【境川ゆっくりロード】町田市と神奈川県の境界を歩く #1(草戸山〜町田駅)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 253m
- 下り
- 344m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:32
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
境川の随所で工事のため通行止めあり |
写真
感想
町田市の地形を見て思ったことは無いだろうか。
「町田って東京というより神奈川じゃね?」と。
それは町田市が神奈川県に食い込む形になっているからだろう。経済圏としても相模原市との繋がりが大きい。
ではなぜ町田市は東京都なのか、という問いが出てくる。
町田市と神奈川県は、基本的に二級河川「境川」が境界線になっている。
境川は、草戸山から南東に向かって相模湾まで流れており、町田市との境界の終点は、南町田グランベリーパーク駅付近にある。
境川という名は、武蔵国と相模国の境界であることから由来しているとされる。
つまり、律令国時代からこの境界線は決まっていることになる。
相模国は現在の神奈川県の大部分にあたることを考えると、町田市が東京なのは何となく頷ける。
(川崎市や横浜市はほとんど武蔵国ではあるが...)
というわけで。
今回は上述の問いの答えを求めて町田市と神奈川県の境界線に沿って歩くことにした。
ルートは、草戸山から町田駅まで。境界の終点は南町田グランベリーパーク駅付近だが、時間と天候の都合で町田駅までとした。
草戸山(367m)は、京王線「高尾山口駅」から四辻を経由して登った。一時間ほど歩いて気軽に山頂に着くことが出来る。
(以前は大垂水峠から奥高尾縦走ルートで登ったことがあった。)
境川の源流は、この草戸山山頂から大地沢青少年センター側に向かって少し歩いたところにある。
源流から川に沿って歩くと、整備された道とコテージのような場所に着く。ここはキャンプ場として使われているようだ。しかしひと気はまったくない。
キャンプ場をしばらく歩くと、民家が見えてくる。相原エリアだ。ここからはただ一般道を歩くだけである。
相原エリアの境川沿いは私有地で歩けない場所が多い。
武蔵岡団地を通り過ぎてようやく境川沿いの遊歩道が現れる。
境川沿いを歩いていると、桜やアブラナなど彩どりのある植物がある他、川にはカモやコサギが水遊びしているのが見られ、癒される。
小山エリアまで行くと、境川ゆっくりロードという遊歩道に着く。
ここからはゴールの町田駅まではずっと川沿いを歩くことが出来るが、途中で工事のため通行止めになっている箇所がいくつかあり、車道に迂回せざるを得なかった。
ゆっくりロードの起点は、今回のルートのちょうど中間くらいにあり、町田駅まで非常に長かった。
天気が良ければ南町田グランベリーパーク駅まで行きたかったが、どのみち足が耐えられなかったかもしれない。
今回は境川沿いを歩いたが、町田市と神奈川県との境はまだ半分くらい残っている。
町田市の地形の謎は、またいずれ解き明かす時がくるだろう。
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