但馬・阿瀬渓谷(+蘇武岳 1074m) 四十八滝を堪能し、中国前漢の武将にちなむ名峰へ
- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 776m
- 下り
- 946m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:49
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
秋晴れの阿瀬渓谷、蘇武岳へ行ってきました。
阿瀬渓谷は「ひょうご森林浴場50選」にも選ばれた、金山廃村や発電所の取水口などもある水量豊かな渓谷です。紅葉には少し早かったようです。
蘇武岳は但馬の日高と村岡にまたがる名峰で、山頂へと続く林道は毎年9月に行われる「日本屈指の山岳ウルトラ」村岡ダブルフルウルトラランニングのコースとなっています。
但馬地方は、2003年に開通した日高と村岡を結ぶ蘇武トンネル(L=3692m)や、2012年八鹿氷ノ山インターまで開通した北近畿豊岡自動車道のおかげで、交通の便が格段に良くなりました。
朝7:00am集合。雲一つない秋晴れに心躍らせながら、バスは出発。途中、車窓から稲刈りの終わったばかりの田んぼや、これぞ日本の運動会! の光景を見ながら、2時間半で目的地到着。朝日に水苔が反射し、少しばかりの靄が美しい。
軽く体操し、里山道を歩き出す。川に沿ったゆるやかな登り道の随所に美観の滝。竜王滝、出会い滝、源太夫滝、不動滝etc.とそれぞれに名前があり、阿瀬四十八滝と呼ばれているそう。「日本の四季カレンダー」にも出てきそうな穏やかで凛とした景観に目を楽しみ心和む水音を聞きながら優しい木漏れ日をゆっくり歩く。途中、川にマルタをくくりつけただけの橋が数箇所。綱渡り気分で冷や冷やしながら渡る。
滝道を抜けると、金山最盛期には千戸の民家があったという金山廃村後を通る。今は整地された昔の屋敷の土台跡残るのみ。静かなる廃村に時の盛衰を感じ入る。
金山峠からは蘇武岳展望台までは一旦バスに乗り向かう。行き届いたCLは、バスを汚さぬよう靴についた泥払いのブラシ、雑巾までご用意して下さっていた。心配りに感謝。
蘇武岳展望台到着。鉢伏山、氷ノ山が見渡せる絶景のポイント。ここで昼食。風もなく、最高の秋晴れがこの上なく心地よい。
昼食後は、本日唯一の少しばかりの急登15分ほどで、蘇我岳頂上に到着。兵庫県北部の山が見渡せる360℃のパノラマポイント。東西南北に見える山々の名前が人によって違うのがおかしい。
頂上からはひたすら下り。行きの滝道とは違って、ブナやナラの木々が優しい。気持ちの良い山道だが、ひたすら下りばかり。下りは足にくる。2時間弱下って、今日の例会は終了。秋晴れにも後押しされた満足一杯の例会となりました。今日歩いたどこの場所は、どこを取っても一服の絵になる風景で、日本の秋の原風景を思う存分味わえ、秋を満喫できました。(HA)
レオンさんのブログはこちら
http://blog.goo.ne.jp/takobiyori/e/f4168d2fcc0835af622dd7e632c16d24
2010年11月03日(水)兵庫50山 ひょうご風景100選・阿瀬渓谷〜蘇武岳1074m
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-85349.html
蘇武岳を愛した冒険家、植村直己のふるさともぜひ訪ねたいものです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-130605.html
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