残雪の湖北の山《寒風〜赤坂山》

2023年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 10.9km
• 登り: 882m
• 下り: 871m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:06

9:37 マキノ高原温泉さらさ
9:45 9:46 寒風・大谷山登山口
10:18 10:24 西山林道出合
10:39 10:39 展望ベンチ
11:52 12:17 寒風
13:16 13:16 粟柄越
13:38 13:51 赤坂山
14:01 14:01 粟柄越
14:04 14:05 鉄塔広場
14:50 15:00 ブナの木平
15:33 15:34 赤坂山・三国山登山口
15:42 15:42 マキノ高原温泉さらさ
15:43 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〈最寄駅・バス停〉
・JR湖西線−マキノ駅
・バス停−マキノ駅前〜マキノ高原温泉さらさの湯
　料金片道200円

コース状況／危険箇所等

〈道の状況〉
・雪解け道は滑り易い。コースには危険個所はありません

その他周辺情報

〈登山後の温泉・飲食店〉
・マキノ高原温泉さらさの湯
・白谷温泉

写真

3/11 8:41

マキノ駅ホームから
大谷山、高島トレイルの稜線

3/11 9:33

出発します
マキノスキー場は春景色、グラウンドゴルフやキャンプ場で賑やかです

3/11 10:27

マンサクの花

3/11 11:14

標高700m付近にて
美しいブナ樹林帯の尾根道を行く

3/11 11:30

春の訪れを知らせる
青空と赤紫色に染まる樹木

3/11 11:46

寒風直下、雪の急坂を登る

3/11 11:53

12時直前、寒風に到着

3/11 11:53

寒風にて
西側、大谷山に延びる稜線

3/11 11:53

寒風にて
南側、霞む高島市街と琵琶湖

3/11 12:11

寒風にて
眼下にマキノ集落、メタセコイア並木も見える

3/11 12:21

春の訪れを知らせる
ブナの根開き

3/11 12:25

寒風〜赤坂山へ
広く明るい県境尾根を行く

3/11 12:52

北側前方に
三国山と赤坂山が見えてきました

3/11 13:03

振り返ると
歩いてきた尾根道と遠方に寒風が見える

3/11 13:17

鉄塔と赤坂山山頂が
目の前に現れる

3/11 13:18

粟柄越の分岐に到着

3/11 13:21

赤坂山山頂直下の
岩石に祀られた石像

3/11 13:38

暖かい快晴の赤坂山山頂に到達
雪はありません

3/11 13:38

赤坂山山頂にて
西側、遠方に大見影山の反射板が見える

3/11 13:39

赤坂山山頂にて
北側に乗鞍岳

3/11 13:39

赤坂山山頂に
南側にマキノ集落と琵琶湖

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-PL10 EZダブルズームキット オリンパス

感想

mikimiki

今年最後の春山の残雪を求め、湖北の山、寒風〜赤坂山の周回コースを楽しく歩くことができました。

天気は5月並みの暖かさ、風もなく雲一つない青空が拡がっている。
マキノ高原温泉から見上げると雪を頂く寒風が目の前に見える。
登山口から雪のない登山道を登る。
標高700m付近は冬枯れのブナ樹林帯、一面に敷き詰められた真っ白な
残雪の風景は広々と限りなく明るい。
12時近く、最後の雪の急坂を登りきると寒風だ。
寒風の頂を流れる春風が心地良く、山頂からの眺めも最高です。
西に大谷山に伸びる稜線、東に乗鞍岳や湖北の山脈が展開している。
だが眼下に拡がるマキノ集落や琵琶湖は気温上昇で視界が効かない。
まるで湖も空も薄墨の色をして、遠く水平線で溶け合っているようだ。

美しい残雪の寒風を堪能し赤坂山に向かう。
歩き始めると赤坂山から寒風を目指して登山者が続々とやってくる。
逆に私たちのように寒風〜赤坂山コースの登山者は誰も見当たらない。
寒風から赤坂山の県境尾根は高島トレイルの道、分水界の尾根道です。
広々とした緩やかな尾根歩きは爽快、長閑で静かな空間です。
暫く歩き続けると鉄塔が現れ、赤坂山が目の前に現れる。
そして深い雪に埋もれるように建つ、粟柄越分岐標示板に出会う。
粟柄越の分岐から赤坂山山頂までは直ぐです。
13時半過ぎに赤坂山山頂に到着する。
山頂の西には雪を頂く大見影山、北に三国山や乗鞍岳の湖北の山々が連なっている。また南に独特の形をした鉄塔の先に霞む琵琶湖を見ることができました。
下りは緩んだ急坂の雪道、雪解けの道が続く。
ブナの木平を通過、緩やかな尾根道に変わる。
予定時間にマキノ高原温泉さらさ前に無事下山することができました。

谷を流れる力強い雪解けの水音、ブナの根開き、赤紫色の樹の芽は春の訪れを知らせるものです。
もうすぐ山は一斉に芽吹き、新緑の春がやってくる。
湖北の残雪の山歩き、とても満足な山歩きになりました。