にはなくなりそうです。 森茂峠からは本格的な山道です。取り付きは試練のカチカチ急斜面でした。第一の鉄塔までは、細い尾根を行きます。小さなアップダウンが続きます。第一の鉄塔を過ぎてからは、緩い斜面が続き、道も広くなりました。そんな感じにアップダウンを繰り返して、第三の鉄塔で、人工物とはおさらばです。ここからは美しい樹林帯で、いい斜面が多いです。しかし、相変わらずアップダウンが続き、帰りのスキーが思いやられました。 1614m峰まで来ると景色が良く、栗ヶ岳がドカンと現れました。ここからはビクトリーロードです。栗ヶ岳山頂直下はカチカチで、人生初クトーを使いました。栗ヶ岳からは純白の御前岳が現れ、大感動です。白山も、山頂は雲でしたが、イカツイ山体を確認できました。トンガリ籾糠山や山頂がわからない猿ヶ馬場山も見えました。 栗ヶ岳から御前岳方面へ行くと、栗ヶ岳山頂直下から、なかなかの急斜面でした。稜線はカチカチの所が多かったです。最低鞍部へ向かう道で、今日一番の急下降が現れ、降りられそうではありましたが、帰りにスキーを担いでフカフカ急斜面を登れるか考えると、崩れたら、など考えて時間も押していたので、撤退を決断しました。 そうこうして戻るうちに、雪は緩み始め、栗ヶ岳からのスキーは最高でした。ラストパウダーを楽しめました。3回ほどスキーの着脱が必要でした。ルート工作しても、これくらいの登り返しは必要でしょう。今季の山スキーで一番良い雪質でした。ルート工作が下手くそなので、2、3mほどの地味な登り返しを多く作ってしまい、帰りも結構時間がかかってしまいました。山スキーの総合力を試されるルートですね。林道も上部は雪質良く、気持ちよく滑れました。下部は、さすがにストップスノーで、コギコギ必要でした。 御前岳にはたどり着けませんでしたが、初の山スキーで20km程に及ぶ山行で、シールの着脱の練習もたくさんでき、さらに気持ちよく滑れて大満足です。確実に去年より上達している実感があります! 全体的に雪は少なかったですね。ツボでも登れそうです。今年は早めが良いかもしれません。
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