リベンジは快晴の中で〜浅間山(前掛山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浅間山の森林限界から浅間山の本登山道進入禁止までの分岐路までは、それまでだらだらと続いた上り坂がやや急になる。ザレ場で特に下りが滑りやすいので転倒に注意。 |
その他周辺情報 | 天狗温泉浅間山荘で温泉に入れる。駐車券を提示すると割り引きあり。 駐車場は6:30に到着したときはすでに山荘前は満車。登山準備をしていると下の駐車場を開場したのでそちらへ駐車。 |
写真
感想
昨年9月下旬に下見をし、10月下旬に職場の仲間と登るはずだった浅間山。しかし、台風のために断念。1年後にリベンジで登ったこの日は快晴で紅葉が美しかった。
6:30に浅間山荘に到着したが、道路脇の駐車場は満車。どうしようかと山荘の入り口に行くと、「早朝に登山で駐車する方は帰りに精算」というような張り紙があった。道路から下った所にある駐車場(キャンプ場)への道はロープで閉鎖されている。停める場所がないので、さて困ったと思いつつ、駐車場の隅に何とか停めて準備をしていると、係の方が来て下の駐車場へのロープを開けてくれた。
空は快晴。計画書をポストに入れて美しい紅葉の中を快適に歩き始める。
今年は7月中旬に体調を崩しかなり寝込んでしまい、未だに完全回復せず、いくらか目眩がのこっている。体力・筋力も低下しているのを感じる。
9月中旬に八方尾根を荷物を持って2往復して状態を確かめ、なんとか行けるだろうと浅間山へ出かけてきた。火山館をすぎ、森林限界のあたりまでは順調だったが、
そこから先、なんと、両足の太ももやふくらはぎに順番に痙攣が始まってしまった。
1歩も動けないというほどではないにしろ、休み休み登り頂上へ。やはり落ちた体力や筋力は簡単には戻っていなかった。そのために、頂上までの2劼曚匹かなりきつく、時間がかかってしまった。
頂上付近はいくらか風もあり、陽が雲に隠れたり、風に吹かれたりすると寒さを感じたが、陽が出ると思っていたよりあたたかい。雪をかぶった白馬三山や立山、穂高などの北アルプスが遠くに見える。写真を撮ってシェルターまで降りて風をよけながら昼食。
下りも足の運びによっては時々痙攣がおこる。それでも何とかだましだまし無事に下山。予定よりも時間がかかってしまったが、初めて2500mもの山に登ったという若い二人は満足感と感動に浸っていた。そして今度はぜひ、北アルプスで日の出と日の入りを見たいという思いがつのったようだ。
私もトレーニングをしっかり積んで体力を回復しなくてはならないと思いを新たにした1日だった。
私もそうだが、御嶽山噴火の影響だろう、ヘルメットを持っての登山者が増えていた。昨年登った奥穂高はヘルメット着用奨励だったので、多くの登山者が持っていたが、北岳に登ったときにヘルメットをザックにぶら下げていたら、「岩登りするんですか?」と尋ねられた。「いや、安全のためです。」と答えると何となく不思議そうな顔をする人も・・・。
でも、あの災害で今後、ヘルメット携行の登山者が増加するのではないかな?とこの日の浅間山で思った。
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