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Yamareco

記録ID: 5387106
全員に公開
ハイキング
甲信越

春を探しに★中越・後編(八石山縦走でこの春の総括をする)

2023年04月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:57
距離
14.4km
登り
793m
下り
787m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:23
休憩
1:34
合計
7:57
距離 14.4km 登り 793m 下り 795m
7:48
85
北条駅
9:13
9:44
65
10:49
11:10
33
11:43
33
13:36
13:54
71
15:05
15:06
39
15:45
北条駅
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
S 北条駅(JR信越線) 長岡駅7:08-7:40北条駅 510円'(Suica不可)
G 北条駅(JR信越線) 北条駅16:07-16:17塚山駅 240円
コース状況/
危険箇所等
〇不動滝〜上八石山
 あまり歩かれていないようだが、ルート明確でしっかりとした登山道である。
 ただし、不動滝登山口直後の丸太橋と、その直後の急登は、短いながら転落すると危険。自分としては、下りには使えない。
〇上八石山〜中八石山〜南条八石山
 快適な登山道。急登あるがしっかりしたロープあり。ルート明確で分岐には指導標あり。
〇南条八石山(沢コース)
 園路のような完璧に整備された道。急登もない。
その他周辺情報 〇前泊 ホテル・アルファ−ワン長岡
 長岡駅周辺のホテルの朝食時間が6:30-が多い中、ここは6:00-だった。しかも朝食バイキングは郷土料理を含め充実していた。
〇後泊 西谷温泉 中盛館(塚本駅から徒歩5分)
 鉱泉としてあまり特徴はない。夕食朝食は私にとっては豪華で堪能した。観光資源はほとんど無く、農村の中の変哲のない宿だが、コストパフォーマンスが高くゆったり過ごすには穴場かも。
〇八石城についてのエッセイ(小国の地域誌「へんなか」)
https://hikozen.folklores.net/hennaka/08.hatikokuyama/11.html
春を探しに★中越・後編です。長岡駅から信越線で柏崎方面に向かう。
2023年04月21日 06:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 6:56
春を探しに★中越・後編です。長岡駅から信越線で柏崎方面に向かう。
30分で北条駅。旧北条町で今は柏崎市。隣に南条という地名もある。(先週の櫛形山脈の胎内市の奥山荘が北条・中条・南条に分割され現在の旧中条町となったのと同じで、佐橋荘が分割された)
2023年04月21日 07:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 7:48
30分で北条駅。旧北条町で今は柏崎市。隣に南条という地名もある。(先週の櫛形山脈の胎内市の奥山荘が北条・中条・南条に分割され現在の旧中条町となったのと同じで、佐橋荘が分割された)
昨日の夏みたいな暑さと打って変わって寒い。しかも雨。傘をさしていく。
2023年04月21日 07:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 7:42
昨日の夏みたいな暑さと打って変わって寒い。しかも雨。傘をさしていく。
県道を行くと、八石山の案内板があった。左が八石山と言われるが、ここは直進。
2023年04月21日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:01
県道を行くと、八石山の案内板があった。左が八石山と言われるが、ここは直進。
案内板は南条八石山への案内だった。八石山は南条八石山(女八石)の先(案内板の範囲外)に中八石山(男八石、小国八石)-上八石山が並んでいて、今日は逆から縦走する。だから直進なのだ。
2023年04月21日 08:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:00
案内板は南条八石山への案内だった。八石山は南条八石山(女八石)の先(案内板の範囲外)に中八石山(男八石、小国八石)-上八石山が並んでいて、今日は逆から縦走する。だから直進なのだ。
すぐそばに南条バス停。なおこのバスは1日に昼の2本のみで使いようがない。
2023年04月21日 08:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:02
すぐそばに南条バス停。なおこのバスは1日に昼の2本のみで使いようがない。
20分県道を進むと巨木があるようだったので寄ってみる。
2023年04月21日 08:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:23
20分県道を進むと巨木があるようだったので寄ってみる。
杉の巨木。久之木の大杉。社叢林だったのだろう。幹周6.9メートル、樹高約33メートルだという。
2023年04月21日 08:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 8:21
杉の巨木。久之木の大杉。社叢林だったのだろう。幹周6.9メートル、樹高約33メートルだという。
正面に見えていた、恐らく米山(奥の山)。
2023年04月21日 08:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:32
正面に見えていた、恐らく米山(奥の山)。
八石神社に行ってみる。
2023年04月21日 08:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:44
八石神社に行ってみる。
八石神社の奥には、上八石山の尾根にある八石城の冬城ともいわれる善根城の遺構が残っていると聞き、行ってみようとしたのだが、道がなくて断念。探索するのも面白そうだが、今日の目的はここではない。
2023年04月21日 08:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:43
八石神社の奥には、上八石山の尾根にある八石城の冬城ともいわれる善根城の遺構が残っていると聞き、行ってみようとしたのだが、道がなくて断念。探索するのも面白そうだが、今日の目的はここではない。
目的の不動滝への道標。不動滝に登山口がある。ここまでうろうろしていたのは、雨が止むのを待っていたため。小降りになってきた。このあたりが集落の一番奥。
2023年04月21日 08:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 8:49
目的の不動滝への道標。不動滝に登山口がある。ここまでうろうろしていたのは、雨が止むのを待っていたため。小降りになってきた。このあたりが集落の一番奥。
山深くなってきた。見えるが上八石山だろう。
2023年04月21日 08:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 8:52
山深くなってきた。見えるが上八石山だろう。
道路脇には、フモトスミレ。前日の板戸山にも咲いていた。
2023年04月21日 08:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
4/21 8:55
道路脇には、フモトスミレ。前日の板戸山にも咲いていた。
そしてニリンソウの大群落がずっと続いていた。
2023年04月21日 09:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 9:09
そしてニリンソウの大群落がずっと続いていた。
ニリンソウはこれからという感じ。
2023年04月21日 08:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 8:57
ニリンソウはこれからという感じ。
道路わきの川の向こうには、ネコノメソウ。他にムラサキケマン、オオタチツボスミレ、タネツケバナといったお馴染みの花。ここだけでも花探しは楽しい。
2023年04月21日 09:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:11
道路わきの川の向こうには、ネコノメソウ。他にムラサキケマン、オオタチツボスミレ、タネツケバナといったお馴染みの花。ここだけでも花探しは楽しい。
不動滝の駐車場には何人かいらっしゃっていた。駅から徒歩1時間半は長いなあと思っていたが、いろいろ見るべきものがあって、あっと言う間だった。雨も止んだ。
2023年04月21日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:13
不動滝の駐車場には何人かいらっしゃっていた。駅から徒歩1時間半は長いなあと思っていたが、いろいろ見るべきものがあって、あっと言う間だった。雨も止んだ。
トイレは閉鎖されていた。
2023年04月21日 09:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:14
トイレは閉鎖されていた。
不動滝への遊歩道もニリンソウだらけ。
2023年04月21日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:16
不動滝への遊歩道もニリンソウだらけ。
ニリンソウの先に滝が見えてきた。
2023年04月21日 09:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:19
ニリンソウの先に滝が見えてきた。
「善根の不動滝」です。思っていたより大きかった。不動明王の滝として、信仰されていたという。
2023年04月21日 09:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
4/21 9:20
「善根の不動滝」です。思っていたより大きかった。不動明王の滝として、信仰されていたという。
滝の横に鎮座する像。八代目柏戸関が深く信仰し、この不動明王の石像を寄進したという。
2023年04月21日 09:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:21
滝の横に鎮座する像。八代目柏戸関が深く信仰し、この不動明王の石像を寄進したという。
登山口にあった案内図。ここでいう八石山は、「中八石山」のことだ。その手前に「上八石山」、その尾根上に八石城がある。
2023年04月21日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:39
登山口にあった案内図。ここでいう八石山は、「中八石山」のことだ。その手前に「上八石山」、その尾根上に八石城がある。
さて、登山口すぐのここが問題の個所。斜めになって腐っていて危険という情報があったので心配していた。
2023年04月21日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:40
さて、登山口すぐのここが問題の個所。斜めになって腐っていて危険という情報があったので心配していた。
しかし、そう危なくはなかった。高度感もないし、短いし。
2023年04月21日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 9:40
しかし、そう危なくはなかった。高度感もないし、短いし。
渡り終えて振り返る。
2023年04月21日 09:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:40
渡り終えて振り返る。
むしろここからが大変だった。急登で足場もなく、雨のため、ドロドロで滑る。
2023年04月21日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:41
むしろここからが大変だった。急登で足場もなく、雨のため、ドロドロで滑る。
ここを降りるのは怖い。雨でなくとも下りは避けた方がよいかも。
2023年04月21日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:41
ここを降りるのは怖い。雨でなくとも下りは避けた方がよいかも。
しかし、足元には、早速オオバキスミレ。先週の櫛形山脈の北側に多かった花。(ここでは最初から最後までずっと咲き乱れていた)
2023年04月21日 09:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:42
しかし、足元には、早速オオバキスミレ。先週の櫛形山脈の北側に多かった花。(ここでは最初から最後までずっと咲き乱れていた)
しかし撮影は、危ない。如何せん、左側は沢に向かって切り立っているし、、、
2023年04月21日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:51
しかし撮影は、危ない。如何せん、左側は沢に向かって切り立っているし、、、
後ろを振り返ると、こんな感じで転げ落ちそうだ。
2023年04月21日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:43
後ろを振り返ると、こんな感じで転げ落ちそうだ。
足場も少なく、雪山のキックステップみたいにに慎重に登る。
2023年04月21日 09:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:44
足場も少なく、雪山のキックステップみたいにに慎重に登る。
しかしその距離は短く、足場が出てきた。これならカメラを使える。
2023年04月21日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:46
しかしその距離は短く、足場が出てきた。これならカメラを使える。
ナガハシスミレ。中越・下越のどの山でも咲いていた。
2023年04月21日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 9:46
ナガハシスミレ。中越・下越のどの山でも咲いていた。
イカリソウ。これもどの山でも咲いていた。
2023年04月21日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:48
イカリソウ。これもどの山でも咲いていた。
カタクリの実。カタクリには遅かったな。
2023年04月21日 09:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:52
カタクリの実。カタクリには遅かったな。
見上げると、オオイタヤメイゲツの花。これも櫛形山脈で咲いていた。
2023年04月21日 09:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:53
見上げると、オオイタヤメイゲツの花。これも櫛形山脈で咲いていた。
尾根に出た。気持ちいいー。ここからは危険個所は一切なかった。
2023年04月21日 09:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:55
尾根に出た。気持ちいいー。ここからは危険個所は一切なかった。
左から、二人組の声が聞こえてきた。この下に登山道があったけかな。
2023年04月21日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 9:58
左から、二人組の声が聞こえてきた。この下に登山道があったけかな。
右にももうひとり、ソロの男性。????。(この夜泊まった山村の宿で近くで採ったという「こごみ」が出て来て判った。地元の方が山菜採りをしていたのだ。なお登山者は中八石山まで一人も見なかった。現役の里山らしいですね。)
2023年04月21日 10:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 10:06
右にももうひとり、ソロの男性。????。(この夜泊まった山村の宿で近くで採ったという「こごみ」が出て来て判った。地元の方が山菜採りをしていたのだ。なお登山者は中八石山まで一人も見なかった。現役の里山らしいですね。)
エンレイソウ。これもどの山でも咲いていた。
2023年04月21日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 9:59
エンレイソウ。これもどの山でも咲いていた。
オオバキスミレは何十か所で群落があった。
2023年04月21日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 10:04
オオバキスミレは何十か所で群落があった。
こんな感じで。
2023年04月21日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:09
こんな感じで。
カタクリは、さらに多かった。山じゅうがカタクリといってもよいほど。麓から山頂までずっとだ。しかしほぼ終わっていたのだった。
2023年04月21日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:04
カタクリは、さらに多かった。山じゅうがカタクリといってもよいほど。麓から山頂までずっとだ。しかしほぼ終わっていたのだった。
イカリソウも半端なく群落を作り、
2023年04月21日 10:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:11
イカリソウも半端なく群落を作り、
スミレもさまざまな種のものが、いやというほど咲いている。このタチツボスミレはここでは少数派だ。(左の端にはカタクリの実とオオバキスミレが写っている)
2023年04月21日 10:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:12
スミレもさまざまな種のものが、いやというほど咲いている。このタチツボスミレはここでは少数派だ。(左の端にはカタクリの実とオオバキスミレが写っている)
オオバキスミレの群落は美しいので何度も撮影してしまう。
2023年04月21日 10:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 10:14
オオバキスミレの群落は美しいので何度も撮影してしまう。
そして、森も美しい。
2023年04月21日 10:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 10:29
そして、森も美しい。
アトランダムに見上げるだけで、花が咲いていたりする。カエデは、花があると同定しやすい。これはウリハダカエデだ。
2023年04月21日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 10:32
アトランダムに見上げるだけで、花が咲いていたりする。カエデは、花があると同定しやすい。これはウリハダカエデだ。
ウリハダカエデの花。
2023年04月21日 10:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 10:33
ウリハダカエデの花。
そして、ツバキ。
2023年04月21日 10:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:38
そして、ツバキ。
もちろん、花糸が黄色いユキツバキです。
2023年04月21日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:37
もちろん、花糸が黄色いユキツバキです。
オオイワカガミも群落となっている。なんだか、どれも狂い咲きという表現が当たりそう。
2023年04月21日 10:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:48
オオイワカガミも群落となっている。なんだか、どれも狂い咲きという表現が当たりそう。
八石城址に着いた。
2023年04月21日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:52
八石城址に着いた。
立派な石碑(陸軍大将鈴木荘六の筆という)。ここがいわば本丸だ。
2023年04月21日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:52
立派な石碑(陸軍大将鈴木荘六の筆という)。ここがいわば本丸だ。
本丸はかなり広い削平地となっていて、一面がカタクリで埋め尽くされている。
2023年04月21日 10:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:51
本丸はかなり広い削平地となっていて、一面がカタクリで埋め尽くされている。
僅かに残っていたカタクリの花。
2023年04月21日 10:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 10:50
僅かに残っていたカタクリの花。
本丸からは西側方面の展望が良い。西側は柏崎市の北条・南条。かつて佐橋荘と呼ばれていた毛利氏の根拠地。この城は、反対側・小国から、佐橋荘を攻める城と推測されている。
2023年04月21日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:53
本丸からは西側方面の展望が良い。西側は柏崎市の北条・南条。かつて佐橋荘と呼ばれていた毛利氏の根拠地。この城は、反対側・小国から、佐橋荘を攻める城と推測されている。
カタクリ越しに。
2023年04月21日 10:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 10:54
カタクリ越しに。
休憩所もあったので、大休止。下山中に出会った方から、一週間前がここのカタクリの最盛期で、大いに賑わっていたと聞いた。
2023年04月21日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 10:56
休憩所もあったので、大休止。下山中に出会った方から、一週間前がここのカタクリの最盛期で、大いに賑わっていたと聞いた。
鯖石とは、柏崎市側の麓の地名。地元の方はここのカタクリを毎年楽しみにしているのかも。(この日登った不動滝からの登山道の他にも道があるので、そちらは登りやすいのかもしれない)
2023年04月21日 11:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:04
鯖石とは、柏崎市側の麓の地名。地元の方はここのカタクリを毎年楽しみにしているのかも。(この日登った不動滝からの登山道の他にも道があるので、そちらは登りやすいのかもしれない)
前日の猛暑で溶けてしまった行動食は、もはや役に立たない。
2023年04月21日 11:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:02
前日の猛暑で溶けてしまった行動食は、もはや役に立たない。
先へ行こう。八石山の東側は切り立っていて。自然の要塞になっている。
2023年04月21日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:11
先へ行こう。八石山の東側は切り立っていて。自然の要塞になっている。
ショウジョウバガマの白バージョン、、、イワカガミなどは白〜赤まであるので、似たようなものと思ったが、、、
2023年04月21日 11:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/21 11:12
ショウジョウバガマの白バージョン、、、イワカガミなどは白〜赤まであるので、似たようなものと思ったが、、、
こちらは、白でも杓が紫ではない。ショウジョウバガマは関東でも見られるし気にしていなかったが、白は珍しく、しかもシロバナノショウジョウバガマという別の種もあるらしい(こちらは鋸
歯)。ちゃんと写しておけばよかった。
2023年04月21日 11:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 11:13
こちらは、白でも杓が紫ではない。ショウジョウバガマは関東でも見られるし気にしていなかったが、白は珍しく、しかもシロバナノショウジョウバガマという別の種もあるらしい(こちらは鋸
歯)。ちゃんと写しておけばよかった。
これは、オオイワカガミの蕾だろうか。
2023年04月21日 11:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 11:13
これは、オオイワカガミの蕾だろうか。
葉も展開中で、よくわからない。
2023年04月21日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:14
葉も展開中で、よくわからない。
さらに、赤いヴァージョンの蕾もあった。こちらはオオイワカガミっぽい。展開中の葉はさっきの白いのと同じなので、白も赤もオオイワカガミなのだろう。近ければすぐにも確認に行きたいところ。
2023年04月21日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:14
さらに、赤いヴァージョンの蕾もあった。こちらはオオイワカガミっぽい。展開中の葉はさっきの白いのと同じなので、白も赤もオオイワカガミなのだろう。近ければすぐにも確認に行きたいところ。
見上げると、低木が一斉に傾いていた。これは雪のためだろうか。
2023年04月21日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 11:29
見上げると、低木が一斉に傾いていた。これは雪のためだろうか。
その樹はミヤマカワラハンノキのようだった。ハンノキの葉と違って特徴的だ。この樹は、多雪地帯に多く、根元が積雪により曲がることが多いという。雪への適応というわけだ。
2023年04月21日 11:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 11:31
その樹はミヤマカワラハンノキのようだった。ハンノキの葉と違って特徴的だ。この樹は、多雪地帯に多く、根元が積雪により曲がることが多いという。雪への適応というわけだ。
登りになった。ロープがあるが、大した登りではない。
2023年04月21日 11:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:34
登りになった。ロープがあるが、大した登りではない。
オオイワカガミの淡赤ヴァージョン。
2023年04月21日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 11:33
オオイワカガミの淡赤ヴァージョン。
オオイワカガミの濃赤ヴァージョン。
2023年04月21日 11:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 11:34
オオイワカガミの濃赤ヴァージョン。
山名標識はないが、このピークが上八石山のようだ。展望もなく山頂らしくもない。上八石山は八石城がメインとなるな。
2023年04月21日 11:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:35
山名標識はないが、このピークが上八石山のようだ。展望もなく山頂らしくもない。上八石山は八石城がメインとなるな。
ナガハシスミレの群落。
2023年04月21日 11:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:44
ナガハシスミレの群落。
左が中八石山。いわばここから主脈となる。
2023年04月21日 11:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:45
左が中八石山。いわばここから主脈となる。
尾根道は気持ちいいー。右側が小国方面。
2023年04月21日 11:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:47
尾根道は気持ちいいー。右側が小国方面。
姥石展望小屋とあるが、小屋は見当たらない。ここから東側の小国方面に降りることが出来、こちらはよく歩かれているようだ。
2023年04月21日 11:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:49
姥石展望小屋とあるが、小屋は見当たらない。ここから東側の小国方面に降りることが出来、こちらはよく歩かれているようだ。
尾根道もカタクリだらけ。
2023年04月21日 11:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 11:52
尾根道もカタクリだらけ。
森も豊かそう。
2023年04月21日 12:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 12:00
森も豊かそう。
珍しく針葉樹がある。
2023年04月21日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:01
珍しく針葉樹がある。
触っても痛くないのでイヌガヤだ。多雪地域ではよく群生するとか。多雪地帯には地を這うハイイヌガヤというのもあるというので、そちらかもしれない。
2023年04月21日 12:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 12:01
触っても痛くないのでイヌガヤだ。多雪地域ではよく群生するとか。多雪地帯には地を這うハイイヌガヤというのもあるというので、そちらかもしれない。
これはどこにでもあるムシカリ(オオカメノキ)ですね。
2023年04月21日 12:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:05
これはどこにでもあるムシカリ(オオカメノキ)ですね。
タムシバも。これは中越・下越のどの山でも咲いていた。
2023年04月21日 12:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:08
タムシバも。これは中越・下越のどの山でも咲いていた。
下を見ると、シハイスミレ。これも多かった。
2023年04月21日 12:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:10
下を見ると、シハイスミレ。これも多かった。
これは初めて見るスミレかもしれない。スミレの中でも儚い感じ。
2023年04月21日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 12:12
これは初めて見るスミレかもしれない。スミレの中でも儚い感じ。
標準的なものより色が薄いが、花の形や丸い葉の先のとがり方や距の形、東北では低山に咲くという分布から、ミヤマスミレとしておく。北海道に多いという。
2023年04月21日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:12
標準的なものより色が薄いが、花の形や丸い葉の先のとがり方や距の形、東北では低山に咲くという分布から、ミヤマスミレとしておく。北海道に多いという。
さて、そうこうしているうちにあっという間に山頂だ。
2023年04月21日 12:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:14
さて、そうこうしているうちにあっという間に山頂だ。
中八石山(男八石、小国八石)。この山域の最高峰です。後から私と同じ方向から地元方らしきご高齢のパーティが登ってきた。小国方面からかもしれない。
2023年04月21日 12:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 12:15
中八石山(男八石、小国八石)。この山域の最高峰です。後から私と同じ方向から地元方らしきご高齢のパーティが登ってきた。小国方面からかもしれない。
今日は景色がすぐれないが、苅羽黒姫山。天気が良ければ同じ方向に信州の黒姫山も見えるという。
2023年04月21日 12:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 12:19
今日は景色がすぐれないが、苅羽黒姫山。天気が良ければ同じ方向に信州の黒姫山も見えるという。
充分休んで、下山。次に南郷八石山に向かう。
2023年04月21日 12:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:40
充分休んで、下山。次に南郷八石山に向かう。
直下は劇下りだったが、しっかりしたロープがあり危険はない。
2023年04月21日 12:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:47
直下は劇下りだったが、しっかりしたロープがあり危険はない。
ここからの尾根が今回のルートの核心かもしれない。まず、この写真の左下のようにカタクリが咲いていて、展望も良い。
2023年04月21日 12:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 12:49
ここからの尾根が今回のルートの核心かもしれない。まず、この写真の左下のようにカタクリが咲いていて、展望も良い。
これまで紹介してきた花と同じものばかりなので、あまり繰り返さないが、いろんな花がまざっての乱れ咲きなのだ。これはオオバキスミレ+カタクリ。
2023年04月21日 12:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 12:55
これまで紹介してきた花と同じものばかりなので、あまり繰り返さないが、いろんな花がまざっての乱れ咲きなのだ。これはオオバキスミレ+カタクリ。
オオタチツボスミレ+カタクリ。
2023年04月21日 13:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 13:00
オオタチツボスミレ+カタクリ。
キクザキイチゲ+カタクリ。
2023年04月21日 13:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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キクザキイチゲ+カタクリ。
なぜこんなに特に咲いているかというと、草原地帯となっているからだろう。(中央の紅葉みたいな樹が気になったのであとでよく見てみる)
2023年04月21日 12:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 12:58
なぜこんなに特に咲いているかというと、草原地帯となっているからだろう。(中央の紅葉みたいな樹が気になったのであとでよく見てみる)
少し先から振り返ると、まだ残雪があるのがわかる。積雪が多くて樹が育たなくて、野草が育ちやすいのだろう。
2023年04月21日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:06
少し先から振り返ると、まだ残雪があるのがわかる。積雪が多くて樹が育たなくて、野草が育ちやすいのだろう。
カタクリは延々と続き、、、
2023年04月21日 13:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:02
カタクリは延々と続き、、、
オオバキスミレも延々と続く。
2023年04月21日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:03
オオバキスミレも延々と続く。
オオバキスミレ+エンレイソウ。
2023年04月21日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:03
オオバキスミレ+エンレイソウ。
さて、さっき見えた、この紅葉みたいなのは何だろうか。
2023年04月21日 13:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:04
さて、さっき見えた、この紅葉みたいなのは何だろうか。
イタヤカエデが花を咲かせていた。イタヤカエデは葉の展開時に赤くなるのだという。
2023年04月21日 13:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:05
イタヤカエデが花を咲かせていた。イタヤカエデは葉の展開時に赤くなるのだという。
カタクリ。
2023年04月21日 13:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:05
カタクリ。
この白いスミレは悩ましいが、マルバスミレとしておく。
2023年04月21日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:07
この白いスミレは悩ましいが、マルバスミレとしておく。
久之木分岐、ここから、今日登ってきた不動滝に戻れる。
2023年04月21日 13:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:08
久之木分岐、ここから、今日登ってきた不動滝に戻れる。
振り返って凝る。ここからも残雪が多いのが判る。
2023年04月21日 13:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/21 13:11
振り返って凝る。ここからも残雪が多いのが判る。
アマドコロかと思ったが、花の柄が枝から上に伸びているのでミヤマナルコユリかな。
2023年04月21日 13:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:12
アマドコロかと思ったが、花の柄が枝から上に伸びているのでミヤマナルコユリかな。
小国側(東側)の展望。高い山はない。
2023年04月21日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:15
小国側(東側)の展望。高い山はない。
ここから森になる。ウリハダカエデの花。
2023年04月21日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:17
ここから森になる。ウリハダカエデの花。
こちらはオオイタヤメイゲツの花。随分違う。
2023年04月21日 13:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:17
こちらはオオイタヤメイゲツの花。随分違う。
これは普通のヤマザクラのようだ。
2023年04月21日 13:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:24
これは普通のヤマザクラのようだ。
マルバマンサク。マンサク類の中でも特徴的な葉だ。分布は日本海側。
2023年04月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:27
マルバマンサク。マンサク類の中でも特徴的な葉だ。分布は日本海側。
マルバマンサクの花だが、花弁が落ちてしまっている。
2023年04月21日 13:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:28
マルバマンサクの花だが、花弁が落ちてしまっている。
南条八石山(女八石)です。広い山頂だ。
2023年04月21日 13:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:38
南条八石山(女八石)です。広い山頂だ。
小屋もある。
2023年04月21日 13:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:38
小屋もある。
休憩所なんだ。地域にとっての憩いの場なのだろう。
2023年04月21日 13:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:47
休憩所なんだ。地域にとっての憩いの場なのだろう。
南条方面の展望が良い。だから南条の八石山なんだな。
2023年04月21日 13:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 13:39
南条方面の展望が良い。だから南条の八石山なんだな。
おっ、マンサクの花。葉はまだ展開していない。さっきはマルバマンサクだったから、これもマルバマンサクだろう。
2023年04月21日 13:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:50
おっ、マンサクの花。葉はまだ展開していない。さっきはマルバマンサクだったから、これもマルバマンサクだろう。
マルバマンサクの花。
2023年04月21日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 13:49
マルバマンサクの花。
下山はいくつもコースがあるが、花が多そうな沢コースにする。ここを左折。
2023年04月21日 14:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:01
下山はいくつもコースがあるが、花が多そうな沢コースにする。ここを左折。
ここは圧倒的なニリンソウの大群落地だった。
2023年04月21日 14:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:11
ここは圧倒的なニリンソウの大群落地だった。
しかし、ニリンソウは咲き始め。とはいえ、省略するが、オオバキスミレやカタクリも混ざっていた。
2023年04月21日 14:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:10
しかし、ニリンソウは咲き始め。とはいえ、省略するが、オオバキスミレやカタクリも混ざっていた。
見事なエンレイソウの花。この沢の道だけでも、これまで見てきた様々な花のほとんどを見ることが出来た。
2023年04月21日 14:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 14:12
見事なエンレイソウの花。この沢の道だけでも、これまで見てきた様々な花のほとんどを見ることが出来た。
上を見ると、赤い花かと思ったが、、、、
2023年04月21日 14:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:24
上を見ると、赤い花かと思ったが、、、、
図鑑に載っていたオオイタヤメイゲツの葉の展開の写真に似ている。他のカエデもこうなるのだろうか。
2023年04月21日 14:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:24
図鑑に載っていたオオイタヤメイゲツの葉の展開の写真に似ている。他のカエデもこうなるのだろうか。
キクザキイチゲに、、、
2023年04月21日 14:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:25
キクザキイチゲに、、、
典型的なスミレサイシン。2週続けた新潟への花の山旅は、スミレサイシンで始まり、スミレサイシンで終わる。
2023年04月21日 14:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:26
典型的なスミレサイシン。2週続けた新潟への花の山旅は、スミレサイシンで始まり、スミレサイシンで終わる。
15時に近いが、何人もの方が登ってきていた。午前中が雨だったこともあろうが、南条八石山まではよく整備されて急登もないので、散歩みたいなものなのだろう。
2023年04月21日 14:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:29
15時に近いが、何人もの方が登ってきていた。午前中が雨だったこともあろうが、南条八石山まではよく整備されて急登もないので、散歩みたいなものなのだろう。
ここからの展望も良い。山名解説版もあるぞ。
2023年04月21日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:36
ここからの展望も良い。山名解説版もあるぞ。
これが米山。
2023年04月21日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 14:36
これが米山。
こちらが、黒姫山(左の山)。もちろん苅羽黒姫山の方だ。
2023年04月21日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 14:36
こちらが、黒姫山(左の山)。もちろん苅羽黒姫山の方だ。
野草かと思ったが、お馴染みの低木のガマズミだ。積雪のせいで地を這うように育っていた。
2023年04月21日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:36
野草かと思ったが、お馴染みの低木のガマズミだ。積雪のせいで地を這うように育っていた。
階段ですいすい降りることができる。
2023年04月21日 14:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:39
階段ですいすい降りることができる。
登山口の案内図。「山頂やまぼうし」とあるのが南条八石山(女八石)のことだ。
2023年04月21日 14:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 14:44
登山口の案内図。「山頂やまぼうし」とあるのが南条八石山(女八石)のことだ。
ストックが貸し出されていた。
2023年04月21日 15:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 15:06
ストックが貸し出されていた。
こちらりトイレは簡易だが、使用できる。
2023年04月21日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 15:09
こちらりトイレは簡易だが、使用できる。
登ってきた山を振り返る。左に、南条八石山。その少し右に中八石山。ずっと右が上八石山だろう。
2023年04月21日 15:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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登ってきた山を振り返る。左に、南条八石山。その少し右に中八石山。ずっと右が上八石山だろう。
北条駅に戻ってきた。
2023年04月21日 16:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 16:04
北条駅に戻ってきた。
駅構内にあった案内図。こちらからは八石山とは南条八石山のことを言う。(小国側では八石山と言えば、中八石山(小国八石山)を指すのだろう)。こう見ると山城が多いな。八石城は載っていない。北条城の方が扱いが大きい。
2023年04月21日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 15:59
駅構内にあった案内図。こちらからは八石山とは南条八石山のことを言う。(小国側では八石山と言えば、中八石山(小国八石山)を指すのだろう)。こう見ると山城が多いな。八石城は載っていない。北条城の方が扱いが大きい。
上の案内図の右側。このあたりは、北条城を中心とした越後毛利氏の主流の北条氏の拠点。毛利氏は、あの大江広元の子の毛利季光に始まる。相模国毛利荘(厚木あたり)が本籍で、13世紀にここ佐橋荘に移ってきた。私の地元との意外な関係を知るのだった。
2023年04月21日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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上の案内図の右側。このあたりは、北条城を中心とした越後毛利氏の主流の北条氏の拠点。毛利氏は、あの大江広元の子の毛利季光に始まる。相模国毛利荘(厚木あたり)が本籍で、13世紀にここ佐橋荘に移ってきた。私の地元との意外な関係を知るのだった。
この時間だと充分帰宅できるが、もっと難航するかと思って近くに宿を取っておいた(最悪18時半の電車を想定)。3つ先の塚山駅で降りる。
2023年04月21日 16:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/21 16:22
この時間だと充分帰宅できるが、もっと難航するかと思って近くに宿を取っておいた(最悪18時半の電車を想定)。3つ先の塚山駅で降りる。
何もない山村にあるのだが、駅から7分というのが取り柄。
2023年04月21日 16:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/21 16:28
何もない山村にあるのだが、駅から7分というのが取り柄。
こんなところに何故宿があるかというと、温泉が出るからだ。ただし、ここは鉱泉。あまり特徴のない湯だった。
2023年04月21日 16:49撮影 by  KeyMission 80, NIKON
4/21 16:49
こんなところに何故宿があるかというと、温泉が出るからだ。ただし、ここは鉱泉。あまり特徴のない湯だった。
しかし、料理には大満足。山の幸と海の幸。真ん中にあるのが、近くで採ったという、こごみ。
2023年04月28日 10:38撮影
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4/28 10:38
しかし、料理には大満足。山の幸と海の幸。真ん中にあるのが、近くで採ったという、こごみ。
翌朝。良い天気になった。しかし、即刻帰る必要がある。朝1時間だけ時間が出来たので(朝食時間が7:30と意外に早かった。温泉宿って朝食が遅いところが多い)、塚山駅の近くを散策する。1つだけ見ておきたいスポットがあった。そしたら、ヨネックスの新潟工場。通勤用のシューズとして愛用しているのだ。何故こんなところにと調べたら、ここが創業の地だという。
2023年04月22日 08:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/22 8:15
翌朝。良い天気になった。しかし、即刻帰る必要がある。朝1時間だけ時間が出来たので(朝食時間が7:30と意外に早かった。温泉宿って朝食が遅いところが多い)、塚山駅の近くを散策する。1つだけ見ておきたいスポットがあった。そしたら、ヨネックスの新潟工場。通勤用のシューズとして愛用しているのだ。何故こんなところにと調べたら、ここが創業の地だという。
見たかったのは長谷川邸。江戸時代の豪農の家。朝早すぎて中には入れなかったが、外から見れば充分だ。
2023年04月22日 08:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/22 8:26
見たかったのは長谷川邸。江戸時代の豪農の家。朝早すぎて中には入れなかったが、外から見れば充分だ。
立派な堀と石垣である。<城>だ。江戸時代になると豪農も<城>に住んだ。ただし、この時代の堀と石垣は権勢を誇るため。春を探しに★シリーズは、城を巡る旅でもあった。
2023年04月22日 08:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/22 8:27
立派な堀と石垣である。<城>だ。江戸時代になると豪農も<城>に住んだ。ただし、この時代の堀と石垣は権勢を誇るため。春を探しに★シリーズは、城を巡る旅でもあった。

感想

3月から10回にわたって続けてきた春を探しに★シリーズの掉尾を飾るのは、中越の里山・八石山。春の花の穴場とかねてより聞いていたのだ。

春を探しに★シリーズの締めはこの山と決めていた。しかし直前まで登山コースは迷いに迷った。

八石山と一口に言っても、南条八石山(女八石)、中八石山(男八石、小国八石)、上八石山がある。このうち南条八石山は南条(柏崎市・旧北条町)からよく登られ、中八石山は小国(長岡市・旧小国町)からよく登られているようだ。いずれも気軽に登れる山のようだった。

最初は、駅に近い南条から南条八石山を経由して中八石山へのピストンのつもりだった(小国に降りると交通手段がない)。しかし、上八石山の先の登山口には、不動滝と不動明王の石像があり、その途中に八石城址があることを知った。これを繋げて縦走すれば、楽しいコースになりそうだ。(そう離れていないので縦走とは普通言わないだろうが)。

ところが、上八石山から不動滝へのルートの情報が少なかった。あまり歩かれていないようだった。いつものことながらヤマレコにわずかに記録があり助かったが、皆さんが、橋が傾き腐っていて危険であり、登山道も切り立っていて転落すると危険で事故もあったという。

橋は大の苦手だし、急降下も嫌いだ。しかし、八石城址の魅力にはあらがえなかった。登りなら何とかなるだろうと、不動滝から上八石山、中八石、南条八石のルートにした。

橋は予想よりは楽に渡れたが、急登は苦労した。雨でドロドロになっていて滑ったからだ。下りは絶対に無理だったろう。しかし、その恐怖の登りは短く、その後は花の楽園だった。

<春を探しに★の総括1 花のこと>

今シーズンは、例年にない暖冬で、2週間は花期が早く、慌てて日程を変えたりしたがどこも早すぎたり遅すぎたりした感じだ。この時期は仕事が閑散期で休みやすいとはいえ、そうは動かせない。特急券の早期割引や宿泊手配をしなければならなかった下越と中越はいずれも遅すぎ。

以下、新潟に焦点を当てた総括をしてみる。

下越と中越はカタクリの山が多かったが、いずれも終期。でもそれも良かったかもしれない。かえって他の花に注目することが出来たからだ。

花と言えば、やはり積雪地域/日本海側だと実感できた。日本海側特有の花もあり花の種類が多いというだけでなく、密度が違う。このシリーズでは、下越より中越の方が積雪量が多い山だったためだろう、中越の方が圧倒的に花密度が高かった。坂戸山や六万騎山(中越・前編)は山というより公園に近いので、今回の八石山が最も花密度が高かったと思う。まさしく花の楽園と言って良い。

やはり花を求めるには、森も深い方がよい。櫛形山脈(下越・後編)と今回の八石山では、樹木の花も楽しめた。しかし両者の森は決して同じではなかった。いずれもカエデ類の様々な花が楽しめたが、櫛形山脈に多かった(坂戸山や六万騎山にもあった)ユズリハは、八石山では見かけなかった。ツツジ類も八石山だけ少なかった感じだ(時期のせいかも)。ユキツバキは能化山(下越・前編)を除いてどこにもあった。

逆に樹種が一番豊富だったのは八石山のような感じがしたが、これは主観的であてにはなるまい。

オオイワカガミやイワウチワやショウジョウバガマやキクザキイチゲはどこでもたくさん咲いていた。これらは日本海側特有の種でもないが、関東ではこうはやたらには咲いていない。岩場とかに急斜面とかに限定される。それというのも雪のせいなのだろうか。雪に強く生存競争に勝つということなのか。

スミレは、新潟ではそれこそ種類も多く密度も高くて、歓喜したが、かなり環境により棲み分けているようで、どこにも咲いていたのは、スミレサイシンとナガハシスミレくらいかもしれない。いずれも日本海側特有のスミレだ。

春を探しに★シリーズの前半、関東にもスミレは多かった。関東でよく見かけたエイザンスミレは、なぜか新潟シリーズでは見かけなかった。

このシリーズ通して共通して咲いていた花はスミレだ。春を探しに★とは、スミレを探しに★ということだったかもしれない。いまだ同定には自信がないのだが。

<春を探しに★の総括2 城のこと>

このシリーズの始めの頃(日光篇(茶臼山[倉ヶ崎城]〜城山[板橋城]=オウレン))で、「3月の野草の花の群生地には、山城跡というのが多い。…3月の花探しは、山城めぐりとなる場合が多くなるのでしょう」と書いた。結果的に、すべての山に山城があったわけではないし、すべての山城に行ったわけでもないが、10回のすべての山行コースに城があった。

新潟シリーズでは、さらに城が地域史の中核にあるようで興味深かった。

あらかじめ、縄張り図などで下調べをして臨んだ(登山コース検討より時間を費やしてしまった)が、堀切とか土塁とか城の構造については、現地を見ても結局よくわからず、自分で縄張り図を書けるようになって一人前というが、相当の修業を積まなければなるまい。

しかし、城に注目して良かったのは、その土地の歴史がよく判ったということだ。特に、新潟シリーズでは、戦国時代だけでなく、平安後期から江戸時代までの地域の歴史が、訪ねた城を巡って語られていた。

今と比べると、それぞれの地域が独立して輝いていた感を受けた。地名や駅名をとってみても平安後期あたりまで遡れるのが多い。

登山の楽しみの一つは、地域の歴史を知ること、つまりは地域のことを知ることもあることに気付いたのが、春を探しに★シリーズの大きな収穫の一つだ。


さて、怒涛の春を探しに★シリーズを完遂した。このシリーズは年来、気になっていた山を詰め込み過ぎた感もあり、今、脱力感で一杯である。

GWを含めて今後の計画は全く立てていない。次はどこへ行こうか。気ままに行くか、今回のシリーズのようにテーマを決めるか。山は無限にある。

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