記録ID: 5283994
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
吉備全山縦走大会
2023年03月19日(日) [日帰り]
luckyriver
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:22
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,572m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:24
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
撮影機器:
感想
今回同行してくれた中学の同級生S君はスポーツマンで、古希を迎える今もトライアスロンに親しむ。聞けばフルマラソンを今でも3時間半で走り、3キロまたは1.5キロのスイムでは50mを1分のペースで泳ぎ、バイクは180キロを平均時速30キロで走るそうだ。
そんな彼をこの縦走大会(35キロコース)に誘ったところ、「何?35キロ?フン」と軽蔑の表情ありありだった。曰く「35キロをなんで9時間もかかるんか。ほうていくんか」(岡山弁、東京地方の方言に直すと”這っていくのか”)。実際、一緒にスタートしても彼は速い速い、ついていくのが大変だ。当方に合わせてゆっくり歩いてはくれるものの、時々は走り出す。
そんな彼も、10キロ15キロと歩いているうちに、勝手が違うことに気が付いた。トライアスロンにはない登下降に、特に下りに戸惑いだした。「こりゃ走ったほうが楽じゃ」とぼやきだす。後半の龍王山からの激下りが彼に致命傷を与え、がっくりとペースが落ちる。「足が棒のようじゃ」と、体力自慢のプライドを捨てて弱音を吐きだす。
最後の吉備津彦神社中山の下りでは大腿四頭筋を痛めて、まったく体力の劣る当方にもついてこれなくなり、やっとのことでゴールした。家に帰って奥さんに報告したら「35キロを9時間半?何しとったん!」と笑われて、彼のプライドはさらに傷ついた。
ゴールした時に「山坂の縦走には金輪際もう出ん!」と言っていた彼も、翌日になると「楽しかった。来年また誘ってくれん?」とラインしてきた。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:277人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する