小雨の降り出した糸瀬山 紅葉見頃です
- GPS
- 05:40
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
09:45山居の鳥屋09:55
11:00糸瀬山山頂11:55
13:45林道駐車場所
天候 | 曇り後小雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道19号線(中山道)を南下、上松町を目指します 中央西線「倉本」駅を左に見て 約4km先左側に大きく「糸瀬山登山口」の看板があります 左折して、舗装された林道を道なりに走ると 左に登山口の大きな看板があり、わかりやすいです 道路脇余地に駐車しました |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂までの標識が本当に沢山あって 登山道の手入れの行き届いた里山です この山を愛する方々の思いを感じます 整備され、特に危険箇所はありませんが 崩壊地を足元に見ながら歩く尾根道で 滑落にご注意ください |
写真
感想
「糸瀬山」という山名に何年も前からずっと惹かれていて
どんな山なのか、想像する事が度々ありました。
写真で見ると、山頂付近の梯子の掛けられた大岩が印象的で
想像とは違い、何故こんな岩が山頂にあるのかと不思議でした。
晴れの予報に、中央アルプスの大展望を期待して出かけましたが
天気は思わぬ下り坂で、登る途中で小雨が当たり出し
がっかりしながらも、周囲の山々を彩る紅葉はちょうど見頃、
秋たけなわの景色を堪能し、大満足の山行になりました。
登山口の標識からして、実に標識が沢山取り付けられていて
全く迷う心配のない登山道でした。
また、急坂も混じる長い尾根歩きも、次々に現れる手作り標識が
退屈を紛らわせてくれたように思います。
この山が地元の人々に深く愛され、大切にされている存在だと
しみじみ思いながら歩かせていただきました。
登山口付近は檜の植林地、尾根に近づくにつれ広葉樹の雑木林。
とりどりの黄葉、紅葉を楽しみながら行くと、ブナ林の中。
葉を落とした岳樺の一群が白い幹の美しさを見せてくれます。
そして、いつのまにか、黒々としたコメツガの林に入ると
苔むした亜高山帯の雰囲気に、気が引き締まるようです。
変化に富んだ木々の様相をじっくり楽しむことができました。
南駒ケ岳から仙涯嶺へ向かう稜線上で見た糸瀬山が
黒々とした山肌に白い縦線が走っているように見えたのは
コメツガの林と対比を為す崩壊地の花崗岩の白い筋だったのですね。
糸瀬山の名前は、その糸を引くような筋からきているのでしょうか?
それとも糸のように続く細い尾根を指すのでしょうか?
不思議な大岩は興味があったものの、梯子の上が鎖梯子になり
もっと上は一本の鎖が張り付けられている状態、
梯子の途中でいとも簡単に岩の上からの眺望を断念。
晴れていればともかく、何の眺望もないと分かっていましたので…
素晴らしく晴れ、中央アルプスの大展望が得られる日に
登る機会があったら、恐怖を克服して登ってみたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
素朴で山への愛情が感じられていいですよね
kyom4さんsanyujinさん、はじめまして
積雪期に登った糸瀬山、山頂は雪が深く、すでにヘトヘトでのろし岩まで行けませんでした
秋もいいですね またいつかのろし岩と「またきてネイトセ山」の標識見に行きます
はじめましてlowriderさん コメント有難うございます
糸瀬山はその名前に惹かれ、ずっと登りたいと思っていまして、
やっとその機会に恵まれました。
おりしも、黄葉の美しい時期、また沢山の標識に出迎えられて
天気はいまいちでしたが、心の温まる思いのする山でした。
lowriderさんは積雪期に登られたのですか
結構尾根歩きが長く、長時間のラッセルは大変だったでしょうね
この日、のろし岩に登る勇気はありませんでしたが
天気が良ければ、中央アルプス一望の展望台だそうです。
晴れた日に登る機会があったら、
揺れて怖そうな梯子に思い切ってチャレンジして、
絶景を楽しみたいと思います
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する