記録ID: 530052
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
山梨 毛無山に登る
2014年08月16日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:47
8:48
467分
スタート地点
16:35
ゴール地点
山中8時間近し。県境尾根に出るまではヒノキの人工林が多かった。金山跡あたりから自然林に変わったが、丸山までは急登が続いた。
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山梨県 毛無山(1945.5) 日時:2014年8月16日(土) 天気:曇り コース:湯之奥林道登山口より往復 メンバー:3名 中腹には甲斐金山の遺跡があり、かろうじて往時の姿が偲ばれる。県境(山梨・静岡)尾根に出ると上りは意外ときつく長いが山頂付近はなだらか。 県道9号線と別れ下部温泉入口より毛無山登山口まで約9劼曚瓢各擦続く。温泉街は道幅が狭く場所によってはやっと車が1台通行出来る位だが、川(下部川)沿いにある旅館やホテルは以外と多い。温泉街を抜けるとしばらく川沿いの山道を走るが温泉入口より4.5勸盟った所に忘れられたような小集落があり、その中に国指定重文の門西(もんざい)家住宅(茅葺き)がある。この集落から道幅は狭くなりいきなりガタガタと音が鳴り出す舗装路をしばらく走ると高度をどんどん上げる。 すると集落の外れに最初のゲートがあり、12月10日頃から5月中旬まで通行止めの看板が目についた。このゲートを通り越し、さらに走ると高度はますます上がり、下部川の川底がはるか下に見えてきた。ゲートから4〜5卅ると車道は河原に近づき二つ目のゲートに出くわした。このゲートの手前の河原側に工事用の小さなプレハブの建物があり、その手前の道路脇に車を4〜5台駐められる駐車スペースがありここが湯之奥林道(舗装路)の毛無山登山口であった。 登山口には登山者用のノートがあったので名前や住所を記入しておいたが、よく見ると私と同じ広島からやってきた岳友M君の名前が記載されておりびっくりした。彼はこの1月単独で登ったと聞いてはいたが、まさかノートに記されているとは思いも寄らなかった。しかし1月はこの登山口まで車では入れないはず。最後の集落、湯之奥から歩いただろうか? 雪のある時に2週間で20座も登ったと言うから、超人的というより他はない。 林道と別れて山道に入る。はじめ取っ付きが急で先が思いやられると思っていたら、じき山の斜面を左(北)に向かってトラバース道に変わったのでほっとした。10分ばかりのトラバースを終えると桧の植林帯を登る。始めのうちは傾斜もゆるいが登るにしたがってきつくなるが、殆どはジグザグ道。桧の人工林は丸太のベンチのある所で終わったかに思えたが結局金山跡まで続いた。丸太のベンチからも相変わらず急斜をジグザグ道で登っていると古木の祭ってある山の神へ。すると山頂まで2940mの標識が見られ、さらに急斜をあえぎながら登っていると金山跡(甲斐金山遺跡中山金山)へたどり着く(登山口より1時間20分)。 なんでこれほどの山奥に金山が見つかったのか不思議に思えるが、金を採掘するために作られたかつての集落跡が、なだらかな谷間に不気味な位静かにひそんでいた。登山道からわずかに外れ集落跡に近づいてみると、その当時の石組みや露天堀りの穴などがあちこちで見られた。一体いつ頃、どれ位の人達がどのような生活をしていたのだろうか、興味は尽きない。この遺跡の上をトラバースすると水の流れる沢に出くわしたので思わず飲んでみた(水飲み場の標識あり)。この沢はかつての人々の水源であったに違いない。渇水期になれば争いもあったのではないかとも思われるが、これほどの山の中で何を食べていたのだろうか? この水場から手前の水のない石ころだらけの小さな沢を登る。するとカラマツの生える明るい感じのよい斜面に出て枯れ沢に沿って登ると、じき県境尾根に達した(地蔵峠、水場より10分足らず)。明るく開けた場所で天気が良ければ富士山が見えるのではないかと思ったが、今日もあいにくの天気でガスって何も見えず(山に登り始めて12日目、富士山がガスの切れ間からちらっと見えたのは昨日の三つ峠山だけ)。 この峠からしばらく足元の悪い小石のつまった急なジグザグ道が続き、丸山と呼ばれる1891mの手前あたりまで登ると緩やかとなり、左手(西)はきれいな針葉樹林が続く。するとじき朝霧高原分岐(すぐ近くに北アルプス展望岩あり)に達し、ここからわずかに下って登れば10分ばかりで一等三角点のある毛無山山頂に。山頂は明るく切り開かれ、ここも晴れておれば富士山が見えるはずだが、相変わらずガスって何も見えなかった。 なお最高点(1964m)は雨ヶ岳方面へ600mほど行ったところとのこと。 (‘参考タイム) 上り 湯之奥林道登山口(8:48発 16:35着) (1.20) 中山金山跡 (0.24) 地蔵峠 (1.02) 朝霧高原分岐 (0.10) 毛無山(12:21〜12:50) 下り 毛無山 (0.10) 朝霧高原分岐 (0.50) 地蔵峠 (0.16) 中山金山跡 (?) 登山口 したがって 上り 約3時間 下り 約3時間弱? また金山跡を見学すれば多少時間がかかる。 |
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