七面山登詣
- GPS
- 26:30
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,338m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:30
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場:参道(登山道)入口に10台位、また手前にあり(無料) トイレ・水場:参道各所にあり 登山道は、表参道と裏参道と呼ばれる北参道の2本である。 表参道は、整備され特に危険個所・分岐なし 裏参道は、表参道に比べ若干荒れているが広く一本道なので危険個所なし。 ご神木への登山道は、踏み跡が解りずらい場所もあり、登山地図を読めないと少々危険。 表示が全く無い。 |
その他周辺情報 | 参道入り口前に増田屋旅館等数件あり。 |
写真
装備
個人装備 |
一般的登山装備
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感想
今年春 仏教的な興味から身延山にある日蓮宗について調べていたら、七面山という日蓮宗の霊山に登山するイベントがあるのを知った。 霊山に登山するツアーがあるのかという軽い気持ちで参加した。 参加者50人+身延山の僧侶約10人。
参加者は全員登山ウェアーなので同じような興味で参加された方ばかりかと思ったら大違いで、参加者全員日蓮宗の信者さんや檀家さんであり、毎年登られている方ばかりであった。
最初のオリエンテーリングで『登山道ではありません。 敬慎院への参道です』とのこと。
少々不安を抱きながら『登詣』開始。 『登山』ではないのだ。
国土地理院の地図に表記されている卍の場所にお堂があり、トイレ・水道もある。 休憩できる茶屋のような施設である。
参道(登山道)は、整備されており登りやすく、道に迷うこともない。
休憩を取りながらとはいえ、自分の経験からすれば登り5時間30分はとてもハードな山行である。 しかし不思議と登れてしまった。
登るスタイルが特別で、登山中 日蓮宗で最も重要にしているお題目『南無妙法蓮華経』を唱えながら歩くのである。 そして不思議なことにこの『南無妙法蓮華経』を一息で唱えるのであるが、それが登山で使う呼吸法である『ゆっくりながく息を吐く』とピッタリ同じなのである。
参加者の多くは高齢者と思われる方々である。 しかしその足取りはしっかりしており、驚くばかりである。 この登詣の為にさぞ日々歩かれたことだろうと想像する。
山に登る思いは人様々であることを改めて知った。
『そこに山があるから登る』という方、『思いを叶えたい』と登る方、『全てを捨てたい』と登る方、沢山の人の思いが『山』に込められているのである。
深田久弥の登山も素敵だと思う反面、生きるのが辛くて登る人もいるのである。
七面山は、登山道や休憩所がとても整備され安全に登山を楽しめる山であると共に富士山が目の前にそびえる景色の良い山でもあった。
同時にこの山を『霊山』として崇め、日蓮宗の多くの信者さんが大事にしている山でもあった。
『登詣』ということで『ヤマレコ』に記す普段の登山日記とは、少々内容が違ってしまったが、七面山に登山する方々の参考になればと思う。
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