三森山
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- GPS
- 30:31
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 30:24
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 30:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
先週の向白神岳西壁とは違いのんびり登山のつもりでいたが、2日目1106の登りはキツかった。楽な登山ってないんだな。春が近づき、のんびりしたくなる天気のよい山行が続いているが、集中力は切らさないように気を引き締めていきたい。
三森山直下は滑落対策としてアンザイレン(端はエイトノット、二番手プルージック、他中間結び)。二番手のプルージックは、トップが落ちた際の脱出用とのこと。
テン場には日が高いうちに着いてしまった。初めての明るい雪洞にルンルンしていたが、いざ完成するとお天道様に申し訳なくなった。
雪洞内ではくさやが登場。噂には聞いていたが、まさか自分の目の前に現れるとは。指がくさいため、2日目に食べる行動食は全部くさかった。
月曜昼になっても、くさやのゴミが入ったザックを開けられずにいる。。
kin嬢から山をスキーで登り雪の中に泊まる童話を聞いて以来、時々Googleでジルブレッタの事を調べて、買う事を決断したのが1年4か月前。それまでは酒タバコ賭け事に染まっていた生活も、徐々に休日は山を軸に回っているようになっていった。山岳同人R。間接的に、少しずつ自分の生活に影響を及ぼしてきたと思う。大怪我をしたが驚異的な回復を遂げたその集団のボスと一周忌追悼(本人が言っていたので怒られまい)県境山スキー縦走してきた。
特に地図を見て長いと思わなかったが、結構長かった。途中で訳あって縦走から半周回に変えたのもあるが、重い泊装備を背負って行動するのは慣れない。この装備にアイゼン、ピッケルを持って登攀できる体力をつけたいと思う。遠くから見たら鋭く白く輝いていた三森山でのアンザイレンはふわっとだがアンザイレンはこんな感じなんだなと感触を得た。あまりにもザイルワークから離れていてインクノットが咄嗟に出なかったのが悔しい。あと、大型ザックにスキーを取っつけるのもぐだった。
ルンペン小屋(R式雪洞、縦穴式)に泊まったのは2回目。1回目は南八甲田乗鞍岳手前の沼でのルンペン小屋だった。あの時は風もあって朝方に寒いと感じたが、今回は天候に恵まれ(太陽に申し訳ないと感じるメンバーさえ居た)、全体を通じてとても暖かかった。スノーソーを使って雪のブロックを作るのはまだ慣れなく下手くそだが楽しい。だんだん要領を掴んできたと思う。タープの八方にループがあり、ジルブレッタ300だと踵固定をタープ固定に利用できるのには感心した。
夕ご飯は白菜をふんだんに使った鍋だった。Bさんがクサヤを持ってきた。翌日の山行中も匂いに悩まされているメンバーがいるほど匂いが強烈で、なんだか笑えた。味は濃厚だった。就寝後、酒を飲みすぎて小便をしたいが、緊張しているのか便が出ない。10分ほどイキんで緩めてを繰り返してようやく出る。その後無性に具合悪くなって横にもなれずザックに寄りかかって回復するのを待った。多分貧血。はじめての経験だった。
流転の皆さんと山スキー泊ができて本当に良かった。私は去年諦めた登山靴スキーの真髄を見たような気がする。計画をしてくれたkin嬢と参加したメンバーに感謝します。
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