太郎山
- GPS
- 07:28
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 996m
- 下り
- 806m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね問題無し |
写真
感想
一月から雪がある山ばかり登っていたが、そろそろ夏山のリハビリを始めよう…という事で、ゴールデンウィークの北アルプス計画はあるものの、夏山再開!
やまたみさんの「山トレ」なるものに参加した。
上田の里山をひと塊歩き切る8時間位のコースだ。
前日は妙義山で岩場講習を受け、その足で上田に移動→前泊。
朝はとにかく寒かった。しばらく20℃前後のお天気が続いていたが、寒気が入ってきた事で気温は下がった。
登山口では寒かったのでレインジャケットも着込んでスタート。
地図で見ていたとおり、急登からのスタート。すぐに暑くなるかと思いきや、意外と長い間ジャケットを着続けた。前夜に降ったと思われる雪が粉糖のように塗され、とても綺麗だ。
和合城跡に到着すると、先を歩くガイドさんが歓声を上げた。なんだろ?と思いながら登り上がると、街並みの向こうに北アルプスが見えている!白馬鑓のあたりから白馬方面が真っ白に聳え立っていたのだ。ひとしきり撮影を楽しんだ後は、稜線をアップダウンしながら虚空蔵山→太郎山と端から端まで歩いて辿る。
どうやら和合城跡側へ足を踏み入れる人は多くないようだ。この辺りで追い抜いてもらったのは2組位かな…。すれ違いも2,3組だったと思う。
歩みを進めていくと、更に広範囲の北アルプスが見え始める。槍ヶ岳が真っ白だった。きっと昨夜雪が降ったのだろう。
途中でハーネスを付けて、セルフビレイやロープで繋がりながら登る練習もしてもらった。最後尾はスリングやカラビナの回収も行うのだが、まぁまぁ忙しく、自分の手際の良し悪しも把握できた。おそらく、この練習をした場所が今日のコースでは1番の急登だったのだが、前日雪で濡れた土の表面が少し柔らかくなり滑るのが厄介だった。皆んなでギャ!とか、うわ!とか言いながらもなんとか登りきった。
歩き続けると、あれ?さっきも同じような景色が?という事を繰り返す事数回、虚空蔵山に到着。
景色を楽しみながら昼食タイム。いや〜何回見ても北アルプスの迫力には…言葉も出ない。
昼食の後は太郎山へ向けて出発。この辺りから人がチラホラと増えてきた。昼近くなっても日陰側には雪が白く残っている。風も冷たい。レインジャケットを脱いでいる時間の方が短かったように思える。
このルートは素晴らしい。稜線に出てからはずっと北アルプスを眺められるのだ。
途中、「太郎山まで40分」という表示と「太郎山まで15分」という表示が数歩離れた場所にあったのには笑った。10分ほど登った先に見えた山頂らしき場所が真のピークなのか?はたまた偽ピークなのか?怖くて山頂の標識を見るまでは喜べなかった。
太郎山山頂からの眺めは最高だった。薄らとではあるが、富士山まで見えていた。
そして、言わずもがな北アルプス。穂高連峰から白馬の方まで一気に見渡せる。ここでこの景色を見てしまったら、延々と日向ぼっこしながら過ごせる。和合城跡方面にあまり人も来ないのは納得か…。というか、こんなに景色が良いのに、山頂に居たのは我々を含めて3,4組。なんともったいない、いや、でも、思うがままに景色を堪能できて最高だった。
下りは太郎山神社から下山。神社のすぐ下は石段だったので、後はこの調子なのかと思っていたら、再び登山道に戻ってしまった。
転ばないように慎重に…無事に下山完了できた。
久しぶりの夏山、ひたすらアップダウンを繰り返す厳しいトレーニングを予想して緊張していたが、ガイドさんの適切なペース配分と訓練、更に雪を纏い直した北アルプスのご褒美付きと、非常に充実した山行となった。
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