超おバカ、沢靴を探しに釜ノ沢西俣〜甲武信岳で今度はストックを流す(´_`。)グスン


- GPS
- 12:58
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,811m
- 下り
- 2,815m
コースタイム
- 山行
- 11:43
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:59
天候 | 晴れ後曇ったり晴れたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<全般> 9月28日比べて水量が多く、この前の台風の影響か倒木も多かった気がしました。その分余分に時間がかかりました。 <西沢渓谷駐車場〜山ノ神> 鶏冠谷出合いで、前回は飛べましたが今回は飛べる渡渉個所が見つからず、裸足で渡りました。 <山ノ神〜両門ノ滝> 魚止ノ滝までは前回も登山靴でしたが、今回は水量が多い分渡渉個所は大変でした。飛び先が浅く水が被っている所も多く、1度滑ってドブンしました。渡渉では前回より余分に時間がかかりました。魚止ノ滝の上の千畳のナメは素足で歩きましたが、かなり滑りました。前回のフェルト底の沢靴は滑らなかったのでやっぱり沢靴は必須だと思いました。 <両門ノ滝〜最後の多段10mの滝上部(倒木帯の手前)> 前回より倒木が多かった様に感じました。沢靴でないので水に入って歩くという選択肢が無いせいもありますが。 <最後の多段10mの滝上部(倒木帯の手前)〜水師の尾根から水師> 始めの方で沢靴が片方見つかったので、その周辺の藪を中心に何度も歩きまわったせいで、あまり藪漕ぎ無しに稜線に出れる事が分かりました。これはそれなりに最短ルートかもしれません。 <水師から西沢渓谷駐車場> 一般道なので割愛します。 |
写真
感想
前回の初めての西沢渓谷の山行で、買ってほぼ初めて使ったばかりの沢靴を無くした為、急遽その探索で全く同じルートを歩きました(本当は穂高の池巡りの予定だった)。前回は途中の道でナビ君が間違ったり、駐車場を探すのに迷ったり、出だしのまだ一般道で迷ったり、魚止ノ滝、両門ノ滝の巻道で迷ったりで随分時間がかかりました。
今回はそういう所では迷わなかったのですが、前回と違って沢靴が無かったので苦労しました。水量も前回より多く、しょっぱなの鶏冠谷出合いで渡渉個所が見つからず、裸足になって渡った時にはその先の事を思ってまいりました。前回も沢靴を持っていたのですが、魚止ノ滝までは履かずに行けたので沢靴が無くても大丈夫だと思っていました。数日雨は降らなかった様だし。。。しかし前回が水が少なすぎました。今回の方が普通でしょう。
飛び先に乾いた岩が無い所が多々あり、少し水を被っている所に飛ぶのは大変でした。防水靴下を履いてはいるのですが、それでもじわっと靴の中が濡れてくるのが分かります。一度は滑ってドブンしたり、尻を強打したりで時間をロスします。
さらに極め付きが、両門ノ滝の上部のすぐ先の連続した滝を越えた時に起こりました。越えて滝上に下る所で、持っていたストックの片方を落としてしまったのです。慌てて取ろうと水に入ったのですが、タッチの差でとどかず滝に落ちてしまいました。沢靴探索を止めてストックを取りに下ろうか迷ったのですが、沢靴探索をこのまま続ける事にしました。
それから先は前回の記憶より倒木が多い気がして、とにかくズボンと長袖にも関わらず、腕も足も打ち身や擦り傷で傷だらけになりながら最後の多段10mの滝を登って倒木帯の手前まできました。山ノ神までで前回より1時間以上早かったのですが、その差を広げる事ができず、この時点でも1時間程早いという状態でした。でも明るい内には下れるだろうと大休憩していよいよ沢靴の捜索の始まりです。
ナビにここから水師までの前回のトラックデータをアップロードしておいたので、それと記憶を頼りに登ります。谷底だとGPSの表示は結構変わるのでそんなに当てにはできませんが、意外な事に10分も登ったら沢靴が片方木に引っ掛かっているではありませんか。黒い沢靴なので簡単には見つからないと思っていたのでびっくりしました。当然その近辺にもう一つ有るだろうと思って探したのですが、こちらはなかなか見つかりません。藪漕ぎした区間が一番怪しいと思って何度も藪に突入したのですが見つからず、下に落ちたかもと思って下ってみても駄目でした。
ここで沢靴の片割れの捜索を諦め、元来た道を引き返してストックを探そうかと思ったのですが、両門ノ滝には確実に落ちたと思ったので、車で車中泊して明日捜索に戻り、このままもう片方を探す事にしました。
やっぱり見つからないまま水師の尾根に着き、そのまま尾根を登って気づくと尾根を下り初めていました。尾根を登り切ると水師のはずと思ってGPSで確認するとはやり水師を通り過ぎています。慌てて登り返すと一般道に着きました。沢靴を探すのに気を取られ、一般道を横切るときに気づかなかった様です。結局このロスタイムで前回より5分早いだけとなり、日没が早くなった点を考慮するとまた暗くなりそうなので慌てて甲武信ヶ岳を目指しました。これより先にもう片方が落ちた可能性はほぼ0だと思いましたが、取りあえず甲武信小屋に届け物が無かったかを確認する為によりました。電話で確認しましたが、それから10日程たったので届けが有った可能性が少しは有ると思ったのです。結局無くってそのまま前と同じルートで下山する事にしました。小屋に寄ったロスタイムで、木賊山への到着時間は前回と同じ15:50分になってしまいました。ここで膝ガードを装着して最後のパンを食べて急いで下山しました。
途中で拾った棒をダブルストック代わりにしたので条件は悪いのですが、変形性膝関節症対策のストレッチと、misuzuさんから勧められたインソールのおかげか、前回より膝の痛みが少なくって少し飛ばせたため、木賊山から西沢渓谷駐車場まで前回より17分早く着く事ができました。林道に出てヘッドランプを点けた時には前回とほぼ同じ位の暗さでしたが。。。
それから今回初めて下山後連絡に登録したのと、メールで山梨県警に登山計画を送るというヤマレコの機能を試したのですが、23時までに下山連絡をしないとメールが自動的に送られるので(山梨県警にも送られると勘違い)、かみさんに電話して私のアカウントでログインをして止めて貰おうとしました。スマホを忘れたので、このまま車中泊をすると、10日の23時までにヤマレコにログインする方法が無いのです。
ところがもう一泊してストックを探しに行きたいと言ったところで、かみさんの怒りが爆発。ヤマレコにログインして下山連絡を頼むどころでは無くなりました。約束どうり帰って来なさいとという事で、ストック探しは諦めました。まあ探しに行ってもどこまで流れたているか分からないし、後で風呂に入るときに足と腕が傷だらけで、かつ打ち身で腫れているのを見ると、かみさんの判断が正しかったと思います。
でも野ざらしになっているもう一つの沢靴と、どこかの水際に止っているかもしれないストックが不憫なのです。。。11月の表妙義〜裏妙義の周回を諦めてもう一度探索に行くか思案中です。。。ちなみに片方を沢靴、もう片方を登山靴にすると、片足は水に入れるので渡渉が楽になるメリットと、片ちんばの靴を履く事のデメリットとどちらが大きいのかも思案中。もし行くならそれを試してみたいけど、途中で人に会ったら笑われますね。きっと。。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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これはもう、すごいです。
今、家族全員に共有しまして、失礼ながら子供も嫁さんも大喜びしておりました。
Futaroさんの人の良さが伝わって懐かしくなりました。
(息子はFutaroさんが大好きなようです)
先ほどスキーの申し込みも一応しておきました。
Futaroご家族は難しいでしょうけれど、また何かの機会を楽しみにしています。
(無理はしないでくださいね)
スキーの予約したのですね。もっちゃん家族は行くと思います。我が家は流石に上の娘が大学受験直前なので行けません
ところで共有されるなら前回の方が動画も有って雰囲気が分かると思います。写真も多いし。あちらも迷いまくりで参考にはなると思います
自分も不思議なのですが、初めてのバリルートでもほとんど迷わない事が多いのに、迷う時は思いっ切り迷いますね。今回同じルートを歩いてみて、こんなルートで良く迷ったと思うのですが、そんなものですよね。逆に前回迷わなかった水師の一般道に到着した所で、それに気づかず横切ってますからね。
ちょっとした注意力が抜けた時とか、そういう時にキーポイントを通過したとか、思い込みでとか迷い理由はいろいろですが、迷った時のレコの方がスルッと行けましたというレコより参考になりますね
Futaroさん、こんにちは。
レコを拝見していてちょっとハラハラしました。
サワグツを探したい気持ちは分かりますが、本来であれば
サワグツを履いて、サワグツを探しに行かないといけない
ですよね。
無くしたものは代替がききますが、Futaroさんの代わりは
いないので、慎重にお願いします
前にもコメントしましたが、このルートは難易度が高くないので、
来年の夏は息子と遡行したいなあなんて思っています。途中の釜で泳ぎながら
天然のウォータースライダーも楽しそうですし。
youtaroさん、こんばんは。
その選択は自分にはあり得ないです。。。
沢靴は昔は無かったはずなので、無くても行けると今でも思っています。裸足で渡渉したり、どうしてもの場合は巻けば良いので。。。去年のyoutaroさんと行った丹沢の周回での沢の様に。。。
まあ一度歩いているルートで難易度は低いと知っていたのと、登山日の前の数日はそんなに雨が降っていないので、水量が増えても許容範囲だという予測がありました。無理そうなら引き返しますし
実は個人的には岩専用や沢専用の靴を持たず、昔の人の様に1つの靴で歩きまわりたいのです。僕は物を持つのが嫌いなんですよね〜。風来坊生活してた時はそもそも持てなかったし。家事全般はやれるけど整理整頓だけは苦手なので、物を増やしたく無いというのも有ります。
ただあまり物を買わないだけに、買ったら粗末にできないのです。今回の沢靴(たびです)は旧モデルの展示品で6,000円しなかったので、高速代、ガソリン代、食糧等を考慮すると探しに行くのは全くペイしません。でも手足の怪我や捜索にかかった費用と時間、きつさは物を粗末にした自分に対する罰でも有るので、行かない選択しは無かったです
Futaroさん
靴さがしお疲れ様でした。
平日なので貸切でしょうか?
ナメが綺麗な沢ですね。
夏なら飛び込みたくなりますね
落ちたのがストックで良かった?
お一人で行かれる時は気を付けて下さい。
kankotoさん、こんばんは。
前回は日曜日でしたが、天気が良かったのに、土曜日から泊りで入っていた組はどちらも東俣でした。西俣に入る人は元々少ない様です。
ストックを落としたのはちゃんとリストバンドを手首に締めていなかった自分のミスです
大体はしているのですがよりによってあのような場所で。。。悔やまれます。
この雨でもうかなり流れて見つからないでしょうね。
落ちて危険な所は注意しているのでこのルートだと100%大丈夫です。ただ渡渉のジャンプでは、気をつけていても怪我をしない100%の自信は無いので、youtaroさんの書いている様に、このルートだと沢靴は持った方が良いですね
それはさておき、丹沢24Hに気持ちを切り替えます。
Futaroさん、こんばんは!
10日は落とし物を回収に行かれたのですね!
この日なら穂高の池巡りのほうが紅葉もまだ楽しめたかと思いますが、穂高〈沢靴回収なのは流石ですね
しかし代わりにストックを今度は落とされたのは残念でした
私も5月に常念〜蝶の稜線で道迷いしたときに、ストックを片方なくして帰ってきてしまい、いまだに心残りなのです
残雪の樹林帯の急斜面ってことで、いまいち場所がはっきりしないのと、誰かに拾われてるかもしれないと考えて、回収には行っていません
今度行くときには登山口かどこかに置いてないか確認しようとは思うのですが…
ところでヤマレコの下山連絡システムは、いまいちよくわからないので使ってませんが、使い方次第なのでしょうか?
やはり泊まりは許されなかったのですね
私は出発から帰宅まで24H以内を心がけてるのですが(怒られるから
事故るよりは仮眠したほうが良いと思うのですがね〜
miyucchi さん、おはようございます。
miyucchi さんもストックを無くしましたか
北アルプスに行った人のレコを見ると、最初の予定どうりにそちらにした方が天気的にも良かったようですが、罰ゲームでも有るのでしかたないです
下山システムは自分もメリットが良く分からず、今回初めて使いました。結局単独行なので自分で連絡する方が良いとう結論で、次回からは使わないと思います。
ちなみにこれを試したのは、下山システムでは無く、メールでの担当県警への登山届がやりたかったからです。ただ下山システムにしないとその届のメニューが出てこなかったので(自分のやり方が悪かったかも)、今回初めて下山システムを試す事になりました。
現地で登山届を書いたり、ポストを探す時間を節約したかった分けですが。。。
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