兜岳、鎧岳|満開のミツバツツジとショウジョウバカマ
- GPS
- 04:59
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 753m
- 下り
- 782m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 4:56
天候 | 曇り→晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
兜岳 木の根岩の根をつかみながらの急登 鎧岳 歩きやすい |
写真
感想
▼概要
兜岳
・山頂は曽爾高原方面の展望良し
・西側ルートはミツバツツジとイワカガミが見頃で美しい
・木の根岩の根をつかむ急登が続く
・ロープあり
鎧岳
・大半が植林帯
・山頂は展望なし
・山麓の山村は雰囲気良好
・麓から見上げる山容が美しい
両者ともに室生火山群に位置し、約1500万年前の火山活動によって出来た山々が連なる。
▼日記
もともと、稲村ヶ岳に行く予定で計画を立てていた。
ところが、土曜日は全国的に大雨。日曜日は寒気流入により大気の状態が不安定とのこと。昼前後のみ晴れ間が広がるらしい。
天気が悪いので、近場の金剛山・大和葛城山にしようかと両親に話して、土曜日のお仕事に出かける。夜遅くに帰ってきて翌朝起きてから、やっぱり奈良へ行こうと提案。あっさり快諾。
サクッと登れる条件で分県登山ガイドに頼ると、兜岳・鎧岳が候補として上がった。曽爾高原の麓から見えた奇怪な山容はずっと頭の片隅に残っていた。
6時前に自宅出発。気温は13度と低かった。助手席を全倒しした方が睡眠の質が高いことに気づき、先週からこのスタイルを採用。前半は私が寝て父が運転。御所南で運転交代。金剛山・葛城山は黒々とした厚い雲に覆われていたが、東の雲間から朝日が差し込んできた。
8時ごろに駐車余地到着。気温は5度程度。まだまだ分厚い雲がかかっている。瑞々しい新緑と透き通るような野鳥の囀りに癒される。
兜岳登山口までは舗装路を歩くが、滝がいくつか見えて飽きない。登山口から植林帯のササを過ぎると急登が続く。木の根岩の根をつかむほどで、久々に登山らしい登山となった。途中で手作りサンドイッチ休憩としたが、冷たい西風が強く、ソフトシェルの上にゴアを着込んだ。
中盤から満開のミツバツツジ群落に囲まれて素晴らしかった。上部はイワカガミも加わり、上も下もピンク色に彩られていた。
ロープを頼りに急登を登り切ると、広々とした山頂部に到着。うまい具合に太陽の光に包まれて暖かくなった。曽爾高原と麓の村の眺めが抜群。奥には三峰山系が見渡せた。気分が良いので、フルーツを食べた。
再び急坂を降りて峠へ。なだらかな上りを伝うと鎧岳へ到着。
ヒノキやアセビに囲まれており、展望はない。下から見ると鋭峰だが、山頂は真逆の雰囲気。ここで昼食とした。
峠から集落へ降りてぐるりと回ってクルマを回収。最後の車道歩きが単調で精神的に辛かった。ただ、麓から鎧岳の美しい山容を見られたのは幸い。
みるみるうちに晴れ渡って、なんだかもったいない。このあともう一つ山に登ることにした。
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