高島トレイル(第2回黒河峠から水坂峠)
- GPS
- 21:34
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 2,258m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ(猛暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR西日本バス若江線保坂よりJR西日本近江今津駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースルート/ 白谷→黒河峠→三国山→赤坂山→寒風→大谷山→抜土(泊)→近江坂分岐→大御影山→大日尾根分岐→三重が嶽→赤岩山分岐→水坂峠 コース状況/登山道全般に狭い登山道、堀込まれた登山道は草木が繁茂し歩き難い。 最後の赤岩山分岐から水坂峠の区間は、長時間の激下り。徹底的に尾根から尾根への直線ルートだが、ザレ場が多く、危険。滑落の恐れあり。暗くなる前に降りたい。 ※トレイル道にかなり密に「中央分水嶺高島トレイル」の道標、特に、頻繁に黄色いリボンの標識が木に結びつけられており、非常に助かりました。 |
その他周辺情報 | トレイルガイドブック・トレイルマップ、中央分水嶺・高島トレイル詳細マップ(平成30年改定)各1部¥1,000が下記で販売されています。 特に、詳細マップは、高島トレイルの縦走には必携だと思います。 高島トレイルクラブ事務局/道の駅くつき新本陣/マキノ高原管理事務所・マキノ高原温泉さらさ/道の駅マキノ追坂峠/道の駅藤樹の里あどがわ/マキノ物産会館/マキノツーリズムオフィス/たかしま・まるごと百貨店/グリンパーク想い出の森 |
写真
感想
昨年、高島トレイルの縦走を愛発越えから試みましたが、黒河峠のツェルト泊で豪雨にあい、下山しました。今回はその再開の位置付けです。4月頃から3日以上連続したお天気の日を狙っていましたが、天気予報で6月6日から8日は大丈夫そう、さっそく計画を実行しました。 白谷から徒歩で黒河峠まで歩き、ここを開始点とし、1日目黒河峠から抜土、2日目抜土から水坂峠、3日目水坂峠から木地山で予定を組みました。 木地山以降残りは後日の予定でした。youtube で見る限り、そんなに難しいルートではないのではと、思っていました。 大当て外れ、予想外に厳しいルートでした。 youtubeでは、絵にならないジャングル様の道、長いガレ場の尾根のようなルートを盛り込んでも、面白くもないのでカットしているように思えました。youtuberは見せるための撮影までやりながら登山している達者な方なので当たり前かもしれませんが。
一日目の大谷山から抜土の道の後半、思いの外険しく、なかなか抜戸に到着できない、ブナの美林もゆっくり鑑賞できず、こんなはずでは・・・予想外。
三国山分岐から三国山、赤坂山から寒風も前に行った時よりきつかった、一日目は予想外にしんどかった。 二日目、大御影山への近江坂の途中で登山靴の右ソールの剥がれ、足元が悪い、負荷を軽くするため、ハイドレーションの水以外を廃棄した。 次の水場が水坂峠までなく、最悪の選択だった。致命的なミスでこれは最後まで祟った。
大御影山から大日尾根を越え、三重ヶ嶽への道、とにかく繁茂した木々の中、あまり面白味もなく、我慢我慢で進む。 途中、ついに水が尽き、ブナの葉っぱを噛んでみる、水分は感じられないが効果あり。 時々噛むことにする。 次の武奈ヶ嶽、まだまだ距離あり。とにかく進むしかなし。武奈ヶ嶽登頂、今回の山行で高い山はこれで終わり。 水坂峠までは、まだかなりの距離あり、赤岩山分岐から水坂峠は激下り区間。登山靴補修の時間が惜しい、登山靴のソールははぎ取って進む。 この下りは疲労もあり、結構滑落リスクあり。 水坂峠にやっとの思いで到着したのは、薄暮近く。 とにかく、靴のこともあり、今回はこれで終了することにする。 靴や装備、その重量についても入念に準備しないと・・・。 高島トレイルは未だ半分、捲土重来を期し、残りのコースをトライしたい。
<追記>
1日目テント泊
抜土の林道ゲートで、林道管理の方から「クマが出るので注意を・・・」と聞き、少し、ビビりました。 翌日はクマベルをいつもより勢いよく振って進みました。(翌日、2015年5月、三重ヶ嶽の手前の943ピークで親子クマに襲われた記事の現場を確認できました。ヤマレコ記録ID: 642957)
2日目ビバーク
2日目は、疲れていたのと、早く水が飲みたかったので水坂峠の登山口で水分補給した、もう暗いのでテント泊適地を探すのもシンドイので、二ノ谷山への登山口でビバークする。朝早く立ち去れば誰にも迷惑はかけないだろう・・・。もちろん人気もなく、真っ暗、星が良く見える、天気は大丈夫みたい。平和に寝ようとした所、日が変わる手前頃、突如、「ギャギャギャッ、ジャーッ、ジャーッ・・・」と、激しく鳴きたてる声、ヘッドライトを水坂峠の山側に照射するが、鳴き止まず、激しく、威嚇?してくるような声。犬にしては声が違う、クマにしては(クマの声は聞いたことはないが)カボソイ、甲高い声。キツネかタヌキか。(声は聴いたことがないが・・・) しばらくすると、居なくなったので、安心していると、また戻ってきて吠えたててくる、ヘッドライト照射、また去る、これの繰り返し。大分時間が経って、どうも実害は無さそうと判断して目をつぶる。朝までウトウトしながら過ごす。 帰宅後、動物の声をyoutubeで調べる、一発でキツネの声と判明。まあ、キツネで良かったが、ビバークなどせずに済むよう、しっかり計画しないと。いやいや、良い勉強になりました。
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