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Yamareco

記録ID: 7646008
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳~国師ヶ岳~金峰山

2024年12月28日(土) ~ 2024年12月30日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
27拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
29:13
距離
39.4km
登り
2,458m
下り
2,460m
MarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarker
30 km
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:25
休憩
1:32
合計
7:57
距離 8.2km 登り 1,037m 下り 267m
7:28
47
8:15
31
8:46
8:47
105
10:32
10:33
131
14:26
14:27
25
14:52
14:58
16
15:14
11
2日目
山行
9:45
休憩
0:23
合計
10:08
距離 9.3km 登り 878m 下り 747m
6:58
7:06
23
7:29
7:30
66
8:36
44
9:20
9:22
97
10:59
11:00
52
11:52
11:53
229
15:42
15:47
6
15:53
15:54
6
16:00
16:01
25
16:26
16:29
9
16:38
3日目
山行
9:28
休憩
1:30
合計
10:58
距離 21.9km 登り 543m 下り 1,446m
6:12
65
7:17
7:18
32
7:50
7:59
11
8:10
8:36
104
10:20
10:47
21
11:08
11:09
111
13:00
10
13:10
13:11
57
14:08
14:09
14
14:23
14:27
8
14:35
14:36
57
15:33
15:38
37
16:15
16:29
41
川端下バス停から 梓山バス停まで ログを停止したまま乗車したのでログは 直線で
表示されているが、その直線距離=3.4キロは加算されている。
天候 12/28 曇り時々晴れ 夕方から夜にかけ粉雪が舞う
12/29 朝・夕 晴れ 日中曇り時折晴れ・小雪 金峰方面雪雲がかかる。
12/30 快晴 金峰山頂のみ風
 
寒波の影響で28日夕~29日まで冷えるが-14度止まり。30日昼前より平年並み

<2024/12/26(木) 14:22気象庁配信予報>
29⽇にかけて⽇本付近は強い寒気が流れ込み 冬型の気圧配置が強まるため⽇本海側を中⼼に荒れた天気が予想されるため、降雪量が多くなるところがあり、寒気の程度等によっては「警報級の⼤雪」となる恐れ。30日にはいったん緩むが、31⽇頃は、低気圧が発達しながら北⽇本付近を通過するため 北⽇本では荒れた天気や⼤雪となるおそれがある。
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
毛木平駐車場を利用(トイレは冬季閉鎖中)
<下山後の車回収>
川上村営バス ¥220 本数が少ないので要事前確認
川端下(カワハゲ)~ 梓山 = 12キロ
https://www.vill.kawakami.nagano.jp/www/contents/1710984551276/index.html
梓山バス停到着後、毛木平まで4.2キロ(1時間21分)の車道歩き。

・川端下バス停 簡易な屋根と囲いとベンチあり
・ 梓山バス停 ベンチあり。トイレの標識があるが、消防団に付随するようでこの日は閉鎖。近くにデイリーヤマザキあり。
・年末年始は時刻表変更あり。
コース状況/
危険箇所等
 1日目から2日目のルートはほとんどが樹林。数少ない展望地は素晴らしい眺めだった。積雪が多いと、水源分岐から国師ヶ岳へのルートはGPSに頼るところも出てきそうだ。 3日目の金峰山へのルートはこの縦走の見せ場となり、変化のある登山ルートは楽しく朝日岳からは金峰山への稜線が奇麗に広がる。急登もなく金峰山へ到達するが、山頂付近は風が強い。そして、このルートの核心は下山口~川端下・梓山~毛木平 への車道歩きだった。
 甲武信との分岐地点の積雪により 国師前後の積雪を予想し、計画を確認する必要があるルートだと感じた。

<毛木平~甲武信ヶ岳>
・1cm~5cmほどの積雪が、水源分岐のへの急登辺りに多少積もっていた。
<水源分岐~国師ヶ岳>
連なるピークをアップダウンで越えていく。倒木の多い所もあるが、0cm~15cmほどの積雪のため登山道は認識できた。テープもちらほらある。
国師ヶ岳前後は、このルートで一番雪深い地点であり 深い所で30cmほど。
<国師ヶ岳~大弛峠>
雪深い下り。途中からは、地上より高い位置に掛けられた木道と木製梯子階段が続く。
<大弛峠~金峰山(以降省略)>
駐車場奥から登山口に入り木道交じりの登山道を登っていく雪のない朝日峠に下り、朝日岳山頂手前にある展望地の肩を経て 雪深い朝日岳に乗り上げる。一旦下り鉄山の北側をトラバースし、登りに入る。樹林を抜けて稜線に出ると、風が抜ける地帯となり ルートは左へ90度折れ前方に山頂が見える。

アイゼン装着
国師手前の2465Pから金峰山頂まで。
毛木平駐車場。トイレは冬季閉鎖。予定より到着が遅れ30分繰り下げの出発。路面には雪が薄っすら乗り、気温は高く0.6度からのスタート。
2024年12月28日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/28 7:28
毛木平駐車場。トイレは冬季閉鎖。予定より到着が遅れ30分繰り下げの出発。路面には雪が薄っすら乗り、気温は高く0.6度からのスタート。
登山道の積雪は微かで、沿って流れる西沢も凍結部分が少ない。気温は徐々に下がり-5度。
2024年12月28日 08:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/28 8:15
登山道の積雪は微かで、沿って流れる西沢も凍結部分が少ない。気温は徐々に下がり-5度。
気温が-6度になり、氷で覆われた登山道も出てきた。
2024年12月28日 09:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 9:49
気温が-6度になり、氷で覆われた登山道も出てきた。
ナメ滝は全面凍結しておらず、寒々しい水流が流れ落ちていた。
2024年12月28日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 10:35
ナメ滝は全面凍結しておらず、寒々しい水流が流れ落ちていた。
凍結部分の斜面にはロープが設置。ツボ足でもロープに頼って通過できる。
2024年12月28日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/28 10:42
凍結部分の斜面にはロープが設置。ツボ足でもロープに頼って通過できる。
ナメ滝を過ぎると幾分積雪は増えたが5㎝前後。沢を渡り返し進んでいく。
2024年12月28日 11:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 11:56
ナメ滝を過ぎると幾分積雪は増えたが5㎝前後。沢を渡り返し進んでいく。
水源地。積雪は少なく水場には水の流れはない。気温は-8度。甲武信小屋で幕営する予定だったが 「重いリュックで急坂を往復するよりも 手前で幕営しよう」というDの提案で、ビバーグ地を探しテントを張った。
2024年12月28日 12:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 12:45
水源地。積雪は少なく水場には水の流れはない。気温は-8度。甲武信小屋で幕営する予定だったが 「重いリュックで急坂を往復するよりも 手前で幕営しよう」というDの提案で、ビバーグ地を探しテントを張った。
沢から水を汲み取り、浄水シートに通して水筒に移す係をD。その間に 甲武信ヶ岳を踏むのがPと役割分担をした。甲武信と国師の分岐道標までは急な上り坂。
2024年12月28日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 14:27
沢から水を汲み取り、浄水シートに通して水筒に移す係をD。その間に 甲武信ヶ岳を踏むのがPと役割分担をした。甲武信と国師の分岐道標までは急な上り坂。
樹林越し、南東には木賊山が見えた。山頂直下の岩場の急登を登れば山頂に着く。
2024年12月28日 14:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/28 14:36
樹林越し、南東には木賊山が見えた。山頂直下の岩場の急登を登れば山頂に着く。
明日、国師ヶ岳へと歩く南から西へ弓を描く稜線。その奥の金峰方面は重い雪雲が垂れ込めている。
2024年12月28日 14:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/28 14:52
明日、国師ヶ岳へと歩く南から西へ弓を描く稜線。その奥の金峰方面は重い雪雲が垂れ込めている。
晴れ予報のはずがグレーの雲に覆われた甲武信ヶ岳山頂。風は弱いが辺りを雪雲が取り巻いていた。カメラを壊さないようにタイマー撮り。
2024年12月28日 14:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/28 14:56
晴れ予報のはずがグレーの雲に覆われた甲武信ヶ岳山頂。風は弱いが辺りを雪雲が取り巻いていた。カメラを壊さないようにタイマー撮り。
テントに戻り夕飯。山専ボトルの900mlに熱湯を入れてきたが、沢の水が使えたので雪から作る手間が省けた。いつもの銀座カリーにスープ。食後にコーヒーとふるさと納税リピのバターサンドサブレと群馬菓子。
2024年12月28日 16:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/28 16:54
テントに戻り夕飯。山専ボトルの900mlに熱湯を入れてきたが、沢の水が使えたので雪から作る手間が省けた。いつもの銀座カリーにスープ。食後にコーヒーとふるさと納税リピのバターサンドサブレと群馬菓子。
(Pは)眠れない夜を過ごし3時起床。今回新調したデジタル温度計。外に置いたアナログは調子悪い。テント内最低‐6.6度、外気-14度と表示されたがもっと低そう。朝食はミニラーメンとパン
2024年12月29日 04:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 4:01
(Pは)眠れない夜を過ごし3時起床。今回新調したデジタル温度計。外に置いたアナログは調子悪い。テント内最低‐6.6度、外気-14度と表示されたがもっと低そう。朝食はミニラーメンとパン
6時スタートのはずが30分遅くなる。日の出は6:45。気温は-10までしか測定出来ないプロトレックの表示は振り切っていた。
2024年12月29日 06:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 6:46
6時スタートのはずが30分遅くなる。日の出は6:45。気温は-10までしか測定出来ないプロトレックの表示は振り切っていた。
日の出時刻を過ぎ甲武信と国師の分岐。ここから 2人にとっては未踏の地になる。トレースは無いが積雪が少ないため登山道の窪みが分かった。
2024年12月29日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 7:06
日の出時刻を過ぎ甲武信と国師の分岐。ここから 2人にとっては未踏の地になる。トレースは無いが積雪が少ないため登山道の窪みが分かった。
シラビソの樹林帯。倒木の散乱した地点や、地面が露出したところ、古いレースが見えるところもあった。気温は‐10度以下のままで底冷えがする。
2024年12月29日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
2
12/29 7:15
シラビソの樹林帯。倒木の散乱した地点や、地面が露出したところ、古いレースが見えるところもあった。気温は‐10度以下のままで底冷えがする。
水師前の手前、東~南の展望が開ける短いトラバース地。
2024年12月29日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/29 7:21
水師前の手前、東~南の展望が開ける短いトラバース地。
牛首~黒金山の背後に富士山。その右には毛無山。柔らかい朝の日差が包み込んでいる。
その先のピーク、水師の標識は見つけずにスルーしてしまった。
2024年12月29日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 7:19
牛首~黒金山の背後に富士山。その右には毛無山。柔らかい朝の日差が包み込んでいる。
その先のピーク、水師の標識は見つけずにスルーしてしまった。
水師 2396mからの長い急傾斜で標高123mを下げる。
2024年12月29日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 7:35
水師 2396mからの長い急傾斜で標高123mを下げる。
そして、コルからの登り返し。深いシラビソ林の足元は雪が薄い。日差しも届かず‐10度を切ったまま。
2024年12月29日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/29 7:57
そして、コルからの登り返し。深いシラビソ林の足元は雪が薄い。日差しも届かず‐10度を切ったまま。
登ったピークは 富士見 2373m  
樹林に囲まれた平坦の小広場に 丸太のベンチがあった。ここからルートは南南西(左)に直角に折れるため直進しないようにロープが張られていた。
2024年12月29日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/29 8:28
登ったピークは 富士見 2373m  
樹林に囲まれた平坦の小広場に 丸太のベンチがあった。ここからルートは南南西(左)に直角に折れるため直進しないようにロープが張られていた。
ピークの後は下降。後方を見上げる。
何日か前のソロトレースがところどころにあった。
2024年12月29日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 8:52
ピークの後は下降。後方を見上げる。
何日か前のソロトレースがところどころにあった。
そして 101m下って コルからの登り返し。 両門ノ頭直下で南(左)に折れると、前方には樹林の隙間から陽の光が届いた。
2024年12月29日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 9:09
そして 101m下って コルからの登り返し。 両門ノ頭直下で南(左)に折れると、前方には樹林の隙間から陽の光が届いた。
光を追って登り上げると、素晴らしい展望が広がる両門ノ頭。昨日見えなかった金峰方面が見渡せた。
2024年12月29日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 9:13
光を追って登り上げると、素晴らしい展望が広がる両門ノ頭。昨日見えなかった金峰方面が見渡せた。
両門ノ頭は南東斜面のトラバース道上。山頂碑なく、現地点は2285m地点であり、2263mの両門ノ頭は何処が正解なのかは疑問?
2024年12月29日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/29 9:15
両門ノ頭は南東斜面のトラバース道上。山頂碑なく、現地点は2285m地点であり、2263mの両門ノ頭は何処が正解なのかは疑問?
東方面
この地を含め 奥秩父山塊は、厳冬期お決まりの快晴。
2024年12月29日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 9:13
東方面
この地を含め 奥秩父山塊は、厳冬期お決まりの快晴。

少々霞がかっているが富士山も快晴。
2024年12月29日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 9:13

少々霞がかっているが富士山も快晴。
このルートの最終日に行く金峰山は遥か遠くに感じる。ここは日当たりよく気温は一気に‐3度まで上がって暖かい。
2024年12月29日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 9:16
このルートの最終日に行く金峰山は遥か遠くに感じる。ここは日当たりよく気温は一気に‐3度まで上がって暖かい。
国師も金峰も寒波により樹氷で真っ白だ。
両門ノ頭を右脇の樹林に入り急斜面を下っていく。
2024年12月29日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
2
12/29 9:17
国師も金峰も寒波により樹氷で真っ白だ。
両門ノ頭を右脇の樹林に入り急斜面を下っていく。
その後 暖斜面の下りと登りを経て、コメツガの樹林を割って届く光を目掛けて登り上げると、
2024年12月29日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 10:56
その後 暖斜面の下りと登りを経て、コメツガの樹林を割って届く光を目掛けて登り上げると、
東梓 2271m
コメツガやシャクナゲに囲まれた小広場。
2024年12月29日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 10:58
東梓 2271m
コメツガやシャクナゲに囲まれた小広場。
ピーク後の下り。
2024年12月29日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 11:01
ピーク後の下り。
前方の南西方向に朝日岳が見えた。その右奥には吹雪いているような金峰山の頭。2時間弱で急速に天気が崩れた。こちらも 進むにつれて崩れて行きそうだ。
2024年12月29日 11:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 11:04
前方の南西方向に朝日岳が見えた。その右奥には吹雪いているような金峰山の頭。2時間弱で急速に天気が崩れた。こちらも 進むにつれて崩れて行きそうだ。
倒木の多く雪の薄い夏道を緩いアップダウンで抜けていくと、2224mの石碑のある小ピーク。左に直角に折れて緩いアップダウンを進んでいく。
2024年12月29日 11:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 11:24
倒木の多く雪の薄い夏道を緩いアップダウンで抜けていくと、2224mの石碑のある小ピーク。左に直角に折れて緩いアップダウンを進んでいく。
樹林が途切れ北から東にかけて見渡せた地点。スタートから樹林帯がほとんどで 展望が開ける地点はごくわずか。
2024年12月29日 11:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 11:34
樹林が途切れ北から東にかけて見渡せた地点。スタートから樹林帯がほとんどで 展望が開ける地点はごくわずか。
国師のタル。尾根が広く平坦地が広がる。(感想に注釈あり)
2024年12月29日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/29 11:45
国師のタル。尾根が広く平坦地が広がる。(感想に注釈あり)
樹林にはモミも加わった。モミの葉は、先端が二つに割れているのが特徴で幹も白地が目立つシラビソとは異なる。シラビソとコメツガの見分けがつかない。(コメツガは灰褐色で浅く縦に裂け亀甲状鱗片に剥がれ、シラビソは灰白色で滑らか。老木は鱗片状にはがれる) 
2024年12月29日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 12:50
樹林にはモミも加わった。モミの葉は、先端が二つに割れているのが特徴で幹も白地が目立つシラビソとは異なる。シラビソとコメツガの見分けがつかない。(コメツガは灰褐色で浅く縦に裂け亀甲状鱗片に剥がれ、シラビソは灰白色で滑らか。老木は鱗片状にはがれる) 
国師のタルから 緩いふたコブを通過した谷間。ここからは景色が一変雪深い登りに入る。急登に入ると積雪も増え歩きにくくなったが、ピーク過ぎればまた雪はなくなる?面倒だしと アイゼンつけずにそのまま登る。
2024年12月29日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 12:56
国師のタルから 緩いふたコブを通過した谷間。ここからは景色が一変雪深い登りに入る。急登に入ると積雪も増え歩きにくくなったが、ピーク過ぎればまた雪はなくなる?面倒だしと アイゼンつけずにそのまま登る。
2465P
直下は積雪が20~30cmほどの急登となった。細長い省スペースのピークで休憩にはいいところだ。
2024年12月29日 13:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 13:58
2465P
直下は積雪が20~30cmほどの急登となった。細長い省スペースのピークで休憩にはいいところだ。
木々の間から南~東の山々が見えた。南には雪雲が掛かっているが、東に行くほど天気は良くなり富士山はシルエットだけで 雲取・大菩薩方面は良く見える。甲武信もよさそうだった。
小雪もぱらつき 雪は途切れそうにないのでアイゼン装着。
2024年12月29日 13:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 13:59
木々の間から南~東の山々が見えた。南には雪雲が掛かっているが、東に行くほど天気は良くなり富士山はシルエットだけで 雲取・大菩薩方面は良く見える。甲武信もよさそうだった。
小雪もぱらつき 雪は途切れそうにないのでアイゼン装着。
2465Pから樹林に覆われた細い登山道を一旦急降下。
2024年12月29日 14:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 14:22
2465Pから樹林に覆われた細い登山道を一旦急降下。
その後は暖斜面のトラバース道が続くが、安定した積雪があり一足ごとに足首上まで沈む。
2024年12月29日 14:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/29 14:34
その後は暖斜面のトラバース道が続くが、安定した積雪があり一足ごとに足首上まで沈む。
スタートから続いてきた縦走路とは景色一変。完全な雪山になった。
2024年12月29日 14:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
1
12/29 14:43
スタートから続いてきた縦走路とは景色一変。完全な雪山になった。
樹林に囲まれた急登を登ると、2569m 青い標識が目立つ天狗尾根の分岐地点。 立ち枯れた木と、木に葉がない木が少しあるだけでこの一角だけ開放感ある閑散とした地。
2024年12月29日 15:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/29 15:00
樹林に囲まれた急登を登ると、2569m 青い標識が目立つ天狗尾根の分岐地点。 立ち枯れた木と、木に葉がない木が少しあるだけでこの一角だけ開放感ある閑散とした地。
ルートは右に90度折れ、この平地を少し進むと前方に国師ヶ岳、左に北奥千丈岳がみえた。「また結構下って登り返しか」と思って等高線を見ると下り少なく暖斜面なのでほっとした。
2024年12月29日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:02
ルートは右に90度折れ、この平地を少し進むと前方に国師ヶ岳、左に北奥千丈岳がみえた。「また結構下って登り返しか」と思って等高線を見ると下り少なく暖斜面なのでほっとした。
暖斜面を少し下ると。
2024年12月29日 15:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:10
暖斜面を少し下ると。
目の前にドンと国師ヶ岳を見据えた。さっきまで雪雲が迫る勢いで天気が悪化していたのに、進行方向には青空が見えている。
2024年12月29日 15:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
12/29 15:14
目の前にドンと国師ヶ岳を見据えた。さっきまで雪雲が迫る勢いで天気が悪化していたのに、進行方向には青空が見えている。
山頂直下の登りの先には陽の光が。国師ヶ岳が近づいていくとともに積雪は増していく。赤城と榛名のように甲武信と国師も、近距離でも全く違うんだなぁと思った。
2024年12月29日 15:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:22
山頂直下の登りの先には陽の光が。国師ヶ岳が近づいていくとともに積雪は増していく。赤城と榛名のように甲武信と国師も、近距離でも全く違うんだなぁと思った。
山頂を目前に注意書きの看板。
2024年12月29日 15:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/29 15:25
山頂を目前に注意書きの看板。
国師ヶ岳 2591.9m
初めての国師が 真っ新な雪面となり感無量。そして、太陽と富士山が見えて嬉しい!!休憩していると、この縦走路で初めて出会うソロの男性が反対方向から登ってきた。挨拶を交わし甲武信の方へ向かって行った。
2024年12月29日 15:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:30
国師ヶ岳 2591.9m
初めての国師が 真っ新な雪面となり感無量。そして、太陽と富士山が見えて嬉しい!!休憩していると、この縦走路で初めて出会うソロの男性が反対方向から登ってきた。挨拶を交わし甲武信の方へ向かって行った。
国師から先は男性のトレースが深々と付いている。国師より高い北奥千丈との分岐。時間が随分と押しているので残念ながらパス。
2024年12月29日 15:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:53
国師から先は男性のトレースが深々と付いている。国師より高い北奥千丈との分岐。時間が随分と押しているので残念ながらパス。
その先に木製階段。さすがに大弛峠からの登山道は整備されているようだ。
2024年12月29日 15:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:57
その先に木製階段。さすがに大弛峠からの登山道は整備されているようだ。
階段を上った先に前国師ヶ岳 2570m。国師ヶ岳よりは小さな山頂に、国師ヶ岳同様の立派な木碑が立っていた。
2024年12月29日 15:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 15:58
階段を上った先に前国師ヶ岳 2570m。国師ヶ岳よりは小さな山頂に、国師ヶ岳同様の立派な木碑が立っていた。
14:00になり夕日が輝くが、南西方向の 南アルプスの上には雲が掛かり山頂の凹凸が分からない。
2024年12月29日 16:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:00
14:00になり夕日が輝くが、南西方向の 南アルプスの上には雲が掛かり山頂の凹凸が分からない。
金峰山の頭上にも厚い雲が掛かっている。アップにすると山頂に近い稜線の樹氷と、五丈岩の出っぱりがくよく見える。手前には朝日岳。  いやぁ 遠い。
2024年12月29日 16:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:00
金峰山の頭上にも厚い雲が掛かっている。アップにすると山頂に近い稜線の樹氷と、五丈岩の出っぱりがくよく見える。手前には朝日岳。  いやぁ 遠い。
前国師からは全て下り。すぐに、地面より高い位置に据えられた木道が現れ大弛小屋まで続くことに。
2024年12月29日 16:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:04
前国師からは全て下り。すぐに、地面より高い位置に据えられた木道が現れ大弛小屋まで続くことに。
展望の中を高価な木道が延びて行く。
2024年12月29日 16:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:09
展望の中を高価な木道が延びて行く。
樹林越しに日の入りが迫った夕日。。。
ヘッデンを用意した。
2024年12月29日 16:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:29
樹林越しに日の入りが迫った夕日。。。
ヘッデンを用意した。
夢の庭園周りの合流点。時間がないと夢の庭園をパスして近道を選んだけど 心残り。
2024年12月29日 16:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:30
夢の庭園周りの合流点。時間がないと夢の庭園をパスして近道を選んだけど 心残り。
いよいよ まさかのヘッデン と思ったら、
2024年12月29日 16:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/29 16:31
いよいよ まさかのヘッデン と思ったら、
16:40 ぎりぎり小屋に到着。
2024年12月29日 16:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 16:40
16:40 ぎりぎり小屋に到着。
枝などの不純物が混じる雪を沸かして2重濾し。お湯を作りながらコーヒータイム。夕食の鰻(サトフル)をDは疲れて食欲が湧かず残した。食後、明日の分と合わせて山専に湯を作るが、今夜は気が弛んでいて なんと 計5回も(D2とP3)鍋をひっくり返した。火傷は無いが、予定表が浸かりダメになった。
2024年12月29日 18:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/29 18:54
枝などの不純物が混じる雪を沸かして2重濾し。お湯を作りながらコーヒータイム。夕食の鰻(サトフル)をDは疲れて食欲が湧かず残した。食後、明日の分と合わせて山専に湯を作るが、今夜は気が弛んでいて なんと 計5回も(D2とP3)鍋をひっくり返した。火傷は無いが、予定表が浸かりダメになった。
このペースでは 明日の16時バスに間に合うか不安。金峰をパスして林道下山のほうがいいんじゃないかと提案し Dに決めてもらった。
〈3日目〉
6時に出発予定で3時に起床。テント内は-7.2℃。外は-12℃だった。昨夜よりテント内は冷えた。やっぱり外用のアナログ温度計狂っているかな。
2024年12月30日 03:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 3:34
このペースでは 明日の16時バスに間に合うか不安。金峰をパスして林道下山のほうがいいんじゃないかと提案し Dに決めてもらった。
〈3日目〉
6時に出発予定で3時に起床。テント内は-7.2℃。外は-12℃だった。昨夜よりテント内は冷えた。やっぱり外用のアナログ温度計狂っているかな。
ほぼ予定時刻にスタート。大弛峠の駐車場先に寄り道し電気の付いた町並みと。日の出前の空を眺める。
2024年12月30日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 6:10
ほぼ予定時刻にスタート。大弛峠の駐車場先に寄り道し電気の付いた町並みと。日の出前の空を眺める。
駐車場奥から登山道に入る。
2024年12月30日 06:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 6:13
駐車場奥から登山道に入る。
急登を登り切ると南に富士山、南西には朝方の甲府の町並みが見えた。
2024年12月30日 06:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 6:33
急登を登り切ると南に富士山、南西には朝方の甲府の町並みが見えた。
今日の日の出は6:46で9分すぎた。
北に存在感のある浅間山。ここから朝日峠へ少し下る。
2024年12月30日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 6:57
今日の日の出は6:46で9分すぎた。
北に存在感のある浅間山。ここから朝日峠へ少し下る。
大きなケルンがある朝日峠。ここからは登り。
2024年12月30日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 7:16
大きなケルンがある朝日峠。ここからは登り。
後方には樹林を縫って朝日が届く。
2024年12月30日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 7:20
後方には樹林を縫って朝日が届く。
前方が開けてきた。
2024年12月30日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 7:50
前方が開けてきた。
樹林を抜けると青空のもとに展望が広がった。2530mの「朝日岳前の天望岩場」と地図に記された地点だ。
2024年12月30日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 7:52
樹林を抜けると青空のもとに展望が広がった。2530mの「朝日岳前の天望岩場」と地図に記された地点だ。
進行方向少し左の西には南アルプス
2024年12月30日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 7:53
進行方向少し左の西には南アルプス
南には 大きく富士山。
2024年12月30日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 7:54
南には 大きく富士山。
北には 黑斑山・浅間山・横手山。
2024年12月30日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 7:54
北には 黑斑山・浅間山・横手山。
後方、東の 国師ヶ岳を振り返る。その右、緩やかなピークは 国師ヶ岳より9m高い北奥千丈岳。
2024年12月30日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 7:58
後方、東の 国師ヶ岳を振り返る。その右、緩やかなピークは 国師ヶ岳より9m高い北奥千丈岳。
そして、遥か前方の稜線先に五丈岩が見えた。
2024年12月30日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 8:00
そして、遥か前方の稜線先に五丈岩が見えた。
天望岩場は一瞬で、再び樹林に入る。暖斜面を抜けていくと、急登の先に朝日岳の山頂碑が見える。
2024年12月30日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 8:10
天望岩場は一瞬で、再び樹林に入る。暖斜面を抜けていくと、急登の先に朝日岳の山頂碑が見える。
朝日岳 2579m 南から西の景色が開ける。
2024年12月30日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 8:12
朝日岳 2579m 南から西の景色が開ける。
北岳の右に仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳のアップ。
2024年12月30日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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北岳の右に仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳のアップ。
空身でD到着。山頂付近は雪深い。
2024年12月30日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 8:30
空身でD到着。山頂付近は雪深い。
朝日岳から眺める金峰山への稜線は素晴らしい。まだ遠い
2024年12月30日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 8:38
朝日岳から眺める金峰山への稜線は素晴らしい。まだ遠い
一旦下り高度を下げた後、目前ピークの鉄山は北面を巻くことになる。
2024年12月30日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/30 8:38
一旦下り高度を下げた後、目前ピークの鉄山は北面を巻くことになる。
鉄山の北側とラバースを経て緩い登りに入る。気温は-7.5度。風がなく太陽の日差しで暖かい。登山道を取り囲む樹林は低くなっていった。
2024年12月30日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 9:52
鉄山の北側とラバースを経て緩い登りに入る。気温は-7.5度。風がなく太陽の日差しで暖かい。登山道を取り囲む樹林は低くなっていった。
振り返ると富士山。
2024年12月30日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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振り返ると富士山。
突然 樹林が途切れ雪原が目の前に広がる。コースが右へ折れると、強風地帯を思わせる地表に変化し 風が吹き始めた。
2024年12月30日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 9:55
突然 樹林が途切れ雪原が目の前に広がる。コースが右へ折れると、強風地帯を思わせる地表に変化し 風が吹き始めた。
地表の雪は吹き飛ばされ吹き溜まりにはシュカブラが形成されている。山頂へ続くこの一帯は360度の大展望が広がった。
北に浅間山。
2024年12月30日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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地表の雪は吹き飛ばされ吹き溜まりにはシュカブラが形成されている。山頂へ続くこの一帯は360度の大展望が広がった。
北に浅間山。
北西には八ヶ岳
2024年12月30日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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北西には八ヶ岳
西には御嶽山と南アルプス。
2024年12月30日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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西には御嶽山と南アルプス。
南の雲海をまとった富士山。
2024年12月30日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:00
南の雲海をまとった富士山。
前方には大きなケルン状の岩塊。 その奥に山頂がありそうだ。
2024年12月30日 10:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:04
前方には大きなケルン状の岩塊。 その奥に山頂がありそうだ。
ゴーロ状の岩場を足が落ちないよう気を付けて越えていく。岩の陰は風がない。
2024年12月30日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 10:12
ゴーロ状の岩場を足が落ちないよう気を付けて越えていく。岩の陰は風がない。
大きなトンネル状の石門が現れ、その奥に山頂碑が見えた。
2024年12月30日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:15
大きなトンネル状の石門が現れ、その奥に山頂碑が見えた。
石門をくぐり、奥秩父一の展望が開ける金峰山(2595m)
山頂に出る。「きんぷさん」と言うのは山梨県で「きんぽうさん」と言うのは長野県だそう。
2024年12月30日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:16
石門をくぐり、奥秩父一の展望が開ける金峰山(2595m)
山頂に出る。「きんぷさん」と言うのは山梨県で「きんぽうさん」と言うのは長野県だそう。
風がなく穏やかなこの山頂は、3度目にして初めて。ここまで来ると 塩見岳がはっきり見える。
2024年12月30日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:19
風がなく穏やかなこの山頂は、3度目にして初めて。ここまで来ると 塩見岳がはっきり見える。
富士山も今日は雪煙が見られない。しかし、次第に風が吹き始めた。
2024年12月30日 10:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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富士山も今日は雪煙が見られない。しかし、次第に風が吹き始めた。
石門くぐりはシャッターポイント。瑞牆山荘から登った2回は気づかなかった。
2024年12月30日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:31
石門くぐりはシャッターポイント。瑞牆山荘から登った2回は気づかなかった。
ゆっくりした後は、五丈岩(五丈石)へ。山頂からゴーロを急降下。
2024年12月30日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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ゆっくりした後は、五丈岩(五丈石)へ。山頂からゴーロを急降下。
風弱く穏やかで、神聖なる五丈岩。それでもゆっくりとはしていられない。
2024年12月30日 10:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:44
風弱く穏やかで、神聖なる五丈岩。それでもゆっくりとはしていられない。
五丈岩から北西へ。眼下に見える瑞牆山。そして、真下に見える金峰山小屋(きんぽうさんこや)へ急斜面を下る。
2024年12月30日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:49
五丈岩から北西へ。眼下に見える瑞牆山。そして、真下に見える金峰山小屋(きんぽうさんこや)へ急斜面を下る。
結構な急傾斜。小屋の屋根の隣にそびえる岩が目を引く。
2024年12月30日 10:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 10:53
結構な急傾斜。小屋の屋根の隣にそびえる岩が目を引く。
正月に毎年営業している金峰小屋。今日は正月準備が始まりそうだ。
2024年12月30日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 11:07
正月に毎年営業している金峰小屋。今日は正月準備が始まりそうだ。
金峰小屋からは樹林帯をひたすら下る。
2024年12月30日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 11:28
金峰小屋からは樹林帯をひたすら下る。
よくわからない中間点の標識。この標識からいうとバス停に2:48に着く予定。
2024年12月30日 12:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 12:18
よくわからない中間点の標識。この標識からいうとバス停に2:48に着く予定。
川端下林道終点。ここからは林道歩き。
2024年12月30日 13:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 13:10
川端下林道終点。ここからは林道歩き。
厳冬期用登山靴での石ゴロの林道は歩きにくく疲労が増す。
2024年12月30日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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厳冬期用登山靴での石ゴロの林道は歩きにくく疲労が増す。
廻目平のキャンプ場は閑散とし、トイレは閉鎖中。冬季休業中の金峰山荘を通過し開放中のゲートを振り返る。余裕かと思ったらここからもまだ長い。
2024年12月30日 14:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
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12/30 14:17
廻目平のキャンプ場は閑散とし、トイレは閉鎖中。冬季休業中の金峰山荘を通過し開放中のゲートを振り返る。余裕かと思ったらここからもまだ長い。
やっと川端下バス停に到着。分岐の標識を見逃し、少し遠回りをしてしまった。標識を見逃さなかったDも到着し、2人で16:04のバスに乗れてよかった。
2024年12月30日 15:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark III, Canon
12/30 15:38
やっと川端下バス停に到着。分岐の標識を見逃し、少し遠回りをしてしまった。標識を見逃さなかったDも到着し、2人で16:04のバスに乗れてよかった。
16:14 梓山バス停着。離れたトイレを探したが使用不可だった。スマホとヘッデンを持ち、リュックをDに預ける。町を抜けると畑の中の1本道の上り坂が長く伸びる。そのまま早歩きで歩き続けると、ヘッデンの先に駐車場の車のライトが見えた。
2024年12月30日 17:08撮影 by  SC-51C, samsung
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12/30 17:08
16:14 梓山バス停着。離れたトイレを探したが使用不可だった。スマホとヘッデンを持ち、リュックをDに預ける。町を抜けると畑の中の1本道の上り坂が長く伸びる。そのまま早歩きで歩き続けると、ヘッデンの先に駐車場の車のライトが見えた。
登山靴だけ履き替え急いで梓山へ引き返すと、デイリーヤマザキで買い物をしたレジ袋を傍らに ベンチで震えて待つD。待っているほうも大変だったらしい。お疲れ様でした。
2024年12月30日 17:22撮影 by  SC-51C, samsung
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12/30 17:22
登山靴だけ履き替え急いで梓山へ引き返すと、デイリーヤマザキで買い物をしたレジ袋を傍らに ベンチで震えて待つD。待っているほうも大変だったらしい。お疲れ様でした。

装備

個人装備
<装備覚書> アイゼンのみ アライテント 通常フライ リュック16キロスタート ハードウエアー:ミレー上下 インナーパンツ:パタゴニア+ftタイイツ ベースレイヤー長袖 モンベル紫

感想

 今回の年末年始の休みは奇跡の9連休となった。
例のごとく年末寒波で比較的安定して晴れるのは奥秩父。
2年前から候補の一つに上がっていたルートへ。
 甲武信の底冷えでは3回も痛い目にあっている。雪がないと深々と寒い。
今回は毛木平の気温が高めだったことでスムーズにスタートすることが出来た。また、10年に1度の強烈寒波は東北が中心だったので奥秩父の気温はそこまで低くはならなかった。
 余裕をもって 1.6倍ペースで計画を立てたが、特に2日目は予想タイムをかなりオーバーした。距離が長く バスの時間もある3日目を そのまま林道下山コースにするか、疲労困憊のDに決めてもらった。てっきり金峰山をはしょる林道ルートを選ぶと思ったら金峰経由の計画ルートを選んだので見直した。16:04のバスに乗り遅れたとしても最終が19:00で温泉にもよれない。最悪は Pが16時のバスに乗り車回収して戻ることにした。結局、二人とも16:04のバスに乗れてよかった。
大弛峠から金峰山へ向かう初めて歩くルートはとてもよかった。ここを歩かずに下山していたらと思うと怖い。

さあ、年始のテン泊はどこに行こう?!


<国師のタル>
国師のタル付近の主脈縦走路で水が欲しくなった場合、この付近で水が得られる唯一の貴重な場所とヤマレコの基本情報に記入があった。
興味を持ち 山と高原地図を広げると、西の谷に岩屋林道に沿って梓川が流れ水マークがあった。そしてそこに「梓川岩小屋」と記されている。レコで検索すると2011年~2024年で4本のレコが挙がっていた。(レアなレコをありがとうございました。)
他の情報によると、梓川の上流域にペグマタイト脈があって、30年も前に水晶を採っていたとのことで岩小屋はその簡素な作業小屋だったのかもしれない。
小屋までのバリルート、機会があったら行ってみたい。

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fuwamoko NYAAyamaonseぶこうざんyuufunkensuke@MT09kishiriWetkuroduckBerry庵tom (*^^)vhimazinnagaさんSM100CゆうやけいちげI&Ko36ばいしくるOMIjon_kawapyamatakuジュリアKatsuma0628bookohirosioringo-ya桃奈々

コメント

私が何回もトライして叶わないコースをサラッと達成しましたね、素晴らしい。
3月末で仕事をリタイアする予定ですので、天気を見計らってトライするつもりです。
2025/2/7 21:11
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nagaさんの記録は以前より拝見していました。いつも、参考になるレコをありがとうございます。
nagaさんが行かれたときは 2024年3月の記録を始め、雪がかなり多く撤退も当然だったこが良くわかりました。(2024年1月は前国師直前で熊の足跡でしたね。)
このルートは積雪次第で条件が全く変わり、私たちが行ったときは雪が少なく難易度がかなり低かったので行くことができました。

nagaさんが行かれる時も積雪、天候ともに好条件になりますように。

コメントをありがとうございました。
2025/2/7 22:00
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