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Yamareco

記録ID: 5331862
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

七霞山、やどり温泉から時計回り周回【高野、和歌山県】

2023年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:06
距離
9.9km
登り
720m
下り
723m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:10
合計
4:07
距離 9.9km 登り 738m 下り 731m
8:41
112
スタート地点
10:33
10:43
125
12:48
ゴール地点
●コースタイム
やどり温泉付近国道沿い駐車場 841 ― 五光の滝入口 845 ― 五光の滝 847/849 ― 五光の滝入口 852 ― やどり温泉下分岐点 855 ― 北宿集落奥 915 ― 上部の道への分岐 928 ― 尾根から山腹道へ 942 ― 尾根道へ 947 ― 802mピーク脇 1007 ― 北宿辻 1012/1013 ― お杉茶屋跡 1025 ― 七霞山山頂 1027/1033 ― お杉茶屋跡 1035/1043 ― 尾根から山腹巻き道へ 1058 ― 再び尾根道へ 1114 ― 山腹道と尾根伝い道の分岐点 1118 ― 751mピーク 1125 ― 伐採地脇 1140 ― 山腹道との再合流 1149 ― 河合橋そばに下山 1205/昼食休憩/1224 ― 素掘りトンネル 1227 ― やどり温泉付近国道沿い駐車場 1248

●行動時間 04:07
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(和歌山=やどり温泉)
やどり温泉―五光の滝―やどり温泉下―北宿―北宿辻―お杉茶屋跡(七霞山山頂往復)―下筒香辻―河合橋―やどり温泉
(やどり温泉=和歌山)

●登山口へのアクセス
○やどり温泉
・橋本市から国道371号を行く。国道とはいえ対向困難箇所も多数あるいわゆる“酷道”。橋本市の国道370号からの分岐からやどり温泉まで約30分。高野山の奥の院前からもそれくらい
・国道から温泉へと入るところ、国道沿い川側に駐車スペースがある。おそらく4台くらいは駐車可能。温泉の方によると、山だけの目的ならば敷地内には駐車しないでください、とのこと
(2023.4現在)
コース状況/
危険箇所等
○やどり温泉〜北宿辻
・橋本市を背にして、やどり温泉の手前で左上方へと分岐する舗装路へと進む。道なりにジグザグを切っていくと、やがて山道になる。さらに道なりに登っていくと北宿集落に着く。民家のうち一軒にはBSアンテナも見えるが空き家のようにも見える
・北宿集落からは山道となる。途中には落ち葉に埋もれて踏み跡の薄い箇所もある
・標示は、北宿集落から山道へと進むところ、途中で分岐を右左折するところに手書きの小さなものがあるが気づきにくい。地理院地図にある点線道がどれもうっすらと存在しており、間違わないようにしたい

○北宿辻〜お杉茶屋跡
・舗装された林道を歩く

○お杉茶屋跡〜山頂
・お杉茶屋跡の大きな広場に面した擁壁の切れ目から登る。入口に「七霞山」の古い木札がある。約100mで山頂

○お杉茶屋跡〜河合橋
・尾根道のうちは林道と思うほどの道幅。下筒香辻は見落としかもしれないが、明瞭なものはなかったと思う。793m三角点の辺りは中腹伝いの道で巻くことになる。再び尾根道となり、次の751mピークを避けるように再び山腹を降りていくことになるのが捻草越えのルートのようだが、たまたま参考にした方のトレースでは尾根道を伝うことになっていたため、そちらへと進んだ。
・尾根道は、最後の一気の下降が急斜面になるので、正規ルートの方が歩き易いのかもしれない
・尾根ルートもテープ誘導がずっと付けられており、迷わず降りて来ることはできる
・ルート全般に時折手製の小さな標示はあるが、それ以外には特段の案内はない
・ルートの入口は河合橋の下流側にあるが、下降時には、意識していないとそちら向けの分岐を見つけられないかもしれない
(いずれの記述も2023.4現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・橋本市内、高野山内にしかコンビニはない
・やどり温泉には食事処もある

●日帰り温泉
・やどり温泉は日帰り入浴できる。11:00〜21:00(最終受付20:00)。大人700円。金曜〜月曜と祝日営業
(いずれの記述も2023.4現在)
右に逸れていくのは国道371号。左の道はやどり温泉への道。温泉はアプローチの上すぐに見えています
【やどり温泉下の国道にて】
2023年04月02日 08:41撮影 by  ,
4/2 8:41
右に逸れていくのは国道371号。左の道はやどり温泉への道。温泉はアプローチの上すぐに見えています
【やどり温泉下の国道にて】
まず、五光の滝へ。国道を下流側へと約5分。そこで山側へ約100m登ります
【五光の滝にて】
2023年04月02日 08:45撮影 by  ,
4/2 8:45
まず、五光の滝へ。国道を下流側へと約5分。そこで山側へ約100m登ります
【五光の滝にて】
修行の地だったんですね
【五光の滝にて】
2023年04月02日 08:45撮影 by  ,
4/2 8:45
修行の地だったんですね
【五光の滝にて】
細身の美しい滝です
【五光の滝にて】
2023年04月02日 08:49撮影 by  ,
4/2 8:49
細身の美しい滝です
【五光の滝にて】
ちょっとアップで
【五光の滝にて】
2023年04月02日 08:49撮影 by  ,
4/2 8:49
ちょっとアップで
【五光の滝にて】
こちらは御手洗の滝。国道から見えます
【五光の滝にて】
2023年04月02日 08:52撮影 by  ,
4/2 8:52
こちらは御手洗の滝。国道から見えます
【五光の滝にて】
戻ってきて手前で左上に向かう道に進みました。これは上がって最初の分岐箇所にて。右手には対岸への橋が架かります
【やどり温泉付近にて】
2023年04月02日 08:56撮影 by  ,
4/2 8:56
戻ってきて手前で左上に向かう道に進みました。これは上がって最初の分岐箇所にて。右手には対岸への橋が架かります
【やどり温泉付近にて】
舗装路をジグザグに上っていきます。おや、モノレールが
【やどり温泉〜北宿集落】
2023年04月02日 09:00撮影 by  ,
4/2 9:00
舗装路をジグザグに上っていきます。おや、モノレールが
【やどり温泉〜北宿集落】
道は細くなりついには土の道に【やどり温泉〜北宿集落】
2023年04月02日 09:03撮影 by  ,
4/2 9:03
道は細くなりついには土の道に【やどり温泉〜北宿集落】
モノレールの横断箇所には、ご丁寧にも階段が。踏切ですね
【やどり温泉〜北宿集落】
2023年04月02日 09:12撮影 by  ,
4/2 9:12
モノレールの横断箇所には、ご丁寧にも階段が。踏切ですね
【やどり温泉〜北宿集落】
民家があります。これは2軒目です。空き家のように見えます
【北宿集落にて】
2023年04月02日 09:13撮影 by  ,
4/2 9:13
民家があります。これは2軒目です。空き家のように見えます
【北宿集落にて】
3軒目の畑の畦のような道で奥に向かいます
【北宿集落にて】
2023年04月02日 09:14撮影 by  ,
4/2 9:14
3軒目の畑の畦のような道で奥に向かいます
【北宿集落にて】
3軒目というか一番奥の家です。モノレールのレールはこの家行きでした
【北宿集落にて】
2023年04月02日 09:15撮影 by  ,
4/2 9:15
3軒目というか一番奥の家です。モノレールのレールはこの家行きでした
【北宿集落にて】
登山口。ここからは山ということでしょうか
【北宿集落にて】
2023年04月02日 09:16撮影 by  ,
4/2 9:16
登山口。ここからは山ということでしょうか
【北宿集落にて】
サクラの花びらが敷き詰められています
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:19撮影 by  ,
4/2 9:19
サクラの花びらが敷き詰められています
【北宿〜北宿辻】
道は直線的に上っています
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:21撮影 by  ,
4/2 9:21
道は直線的に上っています
【北宿〜北宿辻】
ツツジの仲間でしょうか。木は背高ですが
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:27撮影 by  ,
4/2 9:27
ツツジの仲間でしょうか。木は背高ですが
【北宿〜北宿辻】
おや、小さな手製標示です。"やどり"とあります
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:38撮影 by  ,
4/2 9:38
おや、小さな手製標示です。"やどり"とあります
【北宿〜北宿辻】
今度は"七かすみ山"とあります
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:38撮影 by  ,
4/2 9:38
今度は"七かすみ山"とあります
【北宿〜北宿辻】
ここにまっすぐ踏み跡が延びていると言っても信じてもらえるでしょうか。落ち葉に埋もれたへつり道です
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:43撮影 by  ,
4/2 9:43
ここにまっすぐ踏み跡が延びていると言っても信じてもらえるでしょうか。落ち葉に埋もれたへつり道です
【北宿〜北宿辻】
振り返って撮影)尾根道に出ると、急にしっかりした道になりました
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:46撮影 by  ,
4/2 9:46
振り返って撮影)尾根道に出ると、急にしっかりした道になりました
【北宿〜北宿辻】
尾根道にはテレビケーブルが沿っています。
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:49撮影 by  ,
4/2 9:49
尾根道にはテレビケーブルが沿っています。
【北宿〜北宿辻】
リピータとかでしょうか。ただし、無線の補助金が使われています。はて…
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:51撮影 by  ,
4/2 9:51
リピータとかでしょうか。ただし、無線の補助金が使われています。はて…
【北宿〜北宿辻】
松茸山の標示。確かにアカマツも目につきます
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:52撮影 by  ,
4/2 9:52
松茸山の標示。確かにアカマツも目につきます
【北宿〜北宿辻】
一息入れます。ここはもっぱら杉と檜
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 09:55撮影 by  ,
4/2 9:55
一息入れます。ここはもっぱら杉と檜
【北宿〜北宿辻】
802mピークの脇にも同じものがありました。なんだかこの周りでは携帯のアンテナが立つようです
【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 10:07撮影 by  ,
4/2 10:07
802mピークの脇にも同じものがありました。なんだかこの周りでは携帯のアンテナが立つようです
【北宿〜北宿辻】
振り返って撮影)左に802mピークがあるはず。右は登ってきた道

【北宿〜北宿辻】
2023年04月02日 10:07撮影 by  ,
4/2 10:07
振り返って撮影)左に802mピークがあるはず。右は登ってきた道

【北宿〜北宿辻】
北宿辻に到着しました。ようやくオフィシャルな標示が現れました
【北宿辻にて】
2023年04月02日 10:12撮影 by  ,
4/2 10:12
北宿辻に到着しました。ようやくオフィシャルな標示が現れました
【北宿辻にて】
林道にも標示。左の地名、谷奥深が気になります。エラく遠い所のように感じます
【北宿辻にて】
2023年04月02日 10:12撮影 by  ,
4/2 10:12
林道にも標示。左の地名、谷奥深が気になります。エラく遠い所のように感じます
【北宿辻にて】
林道を進みます
【北宿辻にて】
2023年04月02日 10:13撮影 by  ,
4/2 10:13
林道を進みます
【北宿辻にて】
轍が付いていますから、それなりクルマも来るのかもしれません
【北宿辻〜お杉茶屋跡】
2023年04月02日 10:18撮影 by  ,
4/2 10:18
轍が付いていますから、それなりクルマも来るのかもしれません
【北宿辻〜お杉茶屋跡】
右が開けました。高野の山々です

【北宿辻〜お杉茶屋跡】
2023年04月02日 10:19撮影 by  ,
4/2 10:19
右が開けました。高野の山々です

【北宿辻〜お杉茶屋跡】
桜もここでは満開
【北宿辻〜お杉茶屋跡】
2023年04月02日 10:20撮影 by  ,
4/2 10:20
桜もここでは満開
【北宿辻〜お杉茶屋跡】
茶屋跡広場に到着。確かに広い分岐点です
【お杉茶屋跡にて】
2023年04月02日 10:25撮影 by  ,
4/2 10:25
茶屋跡広場に到着。確かに広い分岐点です
【お杉茶屋跡にて】
頂上を目指します。「七霞山」の標示板があります
【お杉茶屋跡にて】
2023年04月02日 10:25撮影 by  ,
4/2 10:25
頂上を目指します。「七霞山」の標示板があります
【お杉茶屋跡にて】
山頂に到着。眺めはありません
【七霞山山頂にて】
2023年04月02日 10:27撮影 by  ,
4/2 10:27
山頂に到着。眺めはありません
【七霞山山頂にて】
登ってきた北西面は木々が薄いので光が差しています
【七霞山山頂にて】
2023年04月02日 10:31撮影 by  ,
4/2 10:31
登ってきた北西面は木々が薄いので光が差しています
【七霞山山頂にて】
来たほうを見ています
【七霞山山頂にて】
2023年04月02日 10:31撮影 by  ,
4/2 10:31
来たほうを見ています
【七霞山山頂にて】
振り返って撮影)お杉茶屋跡にて降りてきた方を見ています
【七霞山〜お杉茶屋跡】
2023年04月02日 10:35撮影 by  ,
4/2 10:35
振り返って撮影)お杉茶屋跡にて降りてきた方を見ています
【七霞山〜お杉茶屋跡】
桜が一本。昔を伝えているのでしょうか
【お杉茶屋跡にて】
2023年04月02日 10:42撮影 by  ,
4/2 10:42
桜が一本。昔を伝えているのでしょうか
【お杉茶屋跡にて】
振り返って撮影)広い茶屋跡分岐点を後にします
【お杉茶屋跡にて】
2023年04月02日 10:42撮影 by  ,
4/2 10:42
振り返って撮影)広い茶屋跡分岐点を後にします
【お杉茶屋跡にて】
まずこんな感じの道を歩きます
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 10:42撮影 by  ,
4/2 10:42
まずこんな感じの道を歩きます
【お杉茶屋跡〜河合橋】
ここも道は二手に分かれますが、右がルートです。左はピークを通る道
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 10:51撮影 by  ,
4/2 10:51
ここも道は二手に分かれますが、右がルートです。左はピークを通る道
【お杉茶屋跡〜河合橋】
山腹を巻いていきます。倒木が多いです
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 10:56撮影 by  ,
4/2 10:56
山腹を巻いていきます。倒木が多いです
【お杉茶屋跡〜河合橋】
振り返って撮影)ここで谷渡り
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 10:58撮影 by  ,
4/2 10:58
振り返って撮影)ここで谷渡り
【お杉茶屋跡〜河合橋】
小さな標示がまたもや登場。「捻草越え」の「越」は読めます
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:02撮影 by  ,
4/2 11:02
小さな標示がまたもや登場。「捻草越え」の「越」は読めます
【お杉茶屋跡〜河合橋】
ここははっきりと「捻草越」【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:02撮影 by  ,
4/2 11:02
ここははっきりと「捻草越」【お杉茶屋跡〜河合橋】
この辺りは倒木に次ぐ倒木
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:04撮影 by  ,
4/2 11:04
この辺りは倒木に次ぐ倒木
【お杉茶屋跡〜河合橋】
富貴山とな。聞き慣れません。地名は承知していますけど
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:14撮影 by  ,
4/2 11:14
富貴山とな。聞き慣れません。地名は承知していますけど
【お杉茶屋跡〜河合橋】
振り返って撮影)山腹道から尾根道へ
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:15撮影 by  ,
4/2 11:15
振り返って撮影)山腹道から尾根道へ
【お杉茶屋跡〜河合橋】
松ぼっくりがたくさん落ちています。踏まずには歩けません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:17撮影 by  ,
4/2 11:17
松ぼっくりがたくさん落ちています。踏まずには歩けません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
山腹を行く正規「捻草越え」ルートと県境尾根をなぞるルートの分岐点。右が捻草越え、左が尾根道。左を選びましたが、おとなしく右がよかったようです
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:18撮影 by  ,
4/2 11:18
山腹を行く正規「捻草越え」ルートと県境尾根をなぞるルートの分岐点。右が捻草越え、左が尾根道。左を選びましたが、おとなしく右がよかったようです
【お杉茶屋跡〜河合橋】
751mピーク。特段のものはありません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:25撮影 by  ,
4/2 11:25
751mピーク。特段のものはありません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
このルートは地籍調査標やテープが続くので、迷うことはありません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:29撮影 by  ,
4/2 11:29
このルートは地籍調査標やテープが続くので、迷うことはありません
【お杉茶屋跡〜河合橋】
伐採地の脇を下降します。この辺りから急斜面に気を遣います
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:40撮影 by  ,
4/2 11:40
伐採地の脇を下降します。この辺りから急斜面に気を遣います
【お杉茶屋跡〜河合橋】
市町境の標示はここまで。ここからは橋本市側に入ります。道は代わり映えなく下ります
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:42撮影 by  ,
4/2 11:42
市町境の標示はここまで。ここからは橋本市側に入ります。道は代わり映えなく下ります
【お杉茶屋跡〜河合橋】
振り返って撮影)山腹を来た正規ルートに合流しました。尾根道側に矢印。。正規ルート側には特に印なし
【お杉茶屋跡〜河合橋】
2023年04月02日 11:49撮影 by  ,
4/2 11:49
振り返って撮影)山腹を来た正規ルートに合流しました。尾根道側に矢印。。正規ルート側には特に印なし
【お杉茶屋跡〜河合橋】
崩壊した沢筋を無理矢理下降し、ここに降り立ちました。参りました
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:05撮影 by  ,
4/2 12:05
崩壊した沢筋を無理矢理下降し、ここに降り立ちました。参りました
【河合橋にて】
河合橋前の標示のようす
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:05撮影 by  ,
4/2 12:05
河合橋前の標示のようす
【河合橋にて】
下流側を見ます。あとでここを歩いております。ちゃんんと「国道371号」とあります
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:05撮影 by  ,
4/2 12:05
下流側を見ます。あとでここを歩いております。ちゃんんと「国道371号」とあります
【河合橋にて】
振り返って撮影)昼食を食べて出発
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:24撮影 by  ,
4/2 12:24
振り返って撮影)昼食を食べて出発
【河合橋にて】
ちょっと進むとテープや標示を発見しました
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:24撮影 by  ,
4/2 12:24
ちょっと進むとテープや標示を発見しました
【河合橋にて】
標示はこれ。どうやらここが登り口だったようです。ここに降りてこられたらよかった
【河合橋にて】
2023年04月02日 12:25撮影 by  ,
4/2 12:25
標示はこれ。どうやらここが登り口だったようです。ここに降りてこられたらよかった
【河合橋にて】
断面の小さなトンネルです。高さ2.5m標示がありました
【河合橋〜やどり温泉】
2023年04月02日 12:26撮影 by  ,
4/2 12:26
断面の小さなトンネルです。高さ2.5m標示がありました
【河合橋〜やどり温泉】
中のようす。素掘りです。ワイルド感があります
【河合橋〜やどり温泉】
2023年04月02日 12:27撮影 by  ,
4/2 12:27
中のようす。素掘りです。ワイルド感があります
【河合橋〜やどり温泉】
小さな滝。岩に残る流水跡が涼しげです
【河合橋〜やどり温泉】
2023年04月02日 12:36撮影 by  ,
4/2 12:36
小さな滝。岩に残る流水跡が涼しげです
【河合橋〜やどり温泉】
山桜も咲き頃です
【河合橋〜やどり温泉】
2023年04月02日 12:37撮影 by  ,
4/2 12:37
山桜も咲き頃です
【河合橋〜やどり温泉】
駐車地点に戻りました。温泉は結構賑わっているようです
【やどり温泉下の国道駐車場にて】
2023年04月02日 12:48撮影 by  ,
4/2 12:48
駐車地点に戻りました。温泉は結構賑わっているようです
【やどり温泉下の国道駐車場にて】
撮影機器:


感想

 ヤマレコの「和歌山県の山67」では一番不人気の山かもしれない七霞山。登山記録もわずかに21件と少ない。登山口となる北宿は酷道として名高い国道371号を10km以上も走ったところにある。また東側から山を目指す場合でも登山口となる高野町富貴地区には同様に狭隘路を通るしかない。
 加えて、今回行くにあたって調べてみると、登山道自体不明瞭なもののようで、不評この上ない。
 行く際の不安が多い山こそ、藪が育つ前に行きたいものだ。そんなことから、今日向かうことにした。
 登山口のやどり温泉付近はクルマで行くことこそできるが秘境だ。早朝の温泉に人の気配はなかったが、フロントで声を出してみると料理担当の方が出てきてくれた。クルマの停め場所を相談すると、国道沿いならば構わないとのこと。そちらに駐車して出発。
 山行き前に五光の滝を目指す。修験の滝のようだが、奥地だけに神秘感が高い。そのマイナスイオンを十分に吸い込み改めて出発する。
 温泉の手前まで戻り、上部へと続く新しい舗装路を登る。道なりにジグザグを切っていくと、モノレールがあり、その先は採石の散らばる細道になる。面相の変わりようにも驚くが、この先の民家の現状が予想ができてしまう。
 山道になり、さらに登っていくと、民家が現れる。三軒目の庭先のような畦を歩いて奥へと進むといよいよ登山口の標示。そこからは、一直線に急勾配の道が続いている。
 小さな標示に従い上部の道へとトラバース。上部の道は一瞬不明瞭になるものの、また踏み跡が現れ登っていく。右手の沢が尽きて、その上部を巻くようにトラバース。しかし、踏み跡には落ち葉が厚く堆積しており、地図を持たない限りはそちらに行こうという気がしない。
 そんなトラバース道を抜けると明瞭な尾根道に合流する。その道には直置きテレビケーブルが併走しており、それをたどって登っていく。
 やがて801mピークそばに到着し、道は一段としっかりとしたものになる。緩やかに登って北宿辻に到着。ここからは林道歩きになる。
 林道の途中で右手が開け、高野の山々が顔を見せる。本日随一の眺望だ。そのまま歩いてお杉茶屋跡へ。今は広場になっている。一本だけの桜が昔を語り継いでいるように花を魅せている。
 山頂はどの向きかは明らか。その方向に擁壁の切れ目があり、そこから上部へと登る。緩やかな登りを進んで山頂へ。山頂には眺めはない。お杉茶屋跡まで引き返して休憩。それにしても閑かだ。
 茶屋跡からは捻草越えを行く。最初のうちは林道とも呼べるほどの道幅ある土の道。山頂部を過ぎ、山頂から直接下りてくる道を合わせて尾根を進む。鞍部を過ぎると山腹を巻くようになる。山腹道は倒木が多く、歩きにくい。
 再び尾根となってすぐにまたも分岐点が現れる。山腹へと続く道には「捻草越」との手製標示も付いている。尾根道にもテープがある。たまたま参考にした方のトレースが尾根道側であったことから、そちらへと進む。標高差50mほどを登り返して751mピーク。残念ながら特に目を惹くものはない。
 そこからは地積調査標を頼りに下っていく。伐採地を過ぎると道は県境を離れていくのだが、そもそも踏み跡やテープがそちら向けにしか付いていないので淡々と下る。淡々ととはいうものの、斜面は急であり、踏み跡も殆どないので、恐る恐る下っていく。再び樹林が濃くなり、トラバース気味になったところで山腹を来た道と合流した。
 そこからは比較的明瞭な道を下降していく。いよいよ下を行く国道が見えているところで踏み跡が不明に。木に記された折り返すように曲がる道をあえて見送り、崩壊地の中に残るテープを目指したが、どうやらそれが間違いだったようだ。崩壊地の柔らかい土や倒木の中を汲々としながら降りると、ちょうど河合橋の目の前に降り立った。
 道ばたの道路標識脇で昼食。約20分そこに居たが、一体何台通ったであろうか。橋本と高野を結ぶ国道だが、道が悪いことがよく知られているようだ。
 最後は国道歩きでやどり温泉を目指す。ふと見ると、河合橋から下流側にほんの少し進んだところに捻草越えの入口が示されている。先ほどやり過ごした分岐点を曲がっていれば、ここに出たのであろう。そうしていれば最後の苦労はなかったのかもしれない。
 国道歩きは面白いものではないが、出発してすぐにある素掘りのトンネルがもの珍しい。
 しかし、そのあとは渓谷沿いをひたすら下る。すれ違いもままならない国道を歩き、やがてやどり温泉下の駐車場に到着した。
 確かに荒れた登山道であった。もしも分県ガイドに載らなくなったら、道は消えてしまうんじゃなかろうか。そう心配になる山行きであった。

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