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記録ID: 539125
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ハイキング
九州・沖縄

岳滅鬼山の紅葉

2014年10月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.1km
登り
630m
下り
620m

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
1:15
合計
5:30
11:05
10
スタート地点
11:15
11:15
15
11:30
11:30
40
キャンプ場跡
12:10
12:10
40
林道出会
12:50
13:15
45
岳滅鬼峠
14:00
14:20
40
15:00
15:00
60
岳滅鬼峠
16:00
16:30
5
16:35
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アクセスについては英彦山と同じ。
大南林道が数年前からゲートで閉ざされているので通常でも英彦山大権現駐車場から長いアプローチを歩くことになった。
おまけに現在は大権現の手前も工事で通行止めなので、しゃくなげ荘の上の駐車場から歩かないといけない。
コース状況/
危険箇所等
どちらかというと物好き向けの山なのであまりちゃんとしてない部分はある。
一旦取りついてしまえば分かりやすいが、
アプローチ部分で不明瞭だったり、何の案内もなく分岐があったりする。
危険個所は、第3ピーク(通称:岳滅鬼岳)の腐ったハシゴがある岩場。
正直ハシゴがじゃまである。
その他周辺情報 スタート地点のしゃくなげ荘で汗を流せる(600円・ロッカー込)
今回は「ひこさん温泉 和」の立ち寄り湯を利用(600円・ロッカー別)
「和」にははじめて行ったけど、しゃくなげ荘よりお湯のヌルヌル感が強かった。
ただし16時までしか受け付けてくれない。
現在この先進入禁止。というわけで今日のスタートはしゃくなげ荘上の駐車場から。
2014年10月25日 11:04撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:04
現在この先進入禁止。というわけで今日のスタートはしゃくなげ荘上の駐車場から。
玉屋神社への登り口。
このそばに渡渉点がありますが「岳滅鬼山→」ではなく「黒岩山→」と書かれています。
2014年10月25日 11:25撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:25
玉屋神社への登り口。
このそばに渡渉点がありますが「岳滅鬼山→」ではなく「黒岩山→」と書かれています。
渡渉点。壊れた木橋はまだ残ってます。
2014年10月25日 11:26撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:26
渡渉点。壊れた木橋はまだ残ってます。
渡ったところは元キャンプ場。どっちに行ったらいいのか不安になりますが、プレハブの物置(トイレ跡か?)を探してください。壁にでかでかと赤ペンキで書いてあります。
2014年10月25日 11:37撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:37
渡ったところは元キャンプ場。どっちに行ったらいいのか不安になりますが、プレハブの物置(トイレ跡か?)を探してください。壁にでかでかと赤ペンキで書いてあります。
昔は道だったので基本的には歩きやすいです。たまに怪しいところもあります。
2014年10月25日 11:48撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:48
昔は道だったので基本的には歩きやすいです。たまに怪しいところもあります。
岳滅鬼峠、黒岩山、障子岳の分岐案内。
2014年10月25日 11:53撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:53
岳滅鬼峠、黒岩山、障子岳の分岐案内。
ここだけ杉がベキベキに折れてます。折れた杉林を右に見ながらゆるく登ってゆきます。
2014年10月25日 11:59撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 11:59
ここだけ杉がベキベキに折れてます。折れた杉林を右に見ながらゆるく登ってゆきます。
大南林道に出ました。案内に従って登ります。分岐があっても無視してまっすぐです。
2014年10月25日 12:12撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:12
大南林道に出ました。案内に従って登ります。分岐があっても無視してまっすぐです。
使われていないのかかなり抉れてます。右手に営林小屋があり、中に薪ストーブがあります。避難小屋として使えそう。
2014年10月25日 12:18撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:18
使われていないのかかなり抉れてます。右手に営林小屋があり、中に薪ストーブがあります。避難小屋として使えそう。
営林小屋の先の分岐も無視してまっすぐ行くと登山口の看板があります。
2014年10月25日 12:25撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:25
営林小屋の先の分岐も無視してまっすぐ行くと登山口の看板があります。
杉林を我慢してテープに沿って進むと植生が自然のものになり、角度がぐっと上がります。しかしそれほど長くはありません。
2014年10月25日 12:37撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:37
杉林を我慢してテープに沿って進むと植生が自然のものになり、角度がぐっと上がります。しかしそれほど長くはありません。
峠が近づいてくると緑が淡い色に変化し、広葉樹の森になります。紅葉はかなり進んでます。
2014年10月25日 12:43撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:43
峠が近づいてくると緑が淡い色に変化し、広葉樹の森になります。紅葉はかなり進んでます。
2014年10月25日 12:44撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:44
2014年10月25日 12:46撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:46
岳滅鬼峠。向こうに降りると大分県です。石柱には「従是北 豊前国小倉領」とあります。歴史遺産ですね。
左に登ると猫の丸尾を通って裏英彦山へ。
目指す岳滅鬼山は右です。
2014年10月25日 12:48撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:48
岳滅鬼峠。向こうに降りると大分県です。石柱には「従是北 豊前国小倉領」とあります。歴史遺産ですね。
左に登ると猫の丸尾を通って裏英彦山へ。
目指す岳滅鬼山は右です。
岩場以外は大体こんな感じの沁みる道だ。
2014年10月25日 12:57撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 12:57
岩場以外は大体こんな感じの沁みる道だ。
私の相棒。ここで昼飯休憩としました。
2014年10月25日 13:09撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:09
私の相棒。ここで昼飯休憩としました。
はあ〜秋だなあ。
2014年10月25日 13:15撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
1
10/25 13:15
はあ〜秋だなあ。
第一ピークの岩場。短い、ほんの3mくらいなんだけど最初来た時はどう足を置いたら登れるのか苦戦した思い出があります。
2014年10月25日 13:18撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
1
10/25 13:18
第一ピークの岩場。短い、ほんの3mくらいなんだけど最初来た時はどう足を置いたら登れるのか苦戦した思い出があります。
英彦山が見えた!あっちも紅葉してるなあ。
2014年10月25日 13:21撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:21
英彦山が見えた!あっちも紅葉してるなあ。
第二ピークの岩場。長いけどここは楽勝。ロープは登りには不要です。
2014年10月25日 13:26撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:26
第二ピークの岩場。長いけどここは楽勝。ロープは登りには不要です。
2014年10月25日 13:30撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:30
2014年10月25日 13:30撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:30
第3ピークの脇は崖。大変だけどどう見ても巻き道なんてない。
2014年10月25日 13:31撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:31
第3ピークの脇は崖。大変だけどどう見ても巻き道なんてない。
第3ピークの岩場(上部)ちゃんとしてないので結構緊張を強いられます。縦走荷物しょってここを降りられないと峰入り古道完歩は不可能です。
2014年10月25日 13:33撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
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10/25 13:33
第3ピークの岩場(上部)ちゃんとしてないので結構緊張を強いられます。縦走荷物しょってここを降りられないと峰入り古道完歩は不可能です。
第3ピーク(通称:岳滅鬼岳)ここが最高点だそうです。
狭くて見晴らしもなくて、ただの通り道です。
2014年10月25日 13:41撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:41
第3ピーク(通称:岳滅鬼岳)ここが最高点だそうです。
狭くて見晴らしもなくて、ただの通り道です。
だそうです。
2014年10月25日 13:43撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:43
だそうです。
2014年10月25日 13:45撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:45
秋が更に濃くなってきた。
2014年10月25日 13:45撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:45
秋が更に濃くなってきた。
こういう場所、大好物。
2014年10月25日 13:46撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:46
こういう場所、大好物。
最後のピークです。
2014年10月25日 13:49撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:49
最後のピークです。
見晴らし抜群!
2014年10月25日 13:51撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:51
見晴らし抜群!
最後の登り
2014年10月25日 13:52撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:52
最後の登り
来た方角を振り返る。
2014年10月25日 13:54撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:54
来た方角を振り返る。
岳滅鬼山山頂。とても居心地のいい場所。
2014年10月25日 13:58撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
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10/25 13:58
岳滅鬼山山頂。とても居心地のいい場所。
更に続く峰入り古道。もっと先に行きたい!
2014年10月25日 13:58撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 13:58
更に続く峰入り古道。もっと先に行きたい!
耶馬渓方面
2014年10月25日 14:00撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 14:00
耶馬渓方面
2014年10月25日 14:01撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 14:01
歩いてきた方向、第3ピークと奥は英彦山。
2014年10月25日 14:01撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
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10/25 14:01
歩いてきた方向、第3ピークと奥は英彦山。
英彦山アップ。そうだ、明日はあそこに行こう、とその時思った。
2014年10月25日 14:01撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 14:01
英彦山アップ。そうだ、明日はあそこに行こう、とその時思った。
帰路はまた同じ道を。第一ピークの大岩から猫の丸尾方面。
2014年10月25日 14:50撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 14:50
帰路はまた同じ道を。第一ピークの大岩から猫の丸尾方面。
帰りに英彦山大権現に寄りました。玉屋神社をきれいにしたようなところです。
2014年10月25日 16:09撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
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10/25 16:09
帰りに英彦山大権現に寄りました。玉屋神社をきれいにしたようなところです。
願いを込めて一発突きました。
2014年10月25日 16:23撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
10/25 16:23
願いを込めて一発突きました。
最近のマイブーム。「焼き米」という大分の保存食です。
すごく軽くてコンパクトで、お茶漬がうまい。
中華丼の具と混ぜて中華がゆにしたら最高でした。
2014年10月25日 21:08撮影 by  FinePix XP10, FUJIFILM
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10/25 21:08
最近のマイブーム。「焼き米」という大分の保存食です。
すごく軽くてコンパクトで、お茶漬がうまい。
中華丼の具と混ぜて中華がゆにしたら最高でした。

装備

備考 渡渉点があることは分かっていたのにスパッツを持っていかなかった。
裾を折り曲げてなるべく浅いところをおっかなびっくり渡ったが、
最初からびしょ濡れになるところだった。

感想

11月25・26日の二日間、英彦山系に行ってきました。

25日は岳滅鬼山。
二年前にとん挫した峰入り古道大縦走計画。その宿泊地とするはずだった一峰です。

峰入り古道には全く給水ポイントもなく、
重量物をしょって歩くのに危険なこともあるだろうことは想像できました。
当時は大南林道も最低鞍部への入り口まで車が進入出来たので、
前の週、そこに車を駐車して第二ピーク手前に水10リッターと純米大吟醸を1升、
おつまみなど含めて15kg程を埋めました。

結局悪天候のため実現できず、それを掘り出しにまた行きましたが
それ以来、岳滅鬼山に行かず、頂上を踏まないまま現在に至ってしまいました。
行こうと思えばいつでも行けたのに、大縦走計画を再始動するまで何となく取っておきたかったのかも知れません。

峰入り古道、裏英彦山道はどこを切り取っても山深い上に先達の息吹を感じる、
心にしみるいい道なんだけど、今回の山行ルートもまた雰囲気抜群でした。
岩場とかちょいと難しいところもあったけど、パカッと開けた岳滅鬼山山頂から見た見事な紅葉と尖った岳滅鬼岳、向こうに見える英彦山。
ああ、やっぱりここで一夜を明かしたい。
でも残念なことに、ここまで自力で縦走荷物を担ぎあげられる自信がない。
ガイドブックとかインターネットとか、情報源は色々あるけど、
行ってみないと本当のことは分からない。
あの計画を実行するのは、結構無茶だったかもしれないね。

紅葉については、英彦山系はくじゅうより標高はかなり低く、
岳滅鬼山頂=長者原 英彦山山頂=坊がつる
なので紅葉時期は今までくじゅうよりずっと遅いと思ってきました。
ただ今回の山行で分かったのは、くじゅうも英彦山も紅葉のシーズンは変わらないということです。
今までくじゅうが終わってそろそろ英彦山かなと思って失敗してたのはそういうわけだったのね。
多分、植生の違いでしょう。

本当は翌日、その辺の低山に行こうと思ってたけど、
岳滅鬼山頂から見る英彦山が魅力的で、英彦山朝駆けに変更しました。

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