白山(地獄谷-東面台地・コブラツリー事変)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,478m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
平瀬ゲートからチャリで10kmほど走って連続ヘアピンカーブの手前まで。 その先は積雪があるのでチャリは使えないがスキーが使える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平瀬ゲート〜チャリデポ地点 ・除雪はされていないが雪が少なかったので積雪はほとんどない。 ・だが倒木、落石、デブリは多数。スムーズというわけでもない。 ◆チャリデポ地点〜大白川登山口 ・スキーでショートカットしながら歩ける。 ◆大白川登山口〜地獄谷 ・積雪少なくスキーで歩いたり担いだりを繰り返す。 ・地獄谷も雪割れ多数でルート取りに苦労した。いつもより1か月以上早いイメージ。 ・地獄谷(ゾロ谷)の最後はアイゼン+ウィペットで直登。 ◆平瀬道合流点〜御前峰 ・ショートカット気味に御前峰南東面を直登。ここもラストはアイゼンで。 ◆スキー滑走 ・転法輪谷〜東面台地へ。雨が降らなかったせいで縦溝もなく快適なザラメだった。 ・コブラツリーは頭がもげていた!びっくり。 ・東面台地下部は割と雪多めで藪に苦しめられることもなく快適に滑走できた。 |
写真
感想
今週は日曜日に用事があるので土曜日一本勝負。
そうだ、久しぶりに土曜友の会に参加しようということでコーエーに連絡。4月なので東面台地へ!ということで計画したところに大魔人さんも参戦という流れになった。
大魔人さんとは2月の白山以来、ヤマケイは先日の雪倉以来、そしてコーエーは去年の籾糠山以来ということでかなりお久しぶりということになる。
みんな強いので自分はフライングスタート。いつもより時期が早いのに雪が少ないのでチャリは使えるが障害物だらけという状態だった。
早々にみんなに抜かれてマイペースで走っていくと心臓破りの連続ヘアピン手前のチャリデポ地点で待っていてくれた。
スキーを履いて第二ラウンド開始。今回は地獄谷から詰めるので東面台地の取付き点を超えて川沿いの林道を歩いていく。やはり雪が少なくて板を着けたり外したり。
なんとか谷に下りるも雪切れ激しくなかなかルート取りに難儀した。
雪が落ち着いたら登るだけ、途中でクトーを付けてガシガシ登っていく。ゾロ谷のラストの急登はアイゼンとダブルウィペットでこなすがここで足が売り切れ。どうしたんだ自分の身体。今シーズンは鉛のように体も足も重い。みんなを待たせて平瀬道に合流。さあラスト300m。たかだか300だがここが一番つらかった。休み休み登っていく、みんなはだいぶ先に登頂しているだろう。
情けないが登頂は絶対する。このコンディションなら時間さえかければ登れる。みんなには悪いけど。
奥宮手前の同定盤でみんなが滑走準備を終えていたので自分もピンポンダッシュな感じで準備開始。山頂標識?お参り?まあ白山は何度も登ったので今回は割愛で笑
大魔人さんから休まなくて大丈夫か気にかけてもらったが大丈夫です。滑りは別腹なんで笑
本当に滑りは楽しかった。
縦溝もなくてストップでもなくて丁度いい感じのザラメ。自分のペース配分がよかったのでは?笑
写真を撮りあいながら気持ちよく滑走。晴れた日に白山の双耳峰とダケカンバの森を眺めながらの滑走はやっぱりこの時期の東面台地の醍醐味だ。
さあコブラツリーに会って帰ろう!ということで向かってみるとビッグサプライズが!コブラの頭がなくなっていたのだ。
東面台地のシンボルツリーがなくなってしまった・・・元々枯れ木だったので仕方ないのかもしれないがかなりショックだった。
下部のブナの森は思ったより積雪量が多くて快適だった。もっと藪が多いんじゃないかと思っていたので…
東面台地の取付き点まで降りてくるとスキーヤーが登ってきていた。取付き点の場所を聞かれたが、となるとアウェイの方なんですね。それほどにメジャーになった東面台地。確かにいい場所です。
チャリまで滑ったら最後は障害物をよけながらのチャリダウンヒル。
体力はギリギリだったが今年も東面台地を訪れることができてよかった。
今週の土友会はヤマKの北陸での最後の活動となる。水曜の南白山では平瀬の林道の偵察も兼ねていたので大魔人さん、がんちゃんも参加で白山東面となった。登りは地獄谷からゾロ谷と前から行ってみたかったルートとなった。
前回の林道では一つ目のトンネル過ぎまではリサーチ済みだが、それ以降はわからない。雪は溶けていて無名橋までチャリで行けたが障害物の規模もさらに大きくなっていた。
地獄谷は谷割れが例年よりも上まで来ていてなかなかアドベンチャーとなったが1400辺りからは埋まってきたので安堵。しかしデブりや落石で歩きにくくカチカチなのでクトー装着。その頃にはだんだん白んできた。
2000あたりからかなり急斜面になるのでアイゼンに換装、滑落は出来ないので慎重に登った。万全を期して爪の長いアイゼンだったのといい感じに固かったので安心して登れた。
登りきると御前峰がドン、最後は肩から登るがここもカチカチなのでアイゼンでピークまで、無事に4月のお参りが出来ました。さああとは滑るだけ!剣ヶ峰のコルはガチガチな感じだったので肩から転法輪谷に飛び込んだ。
快適ざらめで写真を撮り合いながら1900まで一気に滑走、最高でした。そこからもまるでスキー場のような斜面を滑っていくとコブラツリーが見当たらない、、多分ここだという場所にあるのは頭が取れ変わり果てた姿だった…
最後の癒しの森も雪は多く、少し迷って取りつきをクライムダウンし無事着地。少し滑ってチャリ回収したらダウンヒルと行きたいがまた障害物競走して無事帰還。やはり春は東面台地が楽しかった。
12月からほぼ水曜土曜と付き合ってくれてありがとう、社会人になってもこの山での体験が活かされると思います。
今日は土曜友の会に参戦、ガンちゃんも加わり平瀬から地獄谷を登りお参りして東面台地を滑り降りた。深夜1時過ぎにゲートに着くとガンちゃんがスタートしていった、後続隊は20分遅れでスタートし一つ目のトンネルでとらえた。今日はコーエーおじさんが元気でガシガシ行く、昨日の筋トレとチャリトレの影響で足がメチャ重かった。
ワリ谷の橋までチャリで行くことができた、例年より雪解けが早いで。みんな集合したら地獄谷を目指す、谷はもう割れていてここも雪解けの速さが目立っていた。二股から上は雪が豊富、稜線手前までスキーで行き残り300mはアイゼンで登り上げた。稜線に登ると白山ドン、水曜に登った南白山と展望尾根がよく見えていた。さあもうちょい白山の肩から登り上げる、斜度がきつくなればアイゼンだ。誰もいない山頂にぴくりん、コーエーおじさん一番乗り、元気だな。
随分遅れてガンちゃん到着、ピクればもう大丈夫、滑りは別足と言っていた。山頂から滑ります、最初は慎重に、雪が緩めばヒャホー…今季初滑走だろうかシュプールはなかった。写真を撮りあい高度を落としてコブラツリーに向かう。ツリー発見、近くに行くとえーマジですか、、、コブラの頭が落ちて無くなっている…。シンボルツリーが無くなりました…残念です。
快適なザラメを滑りあっという間に道路に到着、みんなを待つ。コーエーおじさんが下りてきた、崖を下ってる途中で滑落…逆さまに落ちたがケガをしなくてよかった…、水曜日は一回転してたな、、、チャリデポまでスキーで自動運転、チャリも自動運転…。東面台地の旬がやってきました、雪解けが早いからお急ぎください。。。
年に一度は東面台地、水曜の南白山で林道はかなり上まで自転車が使えそうというのは分かっていた
みんなフライングするので追いつくのが大変、障害物があるたびに自転車を降りる。デブリのところで追いついた
いつもより脚が重い、元気なコーエーさんについて行くのが精一杯でワリ谷の下流の橋までチャリが使えた
地獄谷は初めてなので例年はわからないけどいつも5月にいくときよりも下部は雪が少ないらしい、谷の中は温泉もあるので暖かかった
稜線手前は雪壁なのでアイゼンでいく、これも脚にきてキツイ、アイゼンとウィペットがしっかり決まって安心
最後の県境尾根もアイゼン、ここもキツかった、なんとか山頂へ、まさか4月のお参りもできるとは思ってなかった。丁寧にお参りした
滑走は転法輪谷へ、上は若干硬いけど落とすと超快適、やっぱり春は東面だ、雪が緩むのも早い、砂防に行ったら試練の滑りです。
楽しんだあとはコブラツリーを見て帰る、がコブラ部分がもげててただのツリーになっていた。。。諸行無常
林道着地してチャリデポまで滑ったら後は荒れた林道をチャリって無事下山
金沢生活最後の日に白山に行けてよかった、地獄軍団のみなさんのおかげで最後の数ヶ月は本当に充実してて楽しかった。先生には夏から週2回山のこと人生のこと教えてもらいました。リアルにYSHR ismを叩きこまれるのは贅沢だった。コーエーさんも山スキー週2回ご一緒させてもらって成長できました。みなさんありがとうございました。来週からはみなさんみたいによく働いてよく遊んでいこうと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する