雪たっぷりの月山の展望地「離森山＆鍋森」BCスキー

2023年03月25日(土) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 14.4km
• 登り: 878m
• 下り: 870m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:21

距離 14.4km 登り 878m 下り 877m

8:25 月山第一トンネル出口駐車場（南側）
9:45 9:46 北沢山
10:21 10:25 鍋森
11:01 11:20 離森山
12:06 12:38 鍋森
13:13 北沢山
13:46 月山第一トンネル出口駐車場（南側）

天候

曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●月山第一トンネルの南側駐車場を利用
・駐車スペースは20台程度
・トイレ等はなし

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：-（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：0人】


◆登行の状況
・総じて技術難度が高い箇所はないが、最初の白土谷沢が容易に渡渉できるかがポイントになりそう。現在はしっかりとしたスノーブリッジで簡単に渡れるが、今後の融雪で状況は変わるかも。
・渡渉後、しばらくは谷地形を登行し標高900m付近で尾根に乗る。
・その後は、北沢山まで雪稜を緩やかに登っていく。北沢山から離森山までの稜線は、小さなアップダウンを繰り返しながら登っていく。
・ルートは全体的に急傾斜ではないので、シール登行でも直登できるので、全体的に歩きやすいルートになっている。（今回はクトーは使用せず）
・注意点を強いて挙げるなら、雪割れやツリーホールに落ちないことや、下山時の尾根間違えには注意したい。

◆滑走の状況
・雪稜が緩やかでアップダウンもあるため、必要に応じて登り返しや再度のシールオンが必要な場合があり、BC向きではないと感じる人もいるかも。
・それでも、鍋森周辺は斜度もそこそこあり、気持ちの良いクルージングが楽しめ、私的には手軽にBCを楽しめる山と実感できた。

写真

3/25 8:22

標高730mの月山第一トンネルの駐車場。
2週間前は満車だったのに、本日はわずか車2台。

3/25 8:30

既に賞味期限切れなのかと心配しながら歩きだす。

3/25 8:31

でも、最初の渡渉はスノーブリッジもしっかりしてまだ大丈夫のようだ。

3/25 8:46

まずは尾根に取付くため、緩やかな谷地形を登行する。

3/25 9:04

出発して約30分、標高900m地点から尾根に乗る。

3/25 9:11

雪庇の張り出しも少なく歩きやすい。

3/25 9:27

なだらかな雪稜が続く。
雪も締まって高速道路のようだ。

3/25 9:31

歩いてきた雪稜を標高1080m地点から振り返る。

3/25 9:37

ほんと、終始なだらかな雪稜が続く。
シール登行も全て直登ができる。

3/25 9:46

曇天で雲と雪の境界が分からない（笑）

3/25 9:54

あら〜、ブナの実が落ち始めた。
これからの時期、ブナの実は板の裏に渋が付き滑走が止まるのでやだね〜

3/25 9:57

まだまだ雪たっぷり。

3/25 10:13

P1195を通過し、正面に鍋森が見えてきた。

3/25 10:19

鍋森の東斜面を登っていく。
滑走には丁度よい斜面だね〜

3/25 10:26

標高1258mの鍋森に到着。

3/25 10:30

次は、右奥に見える目的地の離森山に向かう。

3/25 10:39

一旦右上のピークを立ち寄り、

3/25 10:55

最後は尾根伝いで離森山の山頂を目指すが、北東側が急斜面で大きな雪割れがあるので、

3/25 10:55

安全を期してスキーはデポし、アイゼンを装着して山頂に向かう。

3/25 11:01

山頂直下の雪割れは確かに大きいが、斜度はそんなに急ではなく、結果としてシール登行できたな〜と後悔。

3/25 11:07

真っ白で何もない、標高1302mの離森山に到着。

3/25 11:09

離森山は360度の大パノラマが広がる。

3/25 11:08

南側には朝日連峰の以東岳。

3/25 11:10

南東方向には赤見堂岳。

3/25 11:07

離森山の北側の眺望。

3/25 11:07

西側眼下には八久和ダムも見える。

3/25 11:26

では、下山しよう。

3/25 11:31

雪割れた山頂を振り返り、デポしたスキーを装着し、まずは、東斜面にドロップイン。

3/25 12:31

1本目は標高差100mほど滑り、再びシールオンで鍋森に登り返して昼食タイム。
お〜、少し晴れてきた〜♪

3/25 12:32

百名山の月山もドカーンと見えてきたよ〜♪

3/25 12:33

先ほど登頂した離森山も日差しが入るといい感じだ。

3/25 12:52

稜線の雪庇たち。

3/25 13:18

さあ、月山を眺めながら気持ちよく滑っていこう！

3/25 13:25

2週間に登った湯殿山と姥ヶ岳もまだまだ雪が多い。

3/25 13:43

あっという間に渡渉地点に戻る。

3/25 13:48

ゴール！楽しかったな〜
お疲れさまでした！

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

感想

Joker

本日は午後から天候が回復するものの、気温も低くパッとしない天気の見込み。
標高の高い山はBCは楽しめないと判断し、月山の展望が抜群の離森山＆鍋森の雪稜に初見参してみました。

往路はどんより曇って風が冷たく雪面もガチガチ、でも、昼過ぎになると日差しも出てきて、いい感じになってくれました。
復路のスキーは雄大な月山を眺めながら滑走でき、結構楽しむことができました。

＜GoProで撮影したスキー滑走動画はこちら↓＞




＜ドローンで撮影した山頂の風景はこちら↓＞